My Cup Of Tea...POO

 

 

曖昧なニッポン人なお家芸 - 2003年04月30日(水)

「取次」って書いてあったら普通
「とりつぎ」って読むじゃないですか。

まあ、ちょっと頭使ってみても
「しゅじ」って読むくらいで止まるじゃないですか。

で、わたし、きっちり「とりつぎ」って読んだんですよ。
授業中。
「俚言集覧」っていう江戸時代の辞書の凡例を
音読せよ、と言われて。

ったらさあ、「とりつぎ」じゃないんですって。

「取次」って書いて
「しどろに」って読むんですって。

生命と書いて「いのち」と読み
真剣と書いて「マジ」と読む。

取次と書いて「しどろに」と読ませる。


さすが江戸だよね。
いのちやマジと気合いと年季が違うよね。
取次のくせして「しどろ」だからね。

ちなみに
「取次筋斗」と書くと、
さらにグレードアップ。

すなわち、
「しどろもどろ」とのたもうことよ。


取次筋斗でしどろもどろ。
取次筋斗でしどろもどろ。
取次筋斗で しどろもどろ。
とりつぎきんとで しどろもどろ。

・・・どのへんが?


唱えていると、
恰幅の良いスモウレスラーが
目の前を竹馬に乗って通り過ぎていく幻を覚えるんですが。



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ビデオ会報告2日間 - 2003年04月26日(土)

以前からのT出版社バイトのシフトがずれて、
急に予定が空いてしまった。

ので、
へびくん主催の「オールナイトで映画ビデオを見ましょう会」。
夜から参加するつもりだったのに、
ついつい最初から行ってしまった。

一応、
大学図書館に寄って、論文見てから行ったんだよ。

とか、
言い訳。

してみたところで。

映画のラインナップ見たら
言い訳しようがないような、
そんなある意味壮絶な会でした。

以下、放映ビデオ順。

1:「アタックナンバーハーフ」(タイ)
タイのオカマちゃん熱血バレーボール軍団奮闘記(実話)。


2:ドイツ製忍者映画
私がドイツで時価600円で買ってきた
「(うんちゃらかんちゃら)Ninja」という代物。すでに題名覚えちゃいない。
値段的に当然字幕なんて無く、ドイツ語オンリー。
「タナカ」「トーキョー」以外は
何言ってるのかやってるのかさっぱりわからなかったが、
とにかく若き忍者ディビットは、蛍光グリーンのズボンがお好み。


3:「星屑兄弟の伝説」(日本)
アイドルスターになりたかった男2人がお星様になってしまうコメディーミュージカル。
というより、タモリと森本レオとサンプラザ中野と新井素子と黒澤清その他もろもろがちょい役で出ており、
もう二度と作れないだろう筋は二の次映画。


4:「エレクトリックドラゴン80000V」(日本)
以前感想書いた気がするので省略。


5:「けものがれ、俺らの猿と」(日本)
原作の町田康は私のカリスマなので省略。


6:「プルガサリ」(北朝鮮)
北朝鮮の怪獣映画。オチがすごい。業が深い。哀愁の一人回転木馬式。
さすが幸せになれない国。


(このあたりで夜が開け、日曜日。2時間テレビタイム。私は爆睡)


7:「マタンゴ」(日本)
難破して辿り着いた孤島で、みんなあまねくキノコを食べたらキノコ人間。
原作の一人は一応、星新一。


8:「モンスターズインク」(アメリカ)
画面を時たま横切る名もない軟体動物系モンスターたちに
ときめく安らぎのひととき。


9:「ピンポン」(日本)
言わずとしれた最近のヒット映画。
高校生とは思えない、スキンヘッド・眉無し・虚無僧的風間先輩がヒット。
アンタがこの星の一等賞。


ラスト2本は社会復帰のための導入剤みたいなもんで、
みんなでへびくん家をよろよろ出たのが午後4時半。

・・・お疲れさまでした。




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ショート、ぱちん。 - 2003年04月23日(水)

さよならサンカクまたきて頭痛。




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謎の使用法。 - 2003年04月21日(月)

今日はバイト。
「き」行のアクセントを付けた。

「霧」
「桐」
「錐」
「切り」

のアクセントを調べたい人がいるのはまだ判るとして。

「清水の舞台」
「きゅうりもみ」
「棘皮動物」

ここらへんのアクセントを調べ、
あまつさえこっそり部屋で発音しなきゃいけないそこのアナタ、挙手!
50字以内で理由と使用例を述べなさい。

特に棘皮動物。
一度は発音してみたいが、
99%の人が一度も発音せずに一生を過ごすであろう棘皮動物。
しかも海産。



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オマエ、一晩の間に何があった? - 2003年04月20日(日)

そうだ。いっそ「夏目」にしようと思う。

ナツメ。

いいんじゃない?



のたうちまわって呪われそうな毛筆の
狂言台本の解読に一日を費やす。


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結局幸せ者でして - 2003年04月19日(土)

新しいパソコンを買ったのさ。

ノートなのさ。
ダイナブックちゃんなのさ。
白いの〜愛いの〜!

60GB、512のメモリーを手に入れた私は
さあこれからばんばん音声分析ソフトを使えるのです〜!
って意気込んだはいいが。

そんなことより新しいパソ子の名前をどうしようか
悩みに悩み中。

なんか白くって、見た瞬間「夏子」って感じなのですが、
「夏子」っていうと、
どっか北赤羽あたりのバーの店名にありそうじゃないですか。
もし夏子さんがアルコール依存症だとかだったら嫌だし。
タバコも吸いそうだし。
もうちょっとお金の掛からないネーミングにしようかと。
思ってはみるんだが、やっぱり「夏子」。
参ったなぁ「夏子」。



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またひとーつ・・・ - 2003年04月18日(金)

12時を回って誕生日に突入したとたん

みかんねーさんからバースデーメールが届いたよ。
あんた、今年も一番だったよ。
生き甲斐なんだね。
タイマーセットしてまで、毎年送ってくるんだね。
ほんとにありがとう。

鬼〜ッ!!


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思い当たってプチがっかり - 2003年04月17日(木)

今日から某出版社Sで
バイトを始めることになった。

現在編集中の国語辞典の見出し語に対して、
既存のアクセント辞典等を参照しながら、
ひたすらアクセントを付けていく作業。

アクセント論はそんなに得意な分野ではないんだけど、
かえって勉強になるし、いいかなぁと思って
引き受けたはいいが。

その辞書の全てのアクセントを
ぽつねーんと私一人で付けていくことになり、
戦う相手はおのれのドライアイ。
写経のような精神修行の世界。

しかし何より恐ろしいのは
だんだん作業に嵌っていくおのれの精神状態。
だんだんぼんやりしてきて
だんだん何となく楽しくなってきて
だんだん自動書記状態になってきて
だんだん魂宙に飛ばしてみたりして
アクセントでトランス。

・・・嫌だなぁ。まるでアクセントにうっとりアクセントないと3度の飯も上手く食べられませーん好きなのは特に九州のアクセント〜♪式オタクな人みたいじゃないかこれじゃ。

って、まるで自分がオタクじゃないみたいな言いッぷりですが。
院に行くやつなんて、多少なりともオタクなのでした。
そうなのでした。



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怒濤のごとく - 2003年04月16日(水)

てんやわんやの一日。

昨晩、父のいとこに当たるTおじさんが危篤だという連絡が突然入り、
あわてふためいた父が今朝、病院にすっ飛んでいった。

とにかく私は授業が2コマあるので大学に赴き、
2コマとも、
たいそうご立派な毛筆の変体仮名・くずし字オンパレードの
まるで暗号のような写本のコピーをテキストにいただき、
げっそりとして
「もういやだもういやなんだ」と呟きながら帰宅すると

三つ歳下の私のいとこに
無事に子どもが生まれたという連絡が入った。

そしてTおじさんは
父が病院に向かっている最中に亡くなっていた。

まさに「本日はお日柄も良くご愁傷様」。
伊丹監督もびっくりだ。
悲しんでいいのやら喜んでいいのやら、
よくわかんない。
でも、確実にその両方は自分の中で行なわれていて、
人間、器用に作られているんだなと実感。

さようなら。
こんにちわ。



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好き嫌いの問題以前にこれからどうするんですかアナタ。 - 2003年04月15日(火)

院の授業初日にして、
行く道ですごい看板を見た。

「居酒屋 虎居(トライ)」

私を応援してくれているに違いない。
虎居だよ虎居。猫科だよ猫科。
って陽気になって教室に行ったら
江戸時代の狂言台本の写本をぽーんと渡されて、
これからこれを読んでいくからとニコニコと先生はおっしゃられる。

・・・達筆すぎて読めません。

一瞬にして私の虎居への好感情は殺意へと降着。
虎居じゃないよ。
なんなんだよ。こーののたくり文字君め。

いかん。いかんいかん。
虎居だよ虎。
言い聞かせ家に帰って心頭滅却して30分、
真剣に見つめていた。
・・・ほとんど内容が読めなかった。
眼力の通じない猫科なんてキライ。




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教訓 - 2003年04月14日(月)

以前から時折胃の不調を訴えていた母が
人間ドックに行って
見事に引っかかって帰ってきた。

十二指腸潰瘍らしい。

よかった。十二指腸潰瘍ごときで。
手術をするか薬で治すか
これから精密検査らしいが、
でも後者の可能性の方が強いらしく、
とにかく一安心。

教訓。
空腹時に胃に激痛が走ることがあったら、
早めに医者に行こう。


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よめかしもしも - 2003年04月10日(木)

大学で健康診断。

血圧、
この上なく良好につき
今日の人生と私の心臓、桃色。

身長が0.3センチのびた。
まだまだ伸び盛り。
たれぱんだの横移動とどっちが早いか競争中。


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その後2次会は日本酒の店で胃壁荒痛 - 2003年04月08日(火)

専攻全体の新入生歓迎会が夜から。
60人だか80人だか集まって立食パーティー。

すごいものを見た。

すなわち教授連よっぱらって総オヤジ化。

各分野の第一人者であるはずの人々だけに、
授業とのギャップが激しく、愕然。

某A大御所教授が
某B大御所教授の背後に回り、
大きな銀のスプーンを二つ、彼の目に当てて

「ウルトラマーン!」

・・・ごめん。あなたが救ってくれるはずの惑星から私はランナウェイ。


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ひゃくまーんばりきーだ - 2003年04月04日(金)

今年度から指導教授になるT先生にご挨拶をする。

先生ってばやっぱり
鉄腕アトムのお茶の水博士そっくり。

これから2年以上この研究室に出入りするのかと思うと
ウキウキ。

いやまあ、方言研究が主題のしがない院生には
アトムは夢のまた夢だが。

でも私がアトムを教育できるってんなら
間違いなく彼は東北弁で世界を救うようになるだろう。

ああそれにしても先生ラヴリーもしゃもしゃ。
にこにこ。


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入学式in雨の中 - 2003年04月02日(水)

卒業式も雨だったが
院の入学式も雨なのだった。

懲りずに出てみた。
懲りればよかった。



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