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2004年11月29日(月) 謹厳...冬本番になる前に

忙しいのはいいことで
ありがたいことではあろうが
今週は
なにやら大変な週になりそうである.

いや,すでにそれは始まっている.

冬本番になる前に
からだを戻さないといけない.
きっと体力がもたないのではないかと
予想されてしまう...悲しいことに.

なので,これを機に
体力と筋力の復活と
蘇生の準備を始めようか.

己自信との闘い...再び!!
であるなぁ.

ストイックなトレーニングは,まさにそれである.


☆ 謹厳(きんげん) 軽はずみなところがなく、まじめでおごそかなこと.


2004年11月28日(日) 安安...ボクノキモチ,アナタノキモチ

押せば引く.
片方が押せば
片方は引く.
逆も然りだ.

人の感情とは
バランスという意味においては
何の意味すらもたないのかもしれない.

理論や科学的にいえば
このバランスは成立するだろうが
人の気持ちなんてものには
当てはまらない.

求め合い,想い合うことだけで
成立する不思議なものだ.

ボクノキモチ,アナタノキモチ


☆ 安安(やすやす) 平穏に,穏やかに


2004年11月27日(土) 二空...月はふたつになっただろう

今夜は特別にしてみようか.
そう思って
自分のトッテオキをいろいろ揃えてみる.

Maker’s Markの葉巻
お気に入りの珈琲豆
そして
今宵は満月.

珈琲を淹れるのにサイフォンは確かに美味しい.
が,しかし
ぼくはドリップした方が好きだ.

淹れ方にも特徴がある.
ゆっくり,ゆっくり
時間をかけて
粒になった豆に愛情を注ぐように
湯を中心にだけ
やさしく,やししく
おとしていく.

ここで大事なのは
一方的に,ただやさしくしないのである.
先入観なく,その一粒一粒に対して
粒子が出している音に耳を傾け
粒子の表情をやさしく見守るように視線をおくり
湯をおとしていく.

感覚を研ぎ澄まし
カンジルノダ.

仕上げをしたら(これは内緒!!)
ベランダで珈琲を飲む.

葉巻の香りと紫煙が
ゆるやかな風に流されていく.
天空には煌煌と青白い月が待っている.
珈琲の表面に映してみる.
が...
マグカップの中がざわめき,月が落ち着かない.

前腕筋に意識を集中する.

琥珀色の上に
まん丸い月が浮かんでいた.

隣にあなたがいたら
月はふたつになっただろう.


☆ 二空(にくう) 人間は諸要素が集合してできたものでそれ自体の本質は存在しないとする人空と,
この世の存在物すべてが因縁によって生じたものであり、不変的な実体ではないとする法空のこと.


2004年11月26日(金) 多生...ふと思ってしまう

縁があるのだろうか...
縁があるといい.

と,ふと思ってしまう.


☆ 多生(たしょう) 何度も生まれ変わること,六道を輪廻(りんね)して多くの生を経ること.


2004年11月25日(木) 烟草...至福の香り

昨夜は
とてもクールで
とてもドライで
でも
しっとり濡れたような雰囲気を持つ
友人と杯を交わした.
言葉は少なくとも
間が持つような感じだ.
そして
波長が似ている友人なので(...と勝手に思っている.)
流れる時間も心地よく
酒もうまい.

同じ煙草をふかす.
渋いね.(友人がね.)

宴の終わりがきて
終電に乗るのがいやで
タバコを買いにいきつけのタバコ屋にいった.
深夜でも買えるところがなんともいい.

ぼくがカウンター越しに顔をのぞかせるだけで
いつものやつを
いつもの数だけだしてくれる.

そんな煙草やさんだ.

言葉は要らない.
目でコンタクトをとり
会釈するだけでそれは成立する.

たばこに対する品質管理に
限りなく気をつかってくれるご主人は
いつも至福の香りを醸し出すイイモノを
ぼくにだしてくれる.

お客,みんなに出してくれる.
禁煙できないじゃん...

深夜にいろいろ話をしたなぁ.
仕事関係以外のひとたちと話をするのは
いいものである.

タイプが似ていて
タイプは違っても
友との会話は楽しいものである.

☆ 烟草(えんそう) たばこのこと.


2004年11月24日(水) 気宇...ないものねだりをするようなもの—-cry for the moon--

バランスのいい距離.
バランスのいい空間.
バランスのいい間.
バランスのいい場.

ちょっとした焦りや
スロットルの操作ミスで
なにもかも
壊れてしまう.

全身全霊で
修復しようにも
もう,すでにそれらは
手の届かないところにある.

それこそ
ないものねだりをするようなもの.

真実を伝えるのも
真実をみるのも
真実を手にするのも
とても難しいことだ.


あなたの書く言葉や文章が
ぼくはとても好きで
でも
いつも目にするのは入力されたテキストだ.

いつかみてみたいと思っていたもの.

きっと,それは
バランスのいい距離.
バランスのいい空間.
バランスのいい間.
バランスのいい場.

これらが存在するであろうあなたがあなたの手で書いた
筆の跡.

みえそうになって
霞んで
滲んで
消えてしまった...

テキストのように
その跡は簡単に戻せない.


☆ 気宇(きう) 偏(へん)と旁(つくり)の間の空間.
(一般に気宇を広めに執筆する者は心も懐も広く金運ありとされるらしい.)


2004年11月22日(月) 無題...2

いろいろトラブルがあったけれど,なんとか無事終了.
マシントラブルとか
機材トラブルとか
非常事態のときの
いろいろな解決策を導き出す勉強にもなった.

まぁ,なんとかなる.

ものだ.

さぁ,帰ってゆっくり眠ろうか...
と思うか否か!!

次なるものを仕上げるため
座っているのは
電車のシートではなく
デスクの椅子であった...

(T_T)

☆ 無題2(むだいそのにとかむだいぱーとつーとか) 題名をつけるほどのことのない日記の続きの意.


2004年11月21日(日) 無題...いい朝陽をみるために

編集で使用しているパソコンが調子悪い.
いうことをなかなかきいれくれない...
直感的にできないことでフラストレーションがたまっていく.

録画するデッキまで調子悪いときた.
使いたい機能がこわれていたようだ.
さっき,ほかのデッキに変えたらだいじょうぶであった.

!(^^)!

かなり時間を無駄にした.
おそらく今夜は一睡もできないだろうな.
しかし
いい朝陽をみるために
がんばろうっと.


ふと...
小笠原でみた光景を思い出した.
光の束が空から降りそそぐすばらしい光景だった.

時間をつくって
島とか
海とか
旅へ行きたいなぁ.


☆ 無題(むだい) 題名のない日記.しかし,無からすべてははじまるのかもしれない.


2004年11月08日(月) 二至...冷たい手と温かい手

ぼくがいた空間だけは
夏がいて
冬がいて...

暑くもなく
寒くもなく...

心地いい空間が
ただ
ただ...

そこにあって

冷たい手と
温かい手は

刹那
結ばれた.


☆ 二至(にし) 夏至と冬至のこと.


2004年11月03日(水) 春景...ミツバチが飛び条黒紋白蝶が舞い

やばい!
寝坊!!
駅までダッシュ!!!

...したら
オフであることに気づき
帰宅した.

苦笑.

そのぼけた
キマリの悪い
ダッシュの途中
ミツバチと顔面衝突.
痛っ!!
ぼくは大丈夫だ.
ミツバチは大丈夫か?
が...
刺されなくてよかったとひと安心.

今朝は春先の景色.
ミツバチが飛び
条黒紋白蝶が舞い
日差しが心地いい.

暖かい冬になるのだろうか.


☆ 春景(しゅんけい) 春のけしき,はるげしき.


2004年11月02日(火) 迷霧...確かで不確かなこと

夏以来,久し振りに
ベランダで一服する.
深夜...かなり深い深夜.
でも,ベランダでなければならないのだ.

とても深い霧に街は包まれている.
街灯やネオンがぼんやりとわかるくらいの視界.

視界はわるい.
でも
気分はいい.
いい感じだ.

朝になれば
霧は晴れ
いい天気になるだろう.

そんな
確かで不確かなことを考えながら
煙をはきだす.
霧なのか煙なのか...わからない.

ふたつが同化して,緩やかな風に乗って消えていった.
朝が来る.


☆ 迷霧(めいむ) 方角がわからないほどの深い霧,心の迷いを深い霧にたとえた語.


2004年11月01日(月) 花蜜...命が朽ち果てても

ミツバチが部屋に入ってきた.
こんな時期に飛んでいるのか.

部屋の中を飛び回っていても
花がないから
蜜もない.

ゆっくり外へ導いてやる.

あとでちょっと後悔...
部屋の中のほうが暖かだったろうか.

でも
彼が生きるのは
大自然の中なのだ.

その命が朽ち果てても
遺伝子に記された
今日の記憶は
子孫に受け継がれていくだろう.

迷い込んだ人間の部屋には
花はなく
蜜もないと.

散らかった部屋.
掃除をしておけばよかった.


☆ 花蜜(かみつ) 花の蜜腺(みつせん)から分泌する甘い液汁.



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