The reverse side of a flier
Yu



 持病判明

これも書いていなかったので、書いておきます。

第二子出産後、数ヶ月したところで、髪の毛がたくさん抜ける、
ドキドキする、夜寝付けないという症状がありました。

このような症状は今までにも経験したことはありましたが、
少しひどい感じでした。(このときは脈が140程度)
ひどい状態はひと月も続かず徐々に収まりましたが、
これをきっかけに、私の脈が常に110以上ある(洞性頻脈)ことを
身内が知って心配し、いろいろ調べた結果、一つの病名がうかび、
人間ドッグの際、その検査をオプションで入れてもらって、
まさに予想通りの病気であることが判明いたしました。

この病気は女性に多く、妊娠中は改善し、産後悪化するものです。
たまたま、悪化したときに初めて症状が出て気づきましたが、
ピーク時以外は症状がなく、気にも留めていませんでした。

普通の人は脈が110−120あるとしんどいらしいですね。
でも、私、もう少なくとも20年以上、ずっとその状態なので
なんともなかったんです。
(というか、今まで私の検診をしてきた医師はどうして
 誰一人として疑わなかったんだろう?)


しょうがないので治療を始めましたが、
薬さえ飲めば正常値に押さえられるけど、
非常に頑固でなおる気配が全くありません。
というか、だんだん薬が減っていって維持量になるはずなのに
まったく減らせません。
なおる可能性の高い人の3条件に一つも当てはまらないので、
なおらないんだろうなーと思っています。

なお、私の病気の発症時期ですが、以前のサンプルがある訳でも
ないので、不明のままです。

私のように重い状態では妊娠に耐えきれないので(流産してしまうはず)
発症は第二子出産後ではないか、というのが医師の意見ですが、
医師自身も、疑問点として、私の骨密度が低いことをあげています。
通常、発症してすぐに下がるものではなく、年月を経て起きる
可能性のある症状だからです。

私としては、骨密度が通常の約半分とかなり低いですし、
中学ー高校時代の脈拍が110−120程度と記録にあることから
ずっと以前の発症じゃないかなあ、と疑っています。

妊娠初期の脈拍が120−140と異常に早かったことも、中期に入る前には
落ち着いて、私の記憶では最低値の80-90程度まで下がっていたことも
妊娠前から病気と考えておかしくないと思います。

以前から生理が重く、ものすごい生理不順だったこと、
悪阻がものすごく重かったこと、これらも、機構は不明だけど
この病気では割と良くあることと教科書にあったので
関係あるかもしれません。

そういえば、一人目の難産の後遺症で寝たきり生活を余儀なくされましたが
これも、骨密度の異常低下と関係があったのかもしれない、と思ったりします。
第一子はあやうく流産しかけましたが、あれも関係あったりして。


それでは、治療をはじめて正常値に落としてなにか変わったか、というと
特になんにも感じないんですよね…脈は普通の人のように下がりましたが
下がって苦しいとも楽だとも感じません。

緊張したときに手が震えるのは少し落ち着いた様ですが関係あるか不明。
生理周期はずいぶん真っ当になりました。ほぼ5週目に来るようになり、
予想が立てられるとなんて楽なんだろう、と思っています。
軽くもなりましたが、元々出産のあと楽になることが多いらしいので
因果関係は不明です。

あと、体重は増えちゃいました。私は治療のせいと思ってるけど、
でも、授乳中は減って卒乳すると増えるものなので、治療のせいだけでは
ないかもしれません。

高血圧とかもそうだろうけど、将来の為に、症状がないまま
病院に通い続け、薬を飲み続けるのって、どうにも
モチベーションが保ちにくいなあ、と思いつつ
気長にいこうと思っています。


2010年05月25日(火)



 帝王切開

すっかりご無沙汰しています。

そういえば、帝王切開の話、書いていませんでしたね。
一応、書いておこうと思います。

ええと、結論から行くと、

手術は辛くていたくて苦しくて気持ち悪かったです。
術後はやっぱり痛かったですが薬が効いたので助かりました。
ずっと一緒に過ごせたのは良かったです。

ちなみに、麻酔の注射やら硬膜外麻酔を入れるやらは
ぜーんぜん痛くなかったです。
局所麻酔して背中の皮膚を生検用にとられたことがあるのですが、
そのときの麻酔の方が全然痛かった。

けど、麻酔をうまく効かせるのは結構難しいみたいで、
半分はすごく良く効いて、半分は効きが悪く
追加するうちに胸の方に少し来たのか息苦しくて。
吐き気もするし、体が引っ張られるためか、ぐらぐらして
嵐の中、船に乗っている感じかなあ、平衡感覚もなくて
空気も少ないかんじ。

でも、生まれたばかりの子を肩のところに持ってきてくれて
子どもに触れている間は、ぜーんぶ吹っ飛びました。

そのあと、子どもだけ先に夫のところへ行き、一人で残った
そのあとは、ものすごく辛かったです。
もう限界!って思った頃にやっと終わりました。

手術中、赤ちゃんとの対面後、眠らせてくれる病院もあるそうです。
対面後から終了までが相当きつかったので、眠れたら楽だと思う。

というか、夫手術立ち会い可の病院で、夫が枕元でベビー抱いて
いてくれたら、多分、全然耐えられると思う。
立ち会いできない病院で、残念だったなあ…


術後は麻酔が効いているのに、腰が痛くていたくて、でも、いくら
さすってもたたいても全く感じなくて、ただ耐えるだけなのが
つらかったです。また、頭痛防止のために、頭を下げていなきゃならず
それも以外と辛かった。
麻酔が効いて、ハムみたいな自分の足を触るのが妙な感じでした。


せっかく残してくれた硬膜外麻酔は、どうも半身を麻痺させるだけで
痛みの除去には役に立っていないといわれ、さっさと抜かれてしまいました。
(これが痛かったーーー叫びました)

この後やっと麻酔が切れて足を動かせるようになったので、
起き上がってみましたが、ちょっと痛いけど何とかなりました。
そのまま歩いてトイレに行き、赤ちゃんの世話も全部自分でするように
なったのですが、傷の痛み自身(咳をしたときや動いたときに感じる)は
ぎゃ!って感じで、確かに痛いんだけど、ただの痛みで、全然耐えられます。

たぶんほんとに辛いのは、子宮収縮だと思う。これに傷の痛みが加わると
もう、冷や汗もので、全身硬直状態で声もでない感じです。
二人目は一人目より後産が痛いというけど、切れてる分、さらに痛みが
増えるんだと思う。幸い痛み止めが効いたので助かりましたが、
あの、痛み止めの切れた時の恐怖はすごかったです。

でも、3日もすると、薬がなくても大丈夫になるし、傷は5日目には
つながったし、(テープでとめただけだったので抜糸もなかった)
1週間して退院するころには、すっかり元気になっていました。

陣痛は、一晩たったら、激痛だけどもう一回味わってみたいと思ったけど、
さすがに、もう一回あれをやりたいとは思えないです。
でも、あれがやだから子供はいらない、との気持ちが持続したのも
最初の一週間くらいで、その期間が過ぎたら、しかたないか〜 位の
気持ちになりました。


ところで、傷の痛み自体は半年ほどは継続したけど、今は触っても
痛くないです。見た目もすごくきれいになったので、もったいなくて
もう一度したくないなあ、と思ってしまうくらいです。
(もう一度したらこんなにきれいになるとは思えない)

ただ、、、未だにひどい咳が続いて腹筋が痛むとき、おなかの中に
筋のようにすごく痛む場所を感じます。
開腹してるので、間違いなく癒着しているだろうし、何らかの不調が
でるかもしれないなあ、とは思っています。

そういえば、術前は水が飲めないのでのどが乾きましたし、
なかなかまともな食事が食べられなくておなかがすきました。
でも、がっつくとおなかが痛くなって怖かったので仕方ないですね。

痛みを逃す呼吸法は、術中、術後、案外役に立ちました。
でも、一番大切なのは、体力だと思いました。



2010年05月24日(月)
ご感想をひとことお願いします
お名前: 一言(改行不可):

初日 目次 最新
Link: [Mini Sewing(別館)]   [メールフォーム]  

MAIL

My追加