SprengerDiary

2005年02月24日(木) お休み

▼先日、イレギュラーの休みが出来たので、家で曝睡。夕方に目覚め、コロ助の散歩へ。いつもと時間帯が違うので、他の飼い主さんたちも初対面。コロ助は同種のメスを珍しそうに眺めてる。
▼虹パパから電話。世間話がてら、晩御飯もまだだったので新宿で落ち合うことに。ALTA横で待ち合わせて、MYCITYレストラン街の「九龍點心」へ。小説の話題やら近況やらネタやら色々と話し、いつものように「売れたら食わせてね!!」とかなり本気で伝えておく。
▼23時近くに分かれ、帰り道に会社へ立ち寄る。虹パパに渡すデータを最高圧縮かけ、サーバーにUP。うは、容量たんね。ってなわけで新たに2G分のサーバーゲット。ついでにドメインも所得しようと色々試すが、どれもこれも取られている。既存用語.comで取っておけば後でウハウハ出来るかも知れないという魂胆があるわけだけど、どうもみなさん考える事は同じのようで。泣く泣く仏教三大経典の一つで手を打つ。がんばれ仏教、高値で.comドメイン買ってね。
▼設置までいましばらくかかるようで、って書いてる途中に設置・ドメイン所得完了のメールが来た。ここ、対応早いなぁ・・・うは、回線はおも・・・失敗?
▼2Gもあるのでどうしようかしらと考える。とりあえずは映像でも作っておいとこうかと思ったり。
▼結局休みの日を有効活用したかと言われれば、18時以降だけの気が。いつも休みと言っても体力を回復させるためだけに使ってたし、今度からは何かしよう。
▼その前に、家にPCはやく来ないかな。



2005年02月23日(水) 1日のすけじゅーる(忙しくないとき編)

▼05:00起床。一日の始まりに目にするものは犬の尻。顔洗って着替え。最近は服の袖に手を通すときに肩がツル。右肩を抑えに行った左肩も返り討ちに。朝食は食べない。犬に餌をあげ、戸締り。エレベーター前でタクシー呼ぶ。ちょうど正面玄関に出る頃に来ているので、乗り込んで会社へ。
▼06:00出社。近くの自販機でミルクティー購入。夜担当から引継ぎ事項を聞いてメールチェック。仕事がある時はとっとと終わらせる。TCにログイン。いそいそと国家司令部に行き、支持票とは名ばかりのネタの得点を見る。国家司令部前に立ちすくみながら、今日のネタを考える。多分、仕事以上にがんばってる。9時過ぎまでかかってもいいネタが思い浮かばない時は、素直に諦める。今日はだめっぽ。
▼09:00仕事再開。制作のメールやらファックスやらをチェック。これが12:00くらいまで続く。12:00になると一段落付くのでお昼ご飯。山ちゃんに作ってもらうか出前のどちらか。
▼13:00ダレる。ネットゲーム尽くし。TC→信長→RGとはしご。TCに人がいるときは戦争参加。そうでない時は携帯と子機を手に仮眠室へ。寝るか本読むか。文庫本だと二冊ぐらいはいける。思い立ったように企画書作ったりHP作ったりもここで。
▼17:00復活。メールチェックをしながらTCログイン。この時間帯は少数戦が起こってる頃なので、いそいそと出撃。ニ・三戦で落ちるつもりが人数で負けてるとずるずる続行。21:00位になったりも。
▼18:00退社。引継ぎ事項や確認事項を話し合うのもここ。スムーズに帰れればらっきい。外に出てタクシーゲット。近所のスーパーで降り、夕飯のお買い物。
▼19:00帰宅。お米といでからコロ助の散歩へ。道すがら他の飼い主さんと世間話。30〜60分間の唯一の運動。
▼20:00晩御飯。JSPORTSをつけながら晩御飯の準備。面倒だとやっぱり出前。ゆっくり食べるので一時間くらい。
▼21:00風呂。コロ助を洗ってからゆっくりと湯船へ。やっぱり一時間くらい。
▼22:00サッカータイム。JSPORTS尽くし。やってない時や再放送の時は別のチャンネルにするかDVD見るか。コロ助が暴れる時間なので、部屋でボールを投げつづける。
▼01:30就寝。リビングでうたた寝開始。本格的に眠くなって来たらベッドへ。最近はコロ助が先に寝ている。携帯を枕もとに、おやすみなさい。
▼こうして振り返ると、かなりダメ人間ですな@@;。



2005年02月17日(木) 毎度おなじみ風邪っぴき

▼変な病気が移ったかと心配しましたが、どうやらただの風邪。最近は身体が弱くなった。歳かしら。
▼夜のTCが気になる今日この頃。いいかげん家にPC置かないと不便でしょうがない。買い物もネットでしか出来ない状況だから、やっぱり家に合った方が便利だ。うん、買おう。
▼職場の山ちゃんに見積もりを立ててもらったPCの詳細を確認。鼻血出そうなほど高い。曰く「信長さくさくマシーンにするならこのぐらいは必要だ」との事。昔は一年や二年じゃPCの世代交代はなかったのに、今じゃ半年経てば値段激減。中途半端に高スペックに手を出すと、なんか損した気分。その前に信長さくさくした所でヒノキしか拾ってない気も。
▼上原がサインし、来期も日本でプレイすることが決定。井川はどうした?ってなわけで「IRON NERVES」へ行ってみる。まだ決着がついてない模様。いつのまにかK29.netじゃなくなってるし・・・。メジャーに行って頑張るのは早いうちのほうがいいと思うけれど、個人的には阪神にいてくれた方が。サッカーは日本の見ないけど、野球は阪神戦しか見てないし。っていうか、アメリカじゃコナンやってないし、日本にいたほうがいいと思う。そりゃ、ラジコンヘリ飛ばすならアメリカのほうがいいだろうけど。
▼ネットゲームの企画を再び考え始める。知人にコンセプトとシステムとターゲットを語り、意見を請う。「卑怯」と一言。ある意味勝利。心配な点はユーザー間の争いを喚起させるシステムだと、リアルで何かあるかもしれないということ。でも、ほら、企画書と仕様書を売り払って、責任は逃れてロイヤリティだけ貰う手もあるし。それも「卑怯」との事。そうなんだけど、実際問題として企画から運営までなんて夢ですから。
▼FOXチャンネルを見ていると、「ミレニアム〜シーズン供繊廝庁孱庁贈錬悗里知らせ。あぁもう、なんでこんなもん売るかな。ミレニアムの事はXファイルのふざけた回を見て全て忘れると決めたのに。おまけにamazonで調べてみると、サードシーズンDVDBOXの予約までしてるし。ええい、ぽちっ。しめて¥42,336-なり。押しちゃったもんはしょうがない、うん、しょうがない。本当に危険なのはここから。海外ドラマのDVDBOXは到底打ち勝つことの出来ない魅惑を醸し出す危険な存在なので、余計なページをクリックすると日々の生活に危険が及ぶ。ERなんで選んじゃったら最後、9シーズンの予約まで始めちゃってるし。っていうか押しちゃった。
▼Ctrl+Alt+Delete連打でなんとか誘惑から逃れる。おかげで日記書き直し。



2005年02月15日(火) 中国事情

▼帰り道、ペットショップに預けておいたコロ助を迎えに。なんか妙にハイテンションで興奮剤でも打たれたのかと心配に。四日ほど帰っていなかったらポスト一杯。宅配ボックスには何やら荷物有り。開けてみますとそこにはリボンのついた可愛い袋が。チョコゲット。それも二人から!!
▼まあ、姪っ子(二名)からなんだけど、この年でチョコもらう機会なんざありゃしません。ありがとう。コロ助にも一個あげる。血糖値上がった模様。
▼コロ助を風呂に入れ、ピザ注文。寂しい夕食を取りながら、J−SPORTSでサッカーを見るいつもの日課。欧州サッカーばっかり見ていると、日本代表の試合が歯がゆくてたまらない。パサーが前線にボールを渡す際、パスルートが無いと前線が動くのを待つか後ろに回すかのどちらか。パサーはなんで自分で動かないのだろう。自分が動いてパスルートを作り出せとテレビ見ながら喚く今日この頃。
DEP、終わってたん・・・?。なんかちょっと寂しい気が。確かDEPルームに置いてあった飲み物を飲んだら賞味期限半年以上過ぎてて腹壊した記憶が。そういえばインターネットに始めて触れたのもここだった。もう12年も前の事なのね。ジャパニーズガイとジャパニーズゲイを読み間違えて「日本人だ〜」とチャットしたら「I am naked. I want to do both beds with you.」と告られた。ちなみに彼は日系三世。あれは未成年には衝撃だったw。日本のサイトだと、セガのサイトだけ覚えてる。でっかいソニックのロゴだったなぁ。
▼中国事情で変わった点は、オリンピックに向けてやばいもんが姿を消し始めた所。海賊版DVDなんかも検挙されたらしくて、お店では売ってない。ケンタッキーの隣りで露天販売してたくらい。後は、タクシーがちゃんとメーターを倒すようになった。それでも中国って凄いなぁと思うのは、日本のテレビ番組を完全に網羅してる辺り。詳しくは追求しなかったけど、ネットで全番組を保存しDL出来る所がある模様。おかげで暇つぶしにはなりましたが。
▼中国人は冷たいものが苦手。あんなにキワドイもんばっかり食べてるくせに、お腹が弱いとのたまった。飲み物に氷が入る事は滅多に無いし、なんでも温める。アポロチョコ溶かしたような飲み物は流石に胃にキタ。おかげでまだ調子が悪い。そういえば、香港で椰子の実を温めて、ストローぶっさして売ってたのも胃にキタ。タチが悪いのはほのかにしょっぱい点。ぼかぁ固定概念が味覚に直結してるので、甘いもんがしょっぱいとか、しょっぱいもんが甘いとか、そういったものはまず受けつけない。あとは量。安いのはいいんだけど、チャーシュー(150円)頼んだらフライドチキン10本分以上のかたまりで出てきたりする。一人じゃ無理。
▼交通事情もまた凄い。反対車線走るし180kmとか出すしクラクション鳴らしっぱなしも当たり前。歩行者がそれに輪をかけて凄いからなんとも。人多いからなぁ・・・。土砂崩れなんかでも、新聞じゃあ「50人死亡」とか当たり前のように書くし。日本じゃ一度に50人死んだら大騒ぎなわけで。
▼まあ、可愛い子多いから中国大好きなんだけど。
▼日課のネットゲームは三つに絞込み。「タクティカルコマンダー」「ライアットガンナーズ」「信長の野望Online」。そういえば、中国の長者番付トップに「ラグナロクオンライン」の中国代理販売の元締めがのったらしい。中国人曰く「中国はすぐコピー作りますから、ゲームとかネットのじゃ無いとダメです。毎月お金払うのじゃ無いと儲かりません(注:RO中国は時間制課金)」。でも、オリンピックに向けて著作権法云々が色々変わってくると思うので、コピー天国中国では商売にならないと思ってたソフト面の商売も、熱を帯びてくるんじゃないかと思ったり。とりあえず「今からソフト面の販売権所得しとけば、後で財産になるかもよ」と余計な事を言ってきた。
▼羨ましい点も一つ。中国ではメイドさんが多い。仕送りもらってる学生の分際で、住み込みのメイドさんを雇ってたり。三年位前からブームだったはず。エロゲーだね。「日本円で毎月10万位で愛人囲えますよ」との甘い誘惑に少しばかり心が揺らいだのは秘密。で、調べてみたらちょっと都市部離れれば10万円あれば3人くらい囲えたり。うは。でも、しない。僕いい子。金で愛を買うなんて・・・・・・ケースバイケース?@@;



2005年02月14日(月) 次回ACT15日明方以降@@;

▼中国のホテルは壁が薄くていかん。特に旧正月は満室で危険がいっぱい。扉をドンドン叩かれた時は公安に踏み込まれるかと思った。気づいたら北朝鮮に行ってたりして。
▼向こうに飛んだ11日は旧正月での1/3にあたる事から、食事するとこもほとんど閉まってたり。おまけに日本人スタッフもほとんど帰国しちゃってるから、遊びにも行けない。通訳に晩御飯どうしようと聞くと、目をキラキラさせて「中国人、みんなケンタッキー好きです」・・・ケンタかい・・・。みぞれ交じりの中、通訳と共にケンタへ。ハンバーガー30個とチキン60本とジュース30個。しめて500元ちょっと。高い外食系でさえ日本円で総額6000円なのだから、こっちに長期出張してればお金は貯まるなぁとか思ったり。
▼特に普段と変わりない出張を終え、13日に帰国。機内映画は行き帰り併せて「笑いの大学」「TAXINY」の日本を鑑賞。正確には三谷映画じゃ無いんだけど、やっぱり三谷脚本は映画より舞台向きだと思う。舞台では難しい奥行きとか広い空間が映画では出せるけど、どの三谷作品見てもそこらへんは機能してない。というか、使ってない。そういうのも併せて「舞台でいいじゃん」とか思ってしまう。映画の方が不特定多数に楽しんでもらえるから映画にする意味はあるんだけど、舞台独特の一体感とか空気とかを犠牲にするのもなんだかなぁと思うわけで。んで、「TAXINY」はいつも通り。特に感想も無いいつも通りのTAXI。
▼会社に戻ってメール確認してから、ここ数日のライブドア関連の情報を見ようとネット俳諧。CXとの提携が実現したとしても、なんかうまい連携を模索してる間に横槍が入って終わりそうな気もする。毘沙門のHPを見ると、OLに就任したとの事。清さに疑いが残る一票、ありがとうございます@@。中位の頃、OL本戦佳境の時に投票終了数時間前に上位に逃げた記憶が蘇る。あの時も出馬取りやめ期間逃して本戦に突入したのだから、懲りてないと言えば懲りてない。でも今回、ちょっと嬉しかったのがあの公約で票を入れてもらえたこと。楽しさを犠牲にした勝利よりも楽しければOKって感じがした。個人的には戦争やってて楽しいと思えるのは大きく二つあって、辛勝、惜敗の時。負け方の方では素晴らしい連携なんか見せつつ切迫した状況維持して、惜しくも後一歩足りずに首都で「よし、もう一回!」といった時なんか燃える。声に出してそれを言わない人でも、そんな時は、再び戦場に向かう足取りなんかで「みんなも燃えてるな」とか感じるし。「やってらんねー」とか思うときは、思った行動の一割も動けずにいいように負けたときだけだし。後はさらだこEMPバルに開幕早々エネ抜かれて、終わりまでぼうっとTKされずに残ってるときとかw。まあ、それは別の意味で燃えるけど。
▼まぁ、OLなんて雰囲気作りの一端を担う為だけのもんだし、なるべくACTする程度に考えるようにします。



2005年02月08日(火) 小説の書き方 --

▼昔の社員の小説がamazonランキング上位に居座ってるのを見て、ぶっちゃけなんとも説明できない複雑な心境の今日この頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか。ちなみに「使用人兼役員」「賞与」で検索をかけてきた方、基本的にボーナスもらえません。役員報酬のみです。気をつけてください。
▼さて、新たなネットゲームに手をつけました。「ライアット・ガンナーズ」という過疎ゲームなんだけど、ネットゲーしてる気がまったくしません。、ネットという媒体を加味したシステム作った感じではなく、ネット対戦も出来るよって感じの特色の無いゲームです。課金しちゃったけど。
▼人間ダメになるのは早いもので、給料いいと「小説書いて金稼ぐど!」とかまったく思わないのであります。つうか、金稼ぎたいなら小説なんて書かないほうがいいのだけれど・・・。ううん、本当はめんどいだけかも。でもそこはそれ、お金とは別のところで魅力もあるし捨てきれないものなので、地道に頑張らねばとか、かなり緩い決意を再び心に灯すのでありました。というわけで、メモを兼ねた小説作法のお勉強開始。
▼なぜ書くのか。小説を書きたいという衝動は千差万別で、伝えたい「お話」「主張」「思想」がある場合や、自己顕示の方法として小説を選んだ場合など様々。衝動は薄らいで来たにも関わらず、意地で書くという人も。全ての「書きたい人」の立ち位置にたって考える事は不可能なので、ここでは漠然とした「書きたい」の所から考えることにする。
《機櫚機奸攣駑曾犬瓠秉藉>】
インスピレーションで書き始める場合でも、それは無意識の中で資料集めを含めた工程をすでに終えているからこそ。ここでの資料集めとは「何を書くのか」に通じる情報・資料の収集となる。資料の種類は様々で、既存の小説を読むこともそれにあたるし、ニュースを見ることもそう。インスピレーションを刺激する情報を溜め込む段階を言う。おぼろげでも書きたいものが分かっている場合でも必須となる。歴史小説を書きたいとすれば歴史に関する資料を読み漁るのもいいのだが、早々にインスピレーションを刺激されたとしてもそこで情報収集を止めずに、ある一定の量まで収集を続けること。織田信長の生涯に興味が湧いたとしても、そこに焦点を当てた収集に移行することなく、広範囲での収集を続ける。資料集め初期の段階は溜め込むだけ溜め込む段階なので、広く浅くをモットーに表面をなぞるような資料・情報の蓄え方が理想となる。言ってしまえば初期は一般知識の蓄えであって、小説のためだけに適応されるものではない。ここで重要なのは「視野を広げる」ということ。一つの資料・情報から生み出されたインスピレーションは書き出す起爆剤としては凄いものがあるが、大抵すぐに減速し続かない。小説という長距離走に挑むからにはある程度万全の体制を整える必要があり、その為の溜め込みと錯覚する場合もあるが、本当に大事なのはそこじゃない。良質のインスピレーションは複数の情報が複合して生まれたもので、一つの情報に感化されたインスピレーションは裏づけの無い思いつきでしかないということ。
《機櫚供奸攣駑曾犬瓠稈羇>】
中期では溜め込んだ情報をよく味わう段階となる。蓄えた情報を頭の中で転がして、空想夢想する段階。人ごみの中でにんまり笑うようになれば超一流。膨らますだけ膨らましてメモなど取らず、頭の中で転がしつづける。この時ストーリーや全体の世界観などが出来上がる事が多いわけだが、実際は使いものにならない。ここで思いついた全体像は余りにも脆弱で書き出す段階には達していない。良質の文章は書き足しでは無くて削り取った後に残ったものと言われているし、実際そうだと思う。なのでここでは膨らんだ頭の中の世界を壊す事になる。思いついたアイデアやお話、世界観を自分で否定する。揚げ足を取るかの用に否定して否定し続ける。生産性の悪い作業のようだが、これは客観的にみる為に必要な事なので、オーバーな位に否定しつづける。そして、どんなに否定しても粗があっても「それでも好き」と言えるものが必ずあるので、そこに到達するまで耐え抜く。生き残ったたった一つの「それでも好き」は「テーマ」として置くことが出来る。これが「書きたいもの」だ。もちろん、これが読者の「読みたいもの」であるとは限らないし、他人から見ればさほど価値の無いものである事が多い。あくまでも自分が、時間・労力・愛情を注いでもいいと思えるものを探し出すのがこの中期の段階である事を忘れてはいけない。
《機櫚掘奸攣駑曾犬瓠禪經>】
散々溜め込んだ資料・情報をもとにたった一つの「テーマ」だけを残し、後期に入る。後期はテーマを理解する段階。情報を主観で温めた結果孵化したのがこの「テーマ」だが、このテーマは本来どういったものなのかを理解する必要がある。多種多様な資料・情報を無作為に食べた結果に生まれたテーマを、逆の手順で消化することで理解するのがいい。「テーマ」の分解作業だ。ここでお勧めするのが「マインド・マップ」という方法。単純にテーマを構築する要素を選ぶのではなく、枝分かれ式にテーマを構築している要素を構築している要素、といった感じに一つのテーマを複数・段階的に描く事が出来るのでかなりお勧め。従来「ブレーン・ストーミング」と言う方法が盛んに取り沙汰され、実際に使用したりもした。ブレーン・ストーミングはテーマから発想・連想できるものを列挙して行く方法で、ある意味ではテーマの分解・理解作業とも言える。ただ、テーマと列挙したものとの関わりあい方が不明瞭であり、余りにも際限が無いためお勧めできない。その性格上、資料集め初期《機櫚機佞任盪箸┐襪茲Δ妨えるが、小説ではお勧めできない。確かにテーマ候補が色々浮かぶのだが、「苦楽を共にしてもいいテーマ」では無いので、実際は失敗に終わる事の方が多い。話を「マインド・マップ」に戻したい所だが、説明するのはかなりの時間を有するので、リンク先か「人生に奇跡を起こすノート術(マインド・マップ放射思考)/きこ書房/トニー・ブザン」を読んで欲しい。タイトルだけ見ると何か如何わしい自己啓発にも見えるが、そこは疑い深い僕が吟味した後なのである程度信用して欲しい。まあ、同じ効果が得られればどんな方法でもいいのだけれど、この「マインド・マップ」はこの後の段階でも利用できるので覚えておいても損は無いと思う。
▼というわけで、ここまでが「テーマ=書きたいもの」を決めるまでの段階。以後の予定としては「構成」「キャラクター」「盗み方」とやって行きたいと思ったり。実は一番最初にあげた彼のベストセラーとなっている本の原稿を昔読ませてもらい、その際に彼がどういった作品が好きでどんなのを書きたいか根掘り葉掘り聞いたので、当の本人は無意識でも、検証すれば思考・発想・連想パターンが分かるので、実際を踏まえて考えることが出来る。ただ、成功するにはそれだけではなく、絶対的に努力が必要なのも感じた。発刊本は手元にある彼の初稿とは明らかに違い、描写力・語彙・文章に磨きがかかっている。自分が読んで面白いと思えるものを作品として素直に提示できるのは昔からのスタイルだけど、それが独り善がりにならず技術も兼ね備えているあたり素直に平伏。だから、今度おごってねw


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