| 2004年07月29日(木) |
その時代に存在しているという事は。 |
中島らも追悼。
特にファンだという訳ではなかったのですが、私らの世代だったら一回は目を通しているライターだと思います。 私も例外ではありません。 だからショックだというよりも、いかりや長介のときも思ったのですが、こうして、リアルタイムで全盛だった人、大御所になるのを見て来た人が、こうして去って行くのを見る時期になって来たのだな、と思うのは、不謹慎かもしれませんが、不思議な感慨を連れてきます。 山田風太郎も、司馬遼太郎も、山本夏彦も、物心ついたときから大御所で、見送らなければならないのが当り前でしたが、こうした、まだ若いといっていい人たちも、歳をとる。
その時代に存在しているという事は。その時代に大なり、小なり、名を残した人の行く末を見るということです。死に様を見せられるということです。そしてメディアに一度、名を通したからには、彼らは死に様まで見世物になることを覚悟しなければならない。
私が子供の頃、若造だった人たちが、何時の間にか大家になっている。 そして歳をとったり、予期せぬ自体で、いなくなっていく。 ああ、今、ここに時代があるのだな、と判る年になってきました。
初めて読んだ中島らもは『こらっ』でした。中学生でした。丁度、本棚の整理をして出てきて、何となく読み返していた矢先のの訃報でした。
| 2004年07月28日(水) |
とても深い溝がある。 |
せりりんと外出中に、彼女に断ってハガレン8巻の為に本屋に寄る。 店頭でせりりんに「みゆきんが好きって言ってた花●藤●の新刊が出てるよ〜」と呼ばれる。 「…や…日記にその作家はダメだったって書いたんだけど…」 「そうなん? でもヤクザって一時期言ってなかった?」 今でも言ってます。 「あー、日記で書いてた本はまた別の作家…」 所詮、エセが好きです。 リアルな描写はダメです(苦笑)。基本的に怖がりなので、私が読めるのは、エセヤクザであり、エセハードボイルであり、エセ黒社会です。 匂わせるくらいで丁度いいらしい。 ハードボイルド好きの隣人が、ハードボイルドの主人公は最後にズタボロになってゴミのように死ななければならない。ときっぱり言っているのを聞いて、私にはついていけない世界だと思いました。 所詮、形式美が好きなだけなのです。
「私が日記で当たりだ〜、と叫んでた話は、いい具合のエセでね〜、最初に主人公の受を囲ってるヤクザがいるんだけど、このヤクザが、過去に受を手に入れる為に、受の家族を皆殺しにする訳だ」 「ハードやん…」 「だからエセなんだって。このヤクザがまたいい感じにイッちゃってて電波入ったいい男で、受はヤクザを憎んでて、何度も逃げたりするんだけど、これをまたえげつない方法で連れ戻すの。受は憎んでる男から逃げられないからちょっとアル中も入ってていい感じで」 「ハードなんやけど」 「これがエセなのよ。んで攻の方の主人公は、キャリアの警察で、そのヤクザに復讐しないかって受に近付くのさ。最後にヤクザは受の裏切りにあって、進退窮まって受の目の前で自殺したりして」 「…粗筋だけ聞けばすごいハードなんやけど」 これが全然、ハードじゃない。 早い話、私のツボどころだけを押えていたような話で、この本は未だに持ってます(笑)。 ようするに私は、こういうブラックなものだったらとことん、イロモノが好きらしい、と悟りました。
ちなみにこの内容で誰の本か判った人は凄い(笑)。
お互いの日程があううちに、と思ってせりりんをご招待。 お互いの都合と、体調と、修羅場前(笑)という現実を踏まえたら、7月後半になってしまいました。 うちは夏は暑くて冬は寒いので、なるべく、真夏と真冬に友達は呼ばないのですが(苦笑)。 平日に私が暇なうちに〜、とだだを捏ねました。灼熱の我が家に来てくれてありがとう(苦笑)。
せりりんはまあ、ハガレンには興味がないのですが、 まあ、漫画として普通に面白い、と説明しつつ、いかに素晴らしい少年で主人公であるか熱弁をふるったら、せりのが一言。「みゆきんの褒め言葉が全部、攻への褒め言葉に聞える…」 「………」 エドは受だよー。受なんだよう。 この、一筋縄では行かない、したたかで、けわしくて、激しい少年が受だから萌えるんじゃないかー! といかにエドが素晴らしい受であるか、急遽、隣人から原作を借りて押し付けたのですが。 「エドがいかに素晴らしい受か判った?」
「エドが素晴らしい攻であるか、よく判った」
…無念。
そしてマスタングが受である、という事に関しては意見が一致した。 それでも私はロイエド…。
| 2004年07月24日(土) |
時には社会的な事も考えてみる。 |
電車に乗ったときの車掌が女性だったり、乗った市バスの運転手が女性だったり、もう女性のタクシードライバーなど珍しくもない昨今ですね。それでも女性の車掌はスカートだね、という事を隣人と話していたんですが。 隣人はJRは制服として、女性の正装、フォーマルとしてスカートとしているんじゃないかと言っていたのですが、女性のフォーマルはスカートだとしても、やっぱり圧倒的に機能的ではないんですね。 退職した職場では、スカートとキュロットと選ぶことが出来たんですが、結構、動くことが多いので、迷わずにキュロットにしてました。 フォーマルに対する概念や、ジェンダーなどの繊細な考えは抜きにして、運転手、というのは能動的な職場なのだから、ユニフォームと割り切って機能的にすればいいのにね、と、言い合っていました。まあ、色々と考えはあるのでしょうが。 看護婦という言葉がなくなって、看護士のユニフォームから大体、スカートが消えていると思うんですが、(やっぱり比べ物にならないくらい、機能的になったそうです)看護士さんたちは颯爽としてカッコいいです。 女性の車掌が登場したときも、これから女の子でも、当り前の選択として、将来の夢に運転手やパイロットが加わるんだろうなあ、と思っていたんですが、看護士さんの颯爽とした姿に、「カッコいいから」看護士を目指す、少年少女が現れるんだろうなあ、とも思いました。それを考えると世代によってやっぱり少しずつ、職業の概念や印象というのは変わっていっているのだろうな、と思います。 いいことですね。
こういうことを考えること自体がもう歳なのかもしれませんが…(苦笑)。
| 2004年07月22日(木) |
毎日こんなに暑いのに。 |
そして私は病んでいるのにどうして痩せないんだろう…。 食ってるからか。そうなのか。 一人暮らしをするようになってから、何があっても食うようになりました。でなければ持ちません。いろいろと。 しかし、こんだけ具合が悪いのに、なんてしつこいんだ贅肉め。
ところでどうやら8月から学生になりそうです。私。 ダメモトで申し込んだ職業訓練に受かっちまいまして。 相当の倍率だから、一回で当たると思わないほうがいいと言われていたのですが、あっけないくらい、あっさりと通りました。…こんなんなのか? それともラッキーだったのか?。 有り難いっちゃ、これですぐに失業手当も支給されることですし、有り難いのですが、結局、私のパラダイス(予定)だった無職ライフは、殆ど持病に食い潰された形で終ったのかと思うとかなり複雑なんですが。 …ひとつき近く寝込むだけで終ったような。 自業自得だとは思いたくない…、思いたくなーいー(泣)。 (だって朝起きたら、発作を起してたんだよう! 不摂生じゃないんだよう!) まあ、私は怠けていてはいけない人間なんでしょう。そう思おう。…うん。
今更ですが、平日に家にいるというのは変な感じです。 平日の昼間というのは、ひどく異空間じみている気がします。 何だか別世界ですね。きらきらと明るいのに、後ろめたいようなうす暗さがあります。 だから勤めているときは、お使いで外出するのが好きでした。 自転車でちょっと近所を走るだけでも就業中というだけで、一歩先の外が別次元のように違う世界になります。お使いという大義名分があっても、電車でごとごとと揺られているのが後ろめたいような気がする。 ちゃんと会社や学校に許可をとった休みや、病気というような止むに止まれないような事情であっても、平日に休むというのは何だか後ろめたい。 それは恐らく、平日というのは働く日だからでしょうね。その日常の義務から意識が離れる時間が訪れると、気持ちが落ち着かなくなるのかも知れません。 事情があって、私は人より少しばかり社会に出たのが早くて、しかも仕事と仕事の切れ目がいつもないに等しいくらい短かったんですね。いつも週末に辞めて、次の週にはもう勤め始めている、という事を繰り返していたので、実に、月単位で休職したのは今回が初めてです。だから余計にそう思うのかも知れません。 買い物の為に外を出ていても、帰省のために電車に乗っていても、そわそわと落ち着かない。
ようするに、そういう薄暗い後ろめたさを含めて、私は平日の昼間が好きなのです。
| 2004年07月20日(火) |
やっぱ時間がずれていく。 |
週末、実家で過ごして大分、元気になりました。 やっぱり実家に慣れると楽です。ぐずぐず過ごしてしまいました。 もう、絶対に時間の流れが世間様と違っている。我が家自体が。 (現在、実家自体が盆のようにのんびりしてるんですよ)。 けれどぼーっともしていられないので 「来週また、帰るわー」 と親に言いつつ下宿に戻る準備をしていたら「どうしてまた戻って来るん?」と心底、不思議そうに親に聞かれました。 …そりゃ通院しているからです。
娘が週一で通院していて、投薬していて、週一で点滴を打っていることを、いまいち、正確に理解していない両親ですが、それでも家族仲は相当にいい方です。これでも。
| 2004年07月14日(水) |
なんだか微笑ましい。 |
子供の頃から病気馴れしているので、私は非常に脱ぎっぷりがいいです。 学校や、会社の定期検診でも驚かれます。 医者も男だろうが女だろうが年寄りだろうが若かろうが、もうまったく気になりません。
夜中に担ぎ込まれたので、その時の格好がパジャマにしているTシャツとスカートで、まあ、ノーブラだったんですが、夜中の急患なんてこんなものです。 診て貰った先生とは別に、診察室にはどうやら、その先生の後輩かな、という感じの研修医らしき人がいまして。教えている方も、絶対にオーベンじゃなかろう、本人自体が研修医だろう、という若さの男性だったのですが、まあ発作の患者が担ぎ込まれたときの応急処置とか投薬とか色々指導している様子で、教えられている方は、先生の背後に立っている訳です。 で、胸の音聞かせてくださいねー、と言われたので、がばっと景気良くTシャツをたくし上げたのですが、その時の視線というのは、診察している先生を見てるのもどうよ、と思うので、自然にその肩越しに視線が泳ぐわけです。いつもはその辺には看護士がいるのですが、その時には研修医が突っ立っておりまして。 そしてさりげなく視線を逸らされました。 内科医だったら、姉ちゃんの乳なんぞ見慣れていると思うのですが、やっぱり普通の若い女性は、医者ともいえど、若い男性二人に囲まれたらやっぱり拒否反応があるものなのだろうかと、その時になって思い至りました。 いろいろ苦労してるんだろうなあ。
無事、保険証も作れました。病院にも行けました。 けれどまだ日記を書いているのはハローワークのせいです。 説明会が終ったらまた実家です。通院があるので。 結局、入院にはなりませんでした。入院になると持続的な投薬になるので、それだと身体に負担がかかりすぎるんだそうな。まあ、おいおい様子を見ていきましょう、と私的には一番、避けたかった事態になりました(苦笑)。
ちなみに病院は、とりあえず自分の足で実家に帰れるうちに帰ろう。とかなりぎりぎりの根性を出して自力で帰った後、力尽きたのか、実家に着くなり夜中の急患扱いで病院に担ぎ込まれました(苦笑)。 救急車じゃないです。父親が見かねて。
かなり穏やかな物腰の医者だったのですが、やんわりと現在の病状と、投薬状況と、発作頻度を尋ねられて、きちんとしましょうねー、と笑顔でさらりと「これで二人ばかり亡くされてますし」。 「……」 何だかすごくさらりと言われたのでうっかり聞き流しそうになりましたが、今のは脅しですか。脅したんですか。私は脅されたんですか。先生。と詰め寄りそうになりました。
真夜中だったので、発作の私を病院に連れて行くと、短くて二時間は待たされると思い込んでいる父親は誰もいないのをいい事に、待合室で大の字になって寝てしまったので、その間は父親に無理矢理連れてこられた姉が付き添ってくれたのですが、暗い待合室で待たせているのが不憫なので、検査や点滴待ちの間は姉と一緒に待合室に座っていたのですが、そこに一人、謎のにーちゃんがいまして。 病人なのか、怪我人なのか、誰かの付き添いなのかまったく判らない。病院のものらしい掛け布団を被って待合室の椅子で豪快に寝ているわけです。うちの父親もその状態なので、付き添いなのかなあ、と姉と話していたら、看護士に呼ばれて病室の中に入っていく。それも起されても、結構、元気に飛び起きる。はいはい、と元気に呼ばれて行って、次に診察室から出てきたときには点滴を下げていました。 姉「患者やってんやー…」 柳「しかもあのにーちゃん、多分、入院すんで」 姉「なんで判るん」 柳「点滴したまま動けてるから。日単位の長時間で点滴するとき、動いても大丈夫 なようにプラスチックの結構、長くて太い針にすんねん。普通の点滴針やったら動くと折れるから」 姉「………」
彼はそのまま元気よく点滴を下げたまま外に出て行きました。(駐車場で電話してました。←帰りに見かけた)。 色んな病人がいるなあ。
| 2004年07月09日(金) |
まだ帰ってません……。 |
事情があってまだ帰ってません……。 書類なんて嫌いだー。提出期限なんか嫌いだー。役所なんて大嫌いだーーーー。
と、いうわけでふらふらしながらまだ下宿先です。
体調が悪いから、日がな一日、うとうとしてたり、ぼーっとしてたりしています。 夜のほうが症状がひどいので、すっかり昼夜逆転しています。 んで、ぼーっとしていのですが、今日の昼間、突如としてまるで何かのスイッチが入ったかのように咳が止まらなくなりまして。 ひっきりなしに、結構、激しい咳が止まらないので、余りの酷さに一瞬、救急車まで思いつめたのですが、医者が言っていた事を思い出して、おおぶりのマグカップでお茶を3杯、ゆっくり立て続けで飲んだ後、また時間を掛けて、約、1リットル以上のお茶を飲んだら、何とか収まりました。 …脱水してたみたいです…。 水分、偉大なり。 寝るのってすごい汗をかくんですね。 目が覚めたら何か飲むようにしてたんですが、あっちゅうまに汗になっていたみたいです。 そーいやトイレにもあまり行ってなかったような…。 夏は恐ろしいなーーー…。 健康な方も水分はマメに取ってたほうがいいです。なまじ、部屋にいるから失念してたんですが。私は。
| 2004年07月07日(水) |
明日、目が覚めたら丈夫になっていないだろうか……。 |
またしても日記が途切れていたのは怠惰すぎる日常生活に溺れていた訳ではなく、本当になく、例によって例の如く、体を壊していました。 暇になって身体が安心したのか、気が抜けたのか、ちょっと厄介な持病の発作になりまして。 おかげで貴重な有給を、ほぼ、使い果たしてしまいました。 何が辛いって、今は保険が切れているんですな。病院に行くにも、保険の手続きをしてからになるんで、手続きをするのは体調がままならず、悪循環でかなり辛い状況です。 何とか、薬で騙し、騙ししていますが、体調が持ちそうにないので、とっとと手続きをして病院に行こうと思っています。 悪くすれば、というか多分、十中八区、入院になる可能性が高いので、またぼちぼち音信不通になると……(汗)。つか、入院慣れしている自分がかなり嫌です……。 どっちかってーと私が入院したいんですよ。それくらい、嫌な持続性のある発作になっていて、だらだら通院するよりさくっと治したい。 実家に連絡を入れたら、私の虚弱に慣れ切っているので、貧乏人は病気したらあかんのや、と散々に罵られました。 うちは家系的に丈夫なので、病人に対してかなりシビアです(笑)。 入院費どうすっかなー。(ああこれで、遊びに行く予定が全てパー)。
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