イタロ日記

2014年12月31日(水) 長かった!!!

さて2014年も残りわずかとなりました。

特に書く事ないんだけど、1年の締めくくりの日記が抗がん剤の話のままじゃなあ…と思うんで、とりあえず更新〜

とにかく今年は「長かった!!!」
いろんなことがありすぎて。

今年もある程度やりたいことは実現できた。
15年ぶりにトルコ旅行できたし!
トルコ文化センターのコンテストにも3位入賞できたし!
(ほんとは1位になりたかったわけだが力及ばず…)

だが、母親のガン発覚で生活にかなりの影響が出てしまった。
もし今後、介護が必要となると本当に生活が一変してしまう。
まあそれはそれ、また状況を見て判断するとしよう。。。

しかし色々調べて脳みそフル回転したのでほとほと疲れた。
この9連休がなんとありがたいことか!!!
なんにもせずに家でゴロゴロできるのってこんなに良いことだったのかと思うよ〜

あと良いのか悪いのかわからんが。。。
「身内の看護・介護が大変!」ってすごーく世間一般に受け入れられやすい話題だということがわかった。

私は独身で子育てしてないから、社会の中で正直引け目というか、自分が溶け込めない話題も多い。
世間一般の未婚男女はそこを「甥っ子・姪っ子」の話題で対応するわけだが(←不快に思う人いたらすいません)、私は一人っ子なんでそれもできない。

でもガンや、特に介護問題については、本当にその問題を抱えてる人が多い。
茶化すわけじゃないんだけど、中高年では一番ホットな話題(笑)なんじゃないか?

「共通の問題を抱えている」ってテリトリーの中に受け入れてもらいやすいことなんだって思ってしまった。
なんかそういうのあったよね、何かのグループに入るためにわざわざ病気を装うとかそういうの。

問題はこれだけ「共通の問題」になってるにも関わらず、社会システムが上手く機能してない、今後の対応にも手つかずのままってことなんだが。



最初に「書く事無い」って言った割には長文になってしまった。

最後に、来年の抱負というかやってみたい事:
・トルコ語で日常会話ができるようになる
・七宝焼始めてみようかな?(タイルと組み合わせたい)
・「母親かかりっきり」にはならない!

最後、ヒドいね(笑)
でも本音。まず自分が潰れない!これ重要〜



2014年12月30日(火) 抗がん剤・ロンサーフ



妙にほのぼのしたパンフの表紙


母親が新しい抗がん剤を飲み始めた。
大鵬薬品から出ている『ロンサーフ』という薬。
上の写真の通り、パンフレットの表紙は妙にのほほんとしている。
(錠剤の写真撮り忘れてたので、あとで載せます)

ちなみに母親の原発部位(最初にガンが発見されたところ)は大腸で、当初の進行度はステージ3bって言われてたんだけど…

3bというのは「ガンができた臓器以外に、リンパ節4個以上に転移してる」状態。
その後ステージいくつって聞いてないんだが、肝臓への転移が見つかったのでステージ4なんじゃないのかね?
ってもう私もアバウトになってきてるんだが。

まあ何しろ母親は78歳だし、ガン以外でも急に死んだっておかしくない年である。
前回飲んでたTS-1という抗がん剤が合わなかった段階で、もう治療止めてもいいんじゃない?とも考えた。

だがこのロンサーフという薬、今春認可されたばかりで、しかも他の抗がん剤を試した後の最終手段としてしか出されない薬なんである。
言わばレアキャラみたいなものなんで
「じゃーせっかくだから飲んでみれば、お母さん」
と勧めてみてしまった。

やっぱり鼻先のニンジンじゃないけど、他に方法がありますよと言われると試してみたくなるもんなのである。

最初は母親の意見を重視してあげようと思っていたが、何しろコロコロ言う事が変わるのでアテにならない。とってもわかりやす〜く、THE年寄りな訳だが。

「病院、遠いから行くのいやだわあ〜」
とブツブツ言ってたかと思えば
「昨日転んだのっ!!」
「貧血なのっ!!入院したいのっ!!!」
「一昨日、足がむくんじゃったのっ」

いやだからどうぞ、自分でタクシー呼んで病院行ってくれないか。
通販に電話して掃除機買うんじゃなくて。
すたすた歩いてしまむら行って、着もしないダウンジャケット買うんじゃなくて。

症状が落ち着くと今度はやっぱり「遠い」と言い出す。
イタロ「じゃあ抗がん剤止めるなら、近所の病院でいいよ」
母親「別にそういうわけじゃないよ。遠いって言ってるだけだよ」

薬打ち切るのは打ち切るので不安らしい。

そりゃガンなんて大病だから、不安なのはわかるけど、じゃあもっとマジメに病気と向き合おうって姿勢見せてもらいたいんだが。

この人(母親)自分の判断で人生歩んだ事1回も無いんだもんなあ〜

でもそういうの、私はちっとも「かわいそう」とは思わないよ、お母さん。



2014年12月20日(土) 神保町オイスターバー



生牡蠣3種×2ピース盛り合わせ♪


普段あんまり行くことのない神保町でお食事してきた。

気心知れたkさんと2人。
いつもメールとかしてるから、お互いの近況は大体わかってるわけだが、話題を気にせずおしゃべりできる人がいるっていいよねえ。
kさんといると3〜4時間はあっと言う間だ。

今日行ったのは「オイスターバー&ワイン BELON」ってとこ。
『ブロン』と聞くと風邪薬かい?って感じだが。
落ち着いた店で、カウンター席でも割とゆったりできる。

座席が6〜8時までしか空いてなかったので、近くのベルギービールバーに移動。
後から検索したら「ブラッセルズ」ってとこみたい。
立ち飲みカウンター以外には、椅子のあるテーブルは1つしか無かったけど、ここもまた雰囲気良し。

『アベイ デ ロック スペシャル ノエル』ってのの大瓶を注文。2人で分けてグラス2杯ずつくらい。


バニラのスパイス入ってるらしい。美味しい〜


しかしこういう時間って大事だわー

母親のグチも言いまくりでストレス解消!
身内に病人いると、自分の生活がそればっかりになりがち。

いろいろあってもやっぱり私は「自分の生活」を大事にしたい。
非情だろうがなんだろうが、母親だってまだ判断力は残ってるんだから。
少しは自分の人生に対する責任、自分でとった方がいいと思うのだ、あのヒトも。
「え〜、おくすりい?また飲むのお?」じゃなくて。

それにしても神保町いいところだなあ。
大人がまったりできる小さな店がいっぱいありそうだ。

次はうどん食べにこようっと。



2014年12月07日(日) 第9回 私のトルココンテスト

いろいろ大変だった今夏ですが。

その間にも創作活動だけはやっておりました。

昨年に引き続き、トルコ文化センター主催「第9回 私のトルココンテスト」の美術作品部門に出品。
その結果は…

★☆ 3位! ☆★

去年より1コ下がった。。。
昨年2位だったから、すごく1位取りたかったんだけど。。。
まあ実力不足だから仕方ない。

実は当初4位だったのが、3位の方が辞退したらしく。
それ聞いてよけい凹んでいたのだが、文化センターのサイトみたらうれしくなった。



文化センターのサイトトップから見ると…





作品の写真付きで紹介されてる♥


☆印で隠してあるところはワタシの名前です(笑)
別に隠す意味ないんだけど、実際に文化センターのサイト(←クリックしてね)を見てもらう方がいいかと思って。

しかし画像が荒い〜
なんというか撮影がおおらかというか。

改めて自分で撮った画像あげてみる。
こっちも上手く撮影できてるわけじゃないが。


タイトルは「Leyla ile Mecnun」(40×40cm)


作品タイトルの「Leyla ile Mecnun(レイラ イレ マジュヌン)」というのは、トルコ含め中東に伝わる悲恋の物語。
名門の子弟が集まる学校で、学友の美女レイラに一目惚れしたカイス。
あまりにも激しい恋心のため狂ってしまたカイスはマジュヌン(魔人ジンに取り憑かれた人)と呼ばれるようになり荒野を彷徨うようになる…

悲恋と書いたが、2人は死によって結ばれるようなものなので、実らなかった恋というわけではないのかも。

特に理由があってこの話をテーマに選んだわけでもないのだが、印象的なストーリーだし、中東らしい物語なような気がした。
以前よりは少しだけトルコに関する知識も増えたから、漠然としたイメージではなく具体的なものを取り上げたかったということもある。

でも物語を知らない人が今回の作品見ても「これがトルコとどんな関係が?」と思われてしまったかもなあ〜

美術作品の上位は油絵作品だったのだが。。。
1点だけ「え〜っ」と思ったことが。
それは作品のサイズ!(出品された方々には何の責任もありません)。

「当初40cm×45cmを超えないものとする」って規定があったのね。
油絵作品、どれもかなりサイズ大きそうなのよ〜ん!
実は私、今回の作品制作時に、上記サイズより大きくデザインしてしまったことに気づき、リサイズしたのだーーー!!!

いや、トルコの人ってそういうのこだわらないって分かってたけどさ。。。
結構サイズ調整に手間かかったのよね(泣)

次回からは、もう少し大きいサイズまでOKとか、持ち込む場合はサイズ応相談とか明記してもらいたいわ〜。。。


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