きっと どこかで
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2003年12月30日(火) サンタさんのプレゼント

先日、子供達に、クリスマスプレゼントを渡した。(クリスマスイブの日に)

今年は、ゲームセットを買ったのだが、私達親は、次の日は仕事で昼間家にいなくて子供達で、ゲームの最初のセッティングをしたりするのに不安があった。

そこで、イブの夜に、「サンタさんからもらってきた」と言って、このプレゼントを渡したのだが、子供達は、その後も、「自分のところにはサンタさんは来ていない」と言っているらしいことを聞いた。

そのプレゼントは、私(お母さん)が、サンタさんから、もらってきたもので、自分達へのものではないと思っているらしい。

近くに住む私の親には、「オレ達、いい子じゃないのかな、だからサンタさん来ないのかな」とか言っているらしい。

私の親には、「ちゃんと、枕元に置いてあげなかったお前が悪い」と言われるし・・。

 クリスマス 〇〇家(私の妹の家)には サンタ来る

という俳句を作って書いてあるのを発見!まだ、自分のところには来ていないと思っているらしい・・。

色々考えたけど、結局、枕元に、お菓子を置いて、「サンタさんからのプレゼント」というのをすることに。また、去年と同じ27日の夜になってしまった。

まだサンタの存在を信じている子供達を相手にクリスマスプレゼントをするのは、頭を使うなあ・・。


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26日書きこみ分ちょっと修正追加しました。


2003年12月29日(月) 「世界に一つだけの花」の歌詞に思う

先日の書きこみの続きになるんだけど。

先日は、共感できない部分がある、というところを書いた。でも、全体的には、この曲、メロディーも歌詞も好き。

この曲では、「花」というものは、人間が生きている状態を表しているんではないか。そう考えれば、いいのではないかという気がしてきた。

 それなのに僕ら人間は
 どうしてこうも比べたがる?
 一人一人違うのにその中で
 一番になりたがる


おそらく、このあたりの歌詞に共感を覚える人が多いんだろうと思う。

一番になりたがる人が多いの?そう、若い人達は夢を持って、上を目指す事を考えればいいと思う。

でも、先日も書いたけど、私くらいの年齢になると・・。

自分自身の程度というのが自分で分かってくるから、半分あきらめも出て来たり・・、でも、ここまででもがんばってきた自分を自分なりに、それなりに、「私って、結構やるじゃん」とか思ったりもして。

花屋の店先に並んでいるのは、選ばれた花。それだけで素晴らしい・・。

生まれてきたというのは、それだけである意味すごいことなのかもしれない。私の母の時代も、産む事・産まない事を選べた時代。私は、選ばれて産まれてきた、と言えるのかもしれない。(どんな子か、というのまでは、選べないのは、母の時代も私の時代も一緒だけれどね。)

私の場合は、子供を選んで産んだというより、なかなか出来なかったので、待ち望んで産んだ、と言えるだろう・・・。


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2003年12月26日(金) 「世界に一つだけの花」のヒットに思う

今年、一番売れたシングルCD、SMAPの「世界に一つだけの花」だそうだ。作詞・作曲は、私も好きなマッキーこと「槙原敬之」さん。この方の詩にはいつも、うんうんそうだよね、と私も共感できるところがある。曲もアップテンポで、聴いていて楽しい感じの曲が多いと思う。

この「世界に一つだけの花」発売してしばらくしてから、我が子の通う小学校でも歌っていたそうだし、育児関連で参加しているMLでも話題になっていた。

でも、この曲は私の場合は素直に共感できない部分がある。

 ナンバーワンにならなくてもいい
 元々特別なオンリーワン


ナンバーワンなんて言っているものは、全て、「その世界のみのナンバーワン」でしかない。

 がんばって咲いた花はどれもきれいだからしかたないね

子供に歌わせるにはいいかもしれない。将来がんばってきれいな花(それぞれのオンリーワンの)を咲かせようね、というには。

でも私くらいの年になってくると・・?

私は花が咲くようなことを何かしただろうか?これから先も何か出来るだろうか?という思いにさせられてしまう。

平凡な人生を送っている人の中で咲かせることの出来る花って何だろう・・?

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ここまで書いて、私をよく知っている人なら、私は平凡な人間なんかじゃない、って思うでしょう。ハイ、いろいろ変わったことをしでかしている人間なんで・・。

何かやった後でいつも、「控えめにしておけばよかったなあ」と思ってしまう。

平凡、というのは実は私の願望でもあるのだが・・。

平凡な人生というのが、一番いいんじゃないか、という気がする。


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2003年12月24日(水) クリスマスのプレゼント

子供が2歳くらいになってからだろうか、毎年、枕元にクリスマスのプレゼントを置いている。子供は、サンタクロースからのプレゼントだと信じているようだ。

我が家には、サンタクロースについて書いてある絵本が何冊かある。サンタクロースの住む村があるとか、よい子のところにプレゼントを持ってくるのだとか。

だから、我が家の子供達などは、「よい子のところにプレゼント」という文章を読んでいると、「えーっ!よい子にしてなくちゃサンタさん来ないんだ」というような顔をしている。一人は、自分はもらえるかどうか、ドキドキしながらクリスマスを迎えているようである。

我が家に来るサンタクロースは、我が家の子供達は、サンタクロースにとっては、愛すべき子供達なのであるから、よい子であるかどうかはあまり関係ない。よい大人になってくれますように、との願いも込めて、毎年枕元にプレゼントを置く。

それが、去年は、買うのも、枕もとに置くのも遅れてしまって、27日になってしまった。それを、今年、子供に言われてしまった。「去年、サンタさん、うち、来るの遅かったんだよね。27日だったんだよね、でもちゃんとプレゼント枕元に置いてくれたけどね。もう今年は来ないんじゃないかと思っちゃったよ。」

ああ、ゴメンゴメン。毎年クリスマスプレゼントは、私と旦那で、どちらかが買う事になっているんだけど、去年はその打ち合わせもなかなか出来なかったんだよね。

それで、実は今年も買ってなかったクリスマスプレゼント、仕事の合間の外出時間にちょっと寄り道をして買ってきた。買いながら、旦那とダブっていないか、電話で確認したが、買っていなかったようだったので、それをクリスマスプレゼントにすることにした。

今年は、今までよりはちょっと奮発してゲームセット。もうこのくらいのものは使いこなせるようになっている年だから。ただ、今晩枕元に置いて明日二人でセットして遊ばせるには不安があった。

そこで、「今年はお母さん、サンタさんからプレゼント預かってきたから、一緒に開けよう」と言って、一緒にゲームのセットの仕方、遊び方をやってみせた。子供にもやらせてみた。

うん、これなら、明日私や旦那がいなくても二人で遊べるだろう。

子供達も気に入ってくれたみたいだし、よかったデス。


2003年12月23日(火) 検診結果

先日受けた生活習慣病予防検診の結果通知が来た。ちょっと風邪気味、食事制限続行中で体調がなんとなく悪いなあと思いながら受けたので、何か出るんじゃないかと思っていたら・・やっぱり・・というよりちょっと意外なところが悪いという結果がきていた。

結果は、まず、標準体重オーバー、BMIも標準値を上回っているということで、「肥満」。まあ、これは、前から言われていたんだけど、これにもう一つ。
「脂肪肝」これにはビックリ。あわてて家に帰って「家庭の医学」の脂肪肝のところを読む。

私の場合の原因は、肥満、ストレス、薬の長期服用か。それと、食事制限をしていたのはいいが、かんじんのたんぱく質が足りていなかったため、かえって、栄養を身体や肝臓にためこんでしまったらしい。これから必要なことは、今以上の積極的な運動習慣、高たんぱく質の食事(脂質・糖質は控えて)アルコールは、できればやめたほうがいいようだ。肝臓の働きが悪くなっているのでアルコールの代謝が悪くなっていることも考えられるから・・。

私の親に話したら、あんた栄養士でしょ、と言われてしまった。いや、前の職場にもいたんだよね、その方は痛風だったんだけど。あと糖尿病の方もいたなあ。二人とも、調理師さん方には、栄養士のくせに、って言われていたっけなあー。

いや、栄養士だって、その手の病気にはなるんだよねー。いや以外とストレス多いから、なりやすいかもしれない。食事のバランスが原因と言われているものも、一番の原因は、ストレスからくるものだから。

うちの旦那に話したら、お前はストレス感じやすい性格だからなあと言われてしまった。私は人の話を、真面目に聞いてなるべく実行しようとするタイプ、もっとうまく聞き流すことを、普通の人はやっているらしい。

ハイハイと言っておきながら聞き流すのだそうだ・・・。ウーン、私には難しいよなあ・・。根が正直な人間なもんで。それがいいと言ってくれる人もいるんだけどね。


2003年12月10日(水) キス好き

今日は、先週日曜出勤の代休をとった。夕飯を家族で(と言っても旦那は帰りが遅いのでいないが)一緒にとった。今日は、近くの私の親の家で、妹家族も一緒だった。私にとっては久々にみんなと一緒にとる食事。そこで聞いた話。

我が子の一人が、いろんな人にキスをしているのだそうだ。もちろん、妹の子供(男)も、被害者(?)である。担任の先生(男)にも、キスをしているらしい。連絡帳にも、書かれていたことがあったし、妹の子供の話によると、我が子の手に「やたらとキスをしないこと」と書かれていたそう。(もちろん、口と口のキスだって。)

そうなのよねー。この子は昔からキス好きだったんだよねー。私にも、子供の方からキスしてきて、びっくりしたことがあったっけ。小さい子でキス好きというのはかわいらしいもんだけど、どうしたんだろう、また、最近キスをするようになったのかな?

我が家はそんなにキスするような家じゃないんだけどなあー。こういう我が子の行動を見ると、私と旦那はよっぽどキスばっかりしていると思われるかしらん。(まあ、一応夫婦だから、ある程度のことはしてるけどね、想像にお任せいたします。)

この子は人懐こいところがあるので、この子なりの愛情表現の一つかもしれないけどね。でも、ある程度大きくなったら、そういうキスは、愛し合ってる男と女がするもんなんだよって教えた方がいいかな。(もちろん、お互い合意の上ってこともね。)


2003年12月09日(火) 検診を受けた

今日、生活習慣病予防検診を受けてきた。風邪も完全に治っていない状態、食事制限(体重減らすため)も続けている状態であった。体調はよくない。

でも、職場へは、この日に受診すると話してあったので、よっぽどの理由がないと変更は出来ない。今年は、40歳になる節目検診の年でもあるので、いつもよりも受診項目も多い。

行ってすぐ、血圧を測る。上が90くらい。今日は朝ご飯も食べずに来たせいもあるかな。(検診時の注意事項の一つ)採血、胃の検診があるため。

「気分悪くないですか?」血圧を測ってすぐ看護師さんに聞かれた。その時はそうは思わなかったけど・・。

胃の検診の時に途中で気分が悪くなった。いつも、最初の粉薬を飲むところでてこずるのが、今日は調子よくいき、あとバリウムもほとんど飲む事が出来たのに・・。おそらく、ほとんど飲んでしまったため、身体の血液がそちら(胃の方)へ行き、その他の部分の血圧が下がったんだろう。

検査の途中で気分が悪くなり、中断してもらった。看護師さんは「立ちくらみでしょう」と言われた。しばらく、その場にしゃがんでいたら、落ち着いたので、検査を再開してもらった。でも、私の体調の悪いのを考慮してか、いつもはもっと長く検査するところを、今日は短時間で終えたような気がした。

検査が終わったところでもう一度血圧を測ってもらった。上が103になっていた。このくらいあれば、いつもくらいだ。

今回の検診結果は、おそらくよくないのでは・・・?


2003年12月08日(月) 自分を好きになろう

先日の話の続きになるが、他人を思いやることのできる人間になるためには、まず、自分を好きでなくてはならないそうだ。自分を好きでいられる人間に育つためには、人から愛された(と思う)経験が必要だと思う。

親が子供のために厳しいしつけを行う。親は子供のことを思ってやっていても、それが、「この親は自分につらい思いばかりさせる」としか思えなければ、親がやっている本当の気持ちを知らずに大きくなっていく。そして、親を恨むようになるかもしれない。

だから、厳しいしつけを行う必要がある子供でも(ほんとにそんなに厳しいしつけが必要なのかと思う私だが)、親の愛情を、その子供にわかる形で示してあげる必要があると思う。

自分の命を大切にしよう、という授業を、我が子は今学校でしているが、自分の命を大切に出来て、初めて、他の人の命も大切だと考えることが出来るのだと思う。

私は、自分自身で死を身近に感じたことがある。(もう死んでしまうのではないかと思ったことがある。)その時、「私が死んだら、子供達はどうやって育っていくのか、旦那はどう暮らしていくのか」ということが頭をよぎった。そして、このまま死にたくない、と思った。死んだら天国へ行けるなどということは思わなかった。きっと死んだらもう私の魂も終わりになってしまうのだ、と思うとつらかった。こんな時、宗教を信じている人は、死ぬのが怖くないんだろう。私は死ぬのが怖かった。

私は自殺しようとしていたんじゃないよ、過去に、持病の発作で死ぬような思いをしたことがあるのだ。

また、どんな宗教でも、自殺は禁止していると思う。自殺は一番罪が深いことなのだ。どんなにつらくとも、生きていかなければならないのだ。宗教では、そのつらいことは、修行なのだとか、試練なのだとか言うらしい。そして、神様は、その人が耐えられないほどつらい試練はお与えにならないそうだ。

宗教から離れて話をするなら、つらい時は、それぞれ、相談機関がある。適切な相談機関へかかって話を聞いてもらって、解決の方法を考えていけばよい。

そして、がんばってる自分を、自分でほめてあげよう。自分のいいところ、書き出してみてください。誰にでも、必ずあるはずだから。


2003年12月07日(日) フジ子・ヘミングさんのCD

先日、フジ子・ヘミングさんをモデルにしたドラマがテレビで放映されたそうだ。残念ながら私は見れなかったのだけれど。その後、フジ子・ヘミングさんのピアノ演奏のことが話題になっていた。それで、また、興味を持って、CDを買った。「フジ子・ヘミングの奇蹟〜リスト・ショパン名曲集」

曲は、有名なものばかりだったので、私も、何度か聴いたことがあるものが多かった。テンポは、以前、私が聴いたことのあるピアニストのものより、ゆっくりめのものがほとんど。平坦でもなく、熱情的でもなく。たいへん聴きやすい、温かみのある演奏という感じを私は受けた。

リストとショパンが彼女の得意とする作曲家らしいのだが、おそらく、そのメロディーラインが、彼女の感性と合っているのだろうと思う。ちょっと哀愁を帯びて聞こえるようであるけども、暖かい。ちょっと寒い日に焚き火に当たっているような感覚を思い出すような弾き方である。これは私の個人的感想だと思うけれど。

流れるような弾き方でなく、語りかけるような弾き方、これは、ちょっとゆっくりめに弾いている事も影響していると思うし、この方が病気により、聴力に障害を負っているということも影響しているのかもしれない。

人生遍歴も、CDの解説の中に書かれてあったが、苦難をのりこえて、なおまた復活したピアニスト、という印象である。


2003年12月04日(木) 風邪がなかなか治らない

まだまだ風邪を抱えたまま仕事、その他モロモロこなしている状態の私。この風邪、1ヶ月以上抱えてるよー。今回は、12月に受ける検診にそなえて、体重を落とすために食事を減らしたりしていたので、抵抗力も落ちているんだろうな。実は去年の検診結果で、体重を減らすように指導を受けていたので。

先週は久々に、ゴスペルの練習に参加した。でも、声が全然出なかった。立って歌うのもしんどかった。歌うために声も出してなかったし、パワーも落ちているし。でも、先生の指導のおかげか、そんな悪コンディションの私も、それなりに気分良く歌う事が出来たレッスンだった。

月2回ある、ピアノレッスンの日のため、おとといから練習を再開した。この前のレッスンでは、今度受ける試験は大丈夫と言われたけど、おとといのは自分でもヒドイ。また、鍵盤も重く感じられた。今日はメトロノームをかけて、テンポに合わせて弾く練習をした。仕事もある子持ち主婦の私、普段でも毎日練習するというのは、出来ない。今度の試験用の曲も全部で4曲。どれも、受験用に練習しだすと、結構難しい。でも、楽しんで弾くことは忘れていない私である。これがなくちゃ、大人になって、レッスンしてる意味ないもんね。


2003年12月02日(火) ウエルカム

中島みゆきの「大吟醸」というCDを最近通勤中によく聴いている。ヒット曲や、評判のよかった曲などを集めたものと説明文に書いてある。

さて本題、その中の「誕生」という曲の歌詞の中にある言葉

 Remenber 生まれた時
 誰でも 言われたはず
 耳を澄まして 思い出して
 最初に聴いた welcome

この解説の中に、アメリカでは、赤ちゃんが生まれた時、「ウエルカム」と言うのだということが書かれていた。

また、聖書の中にある言葉では、どんな人間にも、生まれてきた意味があり、果たすべき仕事があるのだというのが、ある。もちろん、生まれながらの障害者と言われる人にも、何かの意味があると、聖書には書かれている。そのとおり、障害をもちながらも生き生きと暮らしている人が大勢いると思う。
(私はクリスチャンではないけど、聖書は読むのだ。)

じゃ、犯罪を犯した人達にはどんな意味を神様はお与えになったと、キリスト教では考えるのだろう。今続くテロ活動についても・・・。キリスト教によると、人は皆、罪人なのだそうだ。今私達が生きていくためには、食べ物を食べる。これは、他の生物を殺して(植物である野菜とか、動物の肉とか)自分の血や肉としているわけで、罪を犯さないと人間は生きていけない存在であるらしい。だからこそ、自分達の為に命を失った者達に感謝して、食べないといけないのだ。だから、クリスチャンは、食前に必ず祈りをささげ、感謝していただくものである。

でも、食べ物を食べるために動物を殺すのはいいが、今のテロ活動は、単なる人殺しだけにしか私には見えない。どんな理由があっても、人殺しは、してはいけないことだ。正当防衛によるものなら、しかたがないが。

そして、自分の命を大切にするということも大事だ。我が子達は、今学校で、自分達の命を大切にしよう、という授業を受けている。

「おうちの人からのコメント」旦那にも書いてもらった。

「〇〇」(我が子の名前)という命は世界で一つしかないのだから、大事にしようね。〇〇が亡くなると悲しむ人がいるということを忘れないでね。

そうなのだ、人殺しをする人は、相手のことなど考えていないのだろう。その人の周りには家族がいて、亡くなると悲しむ人達のいること。それよりも、自分の利益優先ということか。とても悲しい。そんな人達が勢力を拡大するような社会にしてはいけないと思う。でも、犠牲者は増えるばかりだ・・。


2003年12月01日(月) 今年の紅白歌合戦

今年の紅白歌合戦の出場歌手(グループ)が発表された。実に色々なジャンルから出場しているなあと思う。まあ、普段、テレビやマスメディアで名前が良く出る人達が多いのだが、それ以外の方々も最近増えてきているなあと思う。いわゆる、歌謡曲以外からの出演である。テレビに出なくても、人気のある歌手などはいるものだが、そういう人達も、ここ数年、出るようになって、紅白の楽しみがまた一つ、増えてきた感じがする。オペラ歌手の出演は、ずっと続いているけど、今年は、ジャズ歌手の綾戸智江さんが出演するという。ジャズ歌手とあるが、ゴスペルも歌う方である。以前、テレビのトーク番組(古館伊知郎司会のおしゃれ関係)に出た時、興味を持って、ピアノ弾き語りCDを買った。

私の場合は、高校時代、と社会人になってから吹奏楽をしていた関係で、いろんなジャンルの音楽に興味を持つようになった。入っていた吹奏楽団のカラーとかいろいろあるのかもしれないけど、どちらも、ポップス・クラシック・歌謡曲・マーチはやったし、社会人のバンドは、ジャズ好きが多くて、ジャズもやっていた。

実は、ジャズは社会人になってから、やるようになって、聴くようにもなった分野だ。最初は楽譜見てリズムを取るのが難しく感じられた。ジャズ独特のリズムが。他の人の演奏しているのを聴きながら、演奏のフィーリングをつかんだものだ。最初に聴いてから演奏した方が、入りやすかったのかもしれないけど。

その意味で、今我が子達が習っている音楽教室の教材には、レッスン曲の模範演奏CDが付いているのはいいことだと思う。楽譜を見て一から曲の練習をするより、曲を聴いてから楽譜を見て練習に入る方が、ずっと効率がいい。ただ、楽譜から、譜読みをしていって、演奏するという練習も、必要だとは思うが。というのが、アレンジ楽譜の場合だと、よく聴く曲と全く同じではないから、そうでない部分で、とまどってしまうこともある。

また、我が子の教室では、逆のこともやっている。耳コピーとも言われるもので、聴いた曲から、ある楽器の音を聴きとって、譜面に書き取る、ということもしている。これは、ポピュラー系のプロの方など良くされているようで、楽譜の市販されていない曲を聴きとって、そこから、スコアを起こすということも、出来るようにするレッスンかなと思う。

これは、実は、普通の人でも、ある程度は、やっていることなのだ。歌など、覚える時の覚え方がそうだ。たいてい、楽譜をみながら覚えるのでなく、何度か聴いているうちに覚えてしまった、そういう歌も多いと思う。ただ、それを楽譜に書けと言われても、すぐには出来ない事が多いが、そういうことも出来るようになると、いいだろうし、また、歌以外のパートの音も聴きとる能力、譜面に起こす能力も出来てくるといいと思う。


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