子供の頃、教科書で見た竜安寺の石庭。。。
実物を見たのは、この年齢になって初めて。
沢山の観光客が来ていたけど、外国から来られた人が多かった。
何となく、落ち着いた気持ちになったような、、ふむ、よく分からない。
まだまだ、人間としては、未熟な自分を感じた。
でも、歴史の重みのようなものを感じることはできた。
境内には、蒼き苔の庭、スイレンの咲く池。
今度この場所に来る時は、もっと落ち着いて、風情を楽しみたいという
気持ちを持った。
スイレンの池は、大型壁紙写真集の「夏の写真集(４)」に掲載しました。

ご近所の方が、今年も月下美人という花を育てられた。
一夜だけ、、一日だけ咲く神秘的な花。不思議だ。。
美しいものは、儚（はかな）い。
夕方７：００頃より、開花を待つ。午後８：００頃より、蕾が開花。
ほぼ満開になったのは、午後９時近くだったと思う。
大輪だ。直径１０ｃｍ以上はある。一枚の葉から、３輪の花が咲いた。
何しろ、夜の暗闇の中の写真撮影なので、三脚は必須アイテム。
長時間露光で、５０枚ほど撮影した。
また、この花を見るのは、来年の今頃かな？
花の前に２時間ほど座っていて、おしりが痛くなったのも、我慢我慢。

高速道路を走ると、いつも敦賀の杉津パーキングで一休み。
杉津は、日本海というか敦賀湾を見下ろす景色の良い所だ。
そう言えば、小学校の臨海学校で、水泳の練習に来たのも杉津の海。
山育ちの僕は、その時、もちろんカナヅチ。。
小学校には、プールもない時代だったので、仕方がない。。
と言っても、今、泳げるかと言えば、、、ダメ。。。
まあ、２５ｍ程度泳ぐのが、精一杯。。たぶん？？
最近、プールで泳いだこともないので、２５ｍというのも怪しい。
海は、遠くで見るのが良い。。(^^;　泳げない者の負け惜しみかな？
夏の夕暮れが、とても綺麗なこの日、やはり沖合いには漁火が。。
カメラに数枚の写真を残して立ち去った。

日展が福井県立美術館で開催された。絵の素養は、少しもない僕だけど
時々、このような催しの時、美術館に行くこともある。
この日は、開催初日。ちょうど行った時間というか、タイミングが良く
て、日展評議員の米谷清和さんが、日本画７０数点の解説をしてくれて
いた。
美しい風景画、個性的で抽象的な日本画、、どれも素晴らしい。
ある日本画の前に来た時、、、その絵というのは、ピアノを描いた作品。
米谷先生が、「皆さん、ピアノの音が聴こえますか？」との質問。
先生の解説を絵の前で聞いていた人は、３０人ほどいたけど、誰も「聴
こえます。」とは言わなかった。
ふ〜む、、、僕にも聴こえな〜い。。。なぜ？？　(^^;
たぶん、その絵の前に立ち、深く作者の意図を感じると、ピアノの音が
聴こえるのだろう。。。たぶん。。まあ、僕は、凡人ということか。。

先日、高速道路のパーキングに、福井県庁のパンフレットが置いて
あった。
福井県各地の観光案内が、写真と文字で書いてあるもの。
その裏面に、福井県の「自慢？？」が書いてあった。

（１）男性の平均寿命　全国２位　７８．６歳　（１位は、長野県）
（２）女性の平均寿命　全国２位　８５．４歳　（１位は、沖縄県）
（３）住まいの広さ　　全国２位　１６９ｍ2 （１位は、富山県）

ふむふむ、、、どれもこれも、、２位。。
もちろん、１位の項目もあるのだけど。。。
でも、寿命が長いのは悪いことではない。僕も長生きできるかな？
長生きしたい人は、福井県に来てくださいね。(*^_^*)

先日、若狭湾・高浜町の明鏡洞という所で、漁火を撮影した。
行くのが、ちょっと遅かった。。。足元も見えないくらいの暗さ。。
明鏡洞は、自然にできた岩の造型。。大きな岩に、ポッカリと穴が
開いていて、まるで、人間が彫ったような感じを受ける。
岩穴の向こうに、漁火が見える。イカ釣り舟だと思う。
三脚を立て、カメラをセット。シャッタースピードは、３０秒。
まあ、最初から３０秒で撮影したのではなく、１０秒で撮影したら
闇夜のカラスだったので、時間を長くして撮っただけのこと。
何枚も撮影した内の一枚が、画像を貼り付けした写真。
涼しげに吹く海辺の風が、とても爽やかな感じでした。

福井からの若狭に向かう途中、ある美浜町の海岸で夕陽を撮影した。
日本海の夕陽は、とても綺麗だ。
海面に夕陽の帯が映り、キラキラと輝く。
また、明日から仕事。。気合いが入ると言えば、嘘にはならないが
ちょっと気が重いのも本音、と言ったところ。(^^;
陽が沈む風景は、心が落ち着く、というか、穏やかな気持ちになる。

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