つんつん日記
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2002年03月31日(日) ありがとう

さよならは いってきます!!

おしまいは はじまりへ

思い出は 未来へ

みえないけど 約束してる

だから今 元気に さよなら ありがとう

(朝日新聞・日曜版「ハーイあっこです」最終回から)


2002年03月30日(土) 実行

どんなに立派な夢をもち…どんなに立派な理想をもち…
…どんな素晴らしい希望を抱いていても…
…「実行」するのは…「勇気」です。

心の中に…
…素晴らしい考えや…計画…思いやりをもっていたとしても…
…それを…「実行」する勇気がなければ…
…現実には…何も実を結ばない。

結局…心に何もなかったことと同じになってしまう。


2002年03月29日(金) 即席めん

世界で1年間に…463億食。
「即席めん」の生産される食数である。

44年前…安藤百福(ももふく)氏が発明したものだ。
度重なる事業の失敗の末…食にこだわり出したのは48歳の時。
自宅の庭に建てた10平方メートルの小屋で1年間…研究に没頭し…
…苦闘を重ねて完成させた。
それから61歳の時…カップめんを世界で初めて世に出した。

「七転び八起き、浮き沈みの大きい人生だった。
(中略)そうした苦しい経験が、
いざという時に常識を超える力を発揮させてくれた」
(『魔法のラーメン発明物語』)。

人生の途上には…一時負けたように見える時もあろう。
しかし…次への飛翔のために力を蓄えている時と決めて…
…じっくりと足元を固めることも必要である。


2002年03月28日(木) 行動

「人に尽くそう」と決め、勇気を出して…
…「行動」を開始したとき、もっと強い自分になれる。
人間としての器が…もっと大きくなる。

多くの大人たちは…その勇気を…もう失ってしまっている。
年をとればとるほど…小さく固まって…
…「自分を守る心」が強くなっていく。


2002年03月27日(水) 後輩

“後輩”を…感情で叱らないで!
人を育てるのは…「慈愛」と「忍耐」。


2002年03月26日(火) 傾聴

耳を傾けて真剣に聞くことを…傾聴と言う。

相手の話を聞くことは人間関係の基本だ。
…が、意外とそれができていない場合がある。

相手の話の途中で勝手に結論を推測してこたえてしまったり…
…一方的に自分の思いを述べたり…。

励ましの対話にも留意したい点がある。
「頑張って!」「負けないで」と力強い激励は大事だが…
…まず相手の心を受け止めることを忘れてはいけない。

“聴くことの力”を研究する大阪大学の鷲田清一教授は…
…ある人生相談の担当者の言葉に注目した。
「…と言うのですね」。
こたえる言葉の3分の2が…相談者の言葉の反復だった。
相談者は…自分の一つ一つの言葉に関心を示す担当者の態度に…喜びを感じる。
他者に受け入れられている自分の存在を感じ…安心を抱くのだという。


2002年03月25日(月) 自分革命

わが国のあらゆる組織が守旧に慣れて制度疲労を起こし…
…自己改革力が著しく落ち込んでいる。
今こそ…「体質を変えよう」との声が連日マスコミ界にかまびすしい。

物作りで急成長を果たしてきた製造業が…
…いつのまにか価格競争で勝てなくなっている。
日本の人件費の10分の1で急追する中国と…
…どんな新技術の開発で勝負できるかが死活問題になってきた。
もちろん…
…嘘のラベルを張ってまで利益を得ようとする悪徳会社などは論外であろう。

こうした厳しい現状を乗り越えるため…
…外国人トップを招いて合理化を断行したり…
…金融界の大再編のような自助努力も目立ち始めている。

それでも改革は遅々(ちち)として進まない。

全体としての日本丸の復活の鍵は何か。

コラムニストの船橋洋一氏は…
…「人々が会社の競争力ではなく…
…自分の競争力を語り始めたとき…日本は再び躍進する」と指摘する。

われらも…「だれかではなく自分が」をモットーとする…
…自分革命を続けていきたい。

それこそ新時代創造の切り札であるからだ。


2002年03月24日(日) 勇気

勇気がある人は力強く…前へ前へ進んでいける。

自分が描いていた…「山」を登り…「谷」を下り…
…自分の目指す理想へ…希望へと向かっていける。

まさに…「勇気」の二字が…「力」となっていく。


2002年03月23日(土) 絵本

子どもたちに物語を語り与えることは…
…大人ができる最も愛情ある贈り物である。
こう語ったのは…『不思議の国のアリス』の作者のルイス・キャロルだ。
人間が生まれて最初に出合う本…それが「絵本」。

160年ほど前…
…ドイツ人医師が幼いわが子へ「手作り絵本」をプレゼントした。
一冊のノートに…日ごろから語り聞かせていた物語を描いたものだった。

やがて出版され…ヨーロッパ中の子どもたちの心を引きつけるベストセラーに。
近代絵本の起源とも言われる作品だ。


2002年03月22日(金)

生きとし生けるものを慈しんで雨が降る…。


2002年03月21日(木) 大合唱

「あゝ自然はあんまり意外でそしてあんまり正直だ」と…
…宮沢賢治は謳(うた)った。

己の存在を…花で主張するもの…香りで訴えるもの…。

まさに…春は…すべての自然が正直に…自らの個性の開花を大合唱する。


2002年03月20日(水) 出会い

その時…その場…その人ならではの出会いがある。
対話の場が…大きな意味を持つことがある。

心境が分かると対話は深まる。

心は語らないと分からない。

過ぎ去る日常…そこにあるかけがえのない出会い。
何と見過ごすことの多いことか。


2002年03月19日(火)

何をやってもうまくいかない時に…
…“自分はだめだ”とあきらめるか…それとも…
…“今こそ自分の至らないところを反省できるチャンス”ととらえるか。
前者は…“停滞”を生み…後者は…“前進”を促(うなが)す。

苦境を突き抜けた先に…“人生の春”が待っている。
躍動の春。厳冬をくぐり抜けた木々が芽吹き始めた。


2002年03月18日(月) 終末時計

核の脅威による地球最後の日までの時間を示す…「終末時計」。
この針が先月末…米国・シカゴ大学で2分進められた。
核戦争が起きると想定した午前0時まで…残り7分…との科学者の警告だ。

「終末時計」の針が動かされたのは…
…98年のインド、パキスタンの相次ぐ核実験などを理由に…
…0時9分前まで進められて以来…約4年ぶり。

世界で核兵器の管理に懸念が高まっていることや…
…米国の核軍縮への消極姿勢が理由。

時計が発表になった55年前の振り出しに戻った。

昨年9月の米国・同時多発テロに始まり…
…アフガニスタンへの攻撃…中東地域の紛争…と対立は絶え間ない。


2002年03月17日(日) 一念

「冬」を必ず「春」にするまで…
…「負けない」「逃げない」という自己変革の一念を…
…持ち続けることが大切である。


2002年03月16日(土)

人生は…心で決まる。

「もっと前へ」という向上の人は…必ず、勝つ。


2002年03月15日(金) 生き方

何を悩みとするのか。
そこから生き方も大きく変わってくる。

経済苦…病苦など…「克服」すべき悩みにとどまらず…
…さらに「挑戦」していけるかどうか。

「挑戦」の悩みの一つは…
…自分以外の悩みをあえて引き受け…
…困難な環境を乗り越えていくことだろう。

「人は、自分以外のもののために生きられるようになって
はじめて生のスタートを切る」とは…アインシュタインの至言。


2002年03月14日(木)

昨今の日本社会は…恩を受けた当事者に…
…モノや金で恩返しをするという発想が強すぎる。
それが…ゆがみの根源である。

感謝の思いを示すのは礼儀として当然のこと。
だが…本当の恩返しとは…
…そのおかげで成長した自分が社会の役に立ち…
…多くの人々に喜んでもらう行動を示すことではないか。


2002年03月13日(水) 愛と憎しみ

好きな人に冷たくされた場合…
…その相手を愛しながらも憎んでしまうといった話は…
…小説にも日常の生活にもよくあります。

アンビバレンスは…
…スイスの精神医学者ブロイラーが提唱した用語で…
…「両面価値」などと訳され…
…相手にプラスとマイナスのような反する心を抱くことをさします。
「愛と憎しみ」はその代表的な例だと思います。

多くの場合…
…この「憎しみ」のような否定的な面が心の奥に蓄積され…
…人が生きていく上でマイナスの影響をもたらします。

この状態が重く…それが長く続くと…
…神経症や心の病(やまい)につながることもあります。


2002年03月12日(火) 農業

「晴耕雨読(せいこううどく)」の生活は…
…世を隠棲(いんせい)した悠々自適(ゆうゆうじてき)の…
…見本とされてきたが…最近「定年帰農」ならぬ「青年帰農」が増えている。

40歳未満で新たに就農する人は…年間約1万2000人(農水省調べ)。
雇用悪化も一因と言われるが…
…農業の世界に飛び込む人は10年前の2倍を超えている。

かつて3K(きつい、汚い、危険)の仕事の一つとされていた農業の…
…違った局面だ。
行政も農業の振興に大きな努力を払っているが…
…そうした…“側面からの応援”だけでは…ブームを説明できない。

農業には人をひきつけてやまない…“何か”がある。


2002年03月11日(月)

桜の開花予想が発表された。
一番早い高知では…17日、東京は…20日。
この予想だと4月の声を聞くまでに…花見が終わる所もありそうだ。

「初花の薄べにさして咲きにけり」…(村上鬼城)。
昔の人々は…花待つ思いを「初花」「花のころ」「桜時」などと呼び…
…初花を賞美した。これも日本人の春待つ心の深さからであろう。

花へのイメージも…花が咲くことへのあこがれも…
…わが国では桜を抜きに語れない。
「一花咲かせる」「ようやく花開いた」などは…
…どことなく淡泊(たんぱく)で控えめな日本人の意識構造がかいま見える。
世界では…「一花」咲いただけで満足しない所もあろう。

「百花繚乱(ひゃっかりょうらん)」「百花斉放(せいほう)」は…
…お隣の中国で生まれた言葉。多くの花が一斉に咲き乱れる。
この光景には…
…花々が一気に作り出す爆発的な華やかさと…いかにも大陸的で…
…民衆から盛り上がる底知れないパワーが感じられまいか。

咲いて…いさぎよく散ることで…「よし」とはいえない。
一人ひとりの庶民が…命ある限り何があっても倒れない人生の道を歩む。
花を愛し…慈(いつく)しむ心は…命を大切にする心でもある。


2002年03月10日(日) 血の色

「血」を表す…赤。「生命」の…緑。「苦難」の…黒。
アフガニスタンの新しい国旗は三つの色からなる。
ソ連の侵攻に始まった23年間の悲劇…そして多難の船出を…
…この三色旗は物語っている。

「私の国は何もない。荒廃、戦争、野蛮、貧困。それしかない」…
…(カルザイ議長)。
そんなアフガニスタン復興の柱に、同議長は教育制度の確立を挙げた。

崩壊した前政権「タリバン」とは…
…アラビア語で「学生たち」の意味だった。
戦士になるための教育を受けた学生が銃を構え…
…血なまぐさいタリバン時代の先頭を走った。

同時テロ事件の実行犯となったアラブの青年にも高等教育の経験者がいた。
世界貿易センタービルに突っ込んだ男は…
…ドイツの工科大学で教授に一目おかれていた。

アフガニスタンの国旗に緑で示された…「生命」。
その尊厳を守り…
…人間の多様さを学ぶための教育でなければならない。
黒で表された…「苦難」を克服していく道は、そこにある。

何のために学び、生きるのか。根本の哲学を時代は求めている。
アフガニスタンをはじめ、世界で流された赤い血は、等しく私たちの中に流れる。
もう21世紀を…「血の色」で染めたくない。


2002年03月09日(土) 試練

「一度も不幸な目に会わなかった者ほど不幸な者はいない。
このような者は、かつて自分自身を試練することが許されなかったからである」…
…とは…帝政ローマの哲学者・セネカの言葉。

30歳の若さで帝国の財務官という高位に就いたセネカは…
…見事な弁論で名声を得た。
そのことで当時の権力者から反感を招き…
…処刑されそうになり…流罪(るざい)の身にもなった。

彼は言う。
「たえず自己の災いと戦ってきた者は、
幾度か受けた災害を通してたくましさを身につけ、
いかなる災いにも倒れないのみならず、
たとえ倒れてもなお膝で立って戦う」…と。

人生には、立ちはだかる…“試練”が必ずある。
順調のみの人生のなかで真の勝利や、成功は難しい。
逆境や運命の試練をどう乗り越えて、大成していくか…である。


2002年03月08日(金)

地上の「道」しか知らなかった人類が…
…空を飛んだ時…初めて気づいたことがある。

地表の大部分は…
…人も住めない険(けわ)しい山々や不毛の土地であること。

生命は…
…「廃墟の中に生(は)え残るわずかな苔(こけ)の程度に、
ぽつりぽつりと、花を咲かせているにすぎない」(堀口大学訳)…
…パイロットだった作家のサン=デグジュペリは…そう記した。

「人間の土地」の少なさは…
…人工衛星の高さから見ると…より顕著だ。
地球の大半は海…陸地は3割…そのうち住める場所は…
…美しくも荒々しい大地の中の「点」にすぎない。


2002年03月07日(木) 春の風物詩

私大一の志願者を集める早稲田大が今春から…
…掲示板による合格発表をやめた。
3年前に電話通知を始めたところ…
…見にくる受験生が減った…などが理由。

同志社…関西など近畿地区の有力私大は…
…一足早く掲示方式の発表をやめており…
…いまは電子郵便やホームページへの掲載など…
…IT利用が主流になっている。

関東でも来春以降…
…早稲田の動きがライバル私大に広がると見られる。

掲示板の前で…
…胴上げ…バンザイ…という…“春の風物詩”は消える運命…。


2002年03月06日(水) 冬の時代

本来「立て直し」を表すリストラが…
…「人減らし」の意味で使われ出したのは…いつの頃からか。
5・3%…1月の失業率が発表されたが…依然として最悪の水準だ。

企業倒産も記録を塗り替え…解雇など会社の都合で職を失った人は…
…110万にも…経営環境は…“冬の時代”が続く。

香港でも失業率は…6・7%…日本より厳しい数字だが…
…ある調査では半数を上回る香港市民が…今後の繁栄に自信を持つ。
…1年以内に景気が良くなるとの答えも6割に…そこからは…
…自ら状況を良くしていこうとの強い意思をもった楽観主義がうかがえる。

中国と日本の中学生を対象としたアンケート…
「自国に誇りを持つ」が…中国で…92%…日本が…24%。
「将来に希望がある」は…中国が…91%…日本は…29%…にとどまっている。
…日本社会の不安げな表情の反映であれば、大人の責任は大きい。


2002年03月05日(火) 増便

「4月18日から、北京増便!ANA中国…
…関西発・中国8都市・週28便の充実のネットワーク。
『中国線増便で、ラクになったので、目のクマがすっかりとれたパンダ』…」
(ANA・5日付新聞広告)

“目のクマがすっかりとれたパンダ”…
…そんなパンダ見たくないので、あまり増便しないでねぇ〜♪…(≧▽≦)


2002年03月04日(月) ツバメ

「ツバメ」
けさ、目をさましたとたん
ウキウキ
きのうとは違う一日がはじまる感じ
一分でも早くうちを出て
野原のまん中に立ちたくて
きっと大切な友だちに
会える気がするから
わくわくドキドキ
風も大地も
やわらかくなったね
おでことほっぺがいい気持ち
あっ、ツバメだ
元気いっぱい、猛スピードで
春を知らせにやってきたのね
(詩 橋出たより)


2002年03月03日(日) 聞く

「聞く」ことの大切さについて…
…臨床心理学者の河合隼雄(はやお)氏は…
…「人間というのは、じっくり聞いてもらうと…
…考えても見なかった言葉や新しい考えが生まれてきたりする」…と。

現代は人間関係に煩(わずら)わしさを感じる人も多く…
…対話といっても…一歩踏み込んで心のひだに届くことが…
…少なくなっているという。
友を求めても…拒否されたり…自身も傷つくことを恐れ…
…話し掛けない傾向にある…とも。

「誰か、私の話をちゃんと聞いてぇ〜♪」…(≧m≦)


2002年03月02日(土) 言葉

「かんぼ」「だんだん」「ちょーじょー」。
…これは…ある地方の方言。
さて、その意味は?…
…3つとも…「ありがとう」。
…関西で使う…「おーきに」だ。
「あんやとー」「きのどくな」「ごねんにいりまして」も同じ意味。

ブームになった沖縄の言葉も…何とも言えぬぬくもり…
…優しさを感じさせる。
その土地…その土地ではぐくまれた文化の薫(かお)りと人の心を…
…言葉は運んでくれる。

言葉が世界で危機に瀕(ひん)している。
方言とは異なるが、ユネスコによると…
…世界には約6千もの多様な言語があるが…
…その半分の3千が消滅の際(きわ)にある。

経済的な状況から…
…英語やフランス語など経済力の強い国の言葉に…
…途上国の言葉が押された結果だ。
このままでは…かけがえのない伝統的な知識や多様なものの見方が…
…言葉とともに失われると…国連は警告している。


2002年03月01日(金) 3月

3月…自然界は徐々に活動を活発にしていく。
…つられて乏しい体力にも多少の活力がよみがえる。

「景気もそうはいかないのかな?」…(ボソッ♪)


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