あふりかくじらノート
あふりかくじら



 エディンバラ再訪の記憶。

エディンバラを三年ぶりに訪れました。
その場所はそのままそこにあって、あいかわらず
歴史をつむいでいたのでわたしは安心しました。

懐かしい大学、石畳の街、住んでいた寮、
大聖堂がそのままあって、太陽の光が降り注いでいました。

久しぶりの友人に会い、ストックホルムまで
足を伸ばしました。

そこにもう属していないということで、
淋しさよりもむしろ、人生の無限の可能性のための
祝福を感じました。

これから、世界のどこに暮らそうと自由です。
本格的に国外逃亡を計画しようと目論んでいるのです。
わたしの魂は、どうやらこの東の果ての島にいるばかりでは
活き活きとしないみたいです。

今後ともよろしくお付き合いくださいませ。
書いてまいります。

2004年05月31日(月)



 それも南アフリカ原産の花ね。

南アフリカには、とても色鮮やかな花がたくさんある。
あんなにお日様がたくさん降り注いで
きらきらとまぶしい国だものね。

わたしは、ガーベラとか色鮮やかな花が好きだし、
そういうのってけっこう南アフリカ原産と
いわれていることが多いことに気づいた。

母の日に贈るカーネーションというのは
あんまり好きでないので、弟とふたりで
大人気で大混雑の花屋を物色。

上品でうつくしくすらりとまいた襟のような、
ピンク色のカラーという花を購入。
小さな鉢に植わっていて、かわいらしい網カゴに
入っている。

なんて上品なのでしょう。
カラーというのも、南アフリカ原産の花なのですって。
シンプルですてき。
いつも母にはお世話になっているので、さしあげました。

ちなみにすっとまきついている部分は、花ではないそうだ。
そういうの、好き。

2004年05月10日(月)



 没頭するショパンの世界。

ただ、哀しいお話とか
思い通りにならないたくさんの人たちの人生。
電話越しに見える、大切なひとたちの表情。
おぼろげに残る夕べの夢のさびしい感触。

鍵盤に向かってひたすら
ショパンばかり奏でることで、
わたしは
ショパン以外の何もかもを遮断するのだ。

ことばなど綴るような心の余裕もなく、
一刻を争うようにこの現実世界を
旅立とうとする瞬間のための、
エチュード、ノクターン<夜想曲>
雨だれのプレリュード。
そして、簡単なワルツしか弾けないけど。

弾くしかないじゃない。
こんな日は。
こんな日は。
ひとりで生きていくしかないじゃない。
どうせみんな、ひとりなんだもの。

2004年05月03日(月)
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