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 DIARY...

やまもとあつこの音楽日記帳。毎日更新を目標にしています。

 

2010年03月30日(火)  どっぷり
 3月は中旬からモンゴル国の民族音楽の演奏家たちが来日し、モンゴル語とモンゴル音楽にかこまれた日々を過ごしました。今は無事帰国しましたが、とても濃くて貴重な経験をさせていただきました。何といってもやはり、モンゴルの民族音楽は民謡を様々な楽器と一緒に合奏するのがとてもおもしろいです。皆同じメロディーを元にした旋律を弾くのですが、楽器によって弾き方や装飾の仕方が変わり、誰も楽譜を見ることなく、即興的に、しかし伝統的な弾きかたどおりに、合奏すると、何ともいえない複雑で美しくからまる旋律となります。
 また、今回はホーミー奏者が3名もそろったので、同じ曲を3名それぞれ別の種類のホーミーを歌い分けて、合奏(合唱?)するのはとても迫力がありました。
 今回は主催していただいた所からの要望もあり、日本の曲は演奏しない、濃い民族音楽らしいプログラムで通し各地で演奏しましたが、いいものですね。。。また機会をつくって、いろいろな演奏家を呼んでまた一緒に演奏できればと願って、その日までにまた弾ける民謡の数を増やし、腕もみがいておきたいと思っています♪


2010年03月05日(金)  じゅんび
 今月はいろいろなメンバーとコンサートがあるので、現在リハーサルにおおいに励む時期で、大量の音符にかこまれています。
 まずは27日におこなうアイリッシュのフィドルやギターと日本の胡弓とジクールアンサンブルが集まってのコンサートのリハーサル。めったにないミックス編成ですが、楽譜というものがあると、ここまでばらばらの国籍の楽器が集まっても、チューニングをそろえさえすれば、楽譜をガイドにひとつの音楽を作っていけるというのはすばらしい。それぞれの民族楽器特有の、楽譜には書かない装飾的なマニュアルがちがっても、元の楽譜が統一されていれば、音楽になるんですね。仕上げていくのが楽しみです。
 次に28日におこなうソプラノとピアノとモンゴル楽器のコンサート。普段民族楽器同士で演奏していると思いもよらないアレンジや曲目を、思いついたり、提案していただいたり、新たな発見がいっぱい。相談していくうちに、これは聴いたことのないハーモニーになりそうという楽しみの多い濃いプログラムになりました。ほとんど新曲。がんばります。
 次に21〜22日にモンゴル国からくるメンバーと一緒にやるコンサートの準備。モンゴル国でレッスンしてきたたくさんの民謡や曲目を、先生直伝の楽譜に書いていない民族楽器独特のニュアンスを思い出してとにかく弾き続けて自分の身体にしみつけるべく弾きこんでいます。小さい民謡ほど、奥が深くて、本当におもしろいのですが。
 という感じで味のちがうコンサートの準備それぞれがんばっていますので、また私の姿を見に来ていただけるとうれしいです♪


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