詩をみつけた。

2003年07月31日(木)

夏の数だけ恋をして
冬の数だけ別れがあった
秋は涙でぼやけたつき見上げ
春は綿毛を吹いて何もないフリ

そしてまた恋をする
今年の秋こそ二人で寄り添い
冬の雪を熱で溶かす
春は二人でピクニック。

ずぅっとずっと
あなたに恋をする夏がこればいい。



2003年07月29日(火)

おもちゃの おサルは今日もココ。
ずっとずっと 前を見てるの。

ぱぱの お靴は今日もない。
ずっとずっと ママのおうち。

おもちゃの おサルは今日もココ。
今日もこいつは お帰りも言わない。



2003年07月28日(月)

晴れた日の公園

草が揺れる木陰

なき止まぬせみの声と

鳴り止まぬあの日の言霊

雲の位置もビルの横の木の枝も

同じ時を刻むことは無い


好きだとか そうじゃないとか 言葉にしたら薄くなって
気持ちとか わからないけど 膨らんではじけ飛びそうだよ

雨の日の公園

波が揺れる水溜り

泣き止まぬ子猫の声と

鳴るはずも無い電話のベル

ひざを抱えて見てた窓のしずく

同じ時を過ごしてる気分


寂しいとか あいたいだとか 言葉にしたらうっとうしくて
素直な言葉 わからないけど 押し殺して笑顔を作るよ

好きだとか 愛してるとか 言葉にしたら伝わらなくて
素直な言葉 言いたいのに 頬を濡らす水と化す

寂しいとか いえないよ あの日の涙は今は雨の中



2003年07月27日(日) れいんぼぅ

あの橋を渡ればあなたに会える?

何度もアスファルトを染める雨

その後に見えるのは

あなたに届く端なのかしら?

あの橋を渡ればあなたに会える?

果てなく続く空の中にかかる橋

そのはしにかかるのは

私の独りよがりな気持ちなの。



2003年07月26日(土) 表裏。

手のひらでアナタを包んで
手のこうでいらないものを払いのけるの。

手のひらで聞きたいことだけ聞き取って
手のこうで聞きたくないものをさえぎるの。

結局現実逃避は いまでもあたしのくせ。

現実と憧れは にているけどちがうもの。



2003年07月25日(金) バス停。

いつもどおりの人たちが並ぶ、あのバス停も。
もう あの時とはおなじじゃ、ないんだね。

自動販売機の横に立つあなたも もういない。
制服を脱いだあたしは 赤いランプに止められて。

相変わらず後ろにせかされて、アクセルを踏む。
もう あの時とは同じじゃ、なくなっちゃったんだね。



2003年07月24日(木) 足跡のむこう。

振り返ればきりがない過去。
だけど、必ず始まりの場所があって、
始まりさえすれば終わりは来る。

終わりが来るまで後どれくらいかなんて
わからないし、あまり興味がないから、
とりあえず足跡のむこうに後一歩。

少しずつ大きくなっていく足あと
つけて歩こうか。



2003年07月23日(水)

涙と 風邪と 塩の味

もう何のことだか 思いだせません。



2003年07月20日(日) うみ

遠くで 波の音がする

かすかに 潮の香りがする

風で 爆発寸前の髪は

あとで 直すからほうっておこう

遠くで あなたの声がする

たしかに 水平線がある

まっすぐ 続いてる少し丸い線は

真ん中で 一回とぎれてるみたい

だから そこまでいくから待っていて

全部全部つながった この大きな世界を見に行くから



2003年07月19日(土)

心に鍵をかけたのは

幼い頃のあたしでした

心の鍵をあけたのは

最近であったあなたでした

少しずつ ほんの少しずつだけど

大丈夫って 気がしてきてる。

心の鍵を開けたのは

パパでもママでもあたしでもない。

口笛が上手なあなたでした。



2003年07月18日(金) シャボン玉

ひざを抱えて シャボン玉の中

あなたに届くと 信じてた

涙流して シャボン玉の様

風に揺られて はじけいった

幼い頃に見た夢は 儚く
時がたつごとにリアルが 近く
もう戻れない過去と
割れてしまったシャボン玉
薄っぺらな色とりどりの空気玉

ひざを抱えて シャボン玉の中

あなたに届くと 信じてた

涙で壊れた シャボン玉の色

あなたは遠いと 知っていたのに。



2003年07月17日(木) ひつようなもの。

こい あい

おかし ごはん

彼氏 愛人?

浮気 本命。

どっちが めいんなんだろう?



2003年07月16日(水) すいか

あかいみ みどりのかわ

甘いところは内側で

苦い思い出につつまれて

たまに忘れてた記憶が出てきて

ちょっと苦い思いをするの

あかいみ みどりのかわ

ひとつの恋はスイカみたいで

夏になるとやってきたりするものね。



2003年07月15日(火) 風向き。

なにげなく 何時もを過ごしてた
少しずつ 回りが変わるのにも気が付かず

さりげなく 交わす会話と
すこしずつ 移り行く気持ちに

いまさら涙を流したところで

あなたはナニを思うのかもわからない

なにげなく 何時もを過ごしてきた
少しづつ 移り行く気持ちに気づかぬふりをしながら。



2003年07月14日(月)

テレビの画面の左上 ひょっこりお日様顔をだす

今日はあの人に会いに行く ぴかぴかお日様光りだす

テレビの画面の左上 ぴたりと時計の0がそろう

今日はあの人に会いに行く テレビの上の時計はチクタク



2003年07月13日(日) はつこひのひとへ。

君の 家の 大きな木に

僕 名前 こっそり彫った。

ランドセルの中から

工作でつかった丸いヤツ

あとで ままに スゴク怒られたけど

こころの なかは ほかほか♪

もうぼくは おおきく なったけど

ちがう きみも みつけたけど

いまも 心にあるのは 大きな木の僕の名前。

君も ぼくのこと 忘れないでしょ?



2003年07月12日(土)

霧雨が気持ちいい 休日の自転車

地下道には今日も 響く歌声

過去の気持ちは くるくるまわってる

終わった恋だと 言い聞かせても

階段を通り抜けて また僕に届くよ

霧雨が気持ちいい 休日の自転車

もっと雨が降ればさ 傘の雨音が

過去の気持ちを 洗い流してくれるのかな。



2003年07月11日(金) ふらいでー。

そう、あれはたしかフライデー

ぃや、サタデーだったかもしれない。

そう、アレはたしかフライデー

うん、確かに君と君の唇と。

今でも心に染み付いた

君の香りが染み付いた。

そう、あれはたしかフライデー

うん、土曜日に入る本の少し前のキス。



2003年07月10日(木) デニッシュブレッドレーズン

パンを咥えて 天井を見る
パンは口の中で とけていく

あたしは何をしようか考えて
結局ギターに手を伸ばす

あぁ ぁあ 君への歌でも作ろうか

ぁあ あぁ 君への詩でも作ろうか

パンを咥えて ギターを弾く
パンは口の中で とけていく

あたしはなんだか馬鹿らしくなって
また天井を見上げてる

あぁ ぁあ なにやっても君には届かない

ぁあ あぁ レーズン入りはおいしくない。



2003年07月09日(水) 教室とベット。

見詰め合って時間が止まったから 

「すき」

なんってね
あわててる君を見て

「うそ」

馬鹿みたいに笑った

家に帰って思い出したから

「すき」

なんてね、
あわててる君思い出して

なみだ

ながれてた



2003年07月08日(火) またキリバン、踏んじゃったよ;;

大好き 大好き もぅいえない。

誕生日のプレゼントは

あなたの お古の ストラップ。

今年は花火 一人で見るのかな



2003年07月07日(月) たなばた。

すれ違う距離も無い、

窓の向こうにアナタの教室。

すれ違う距離も無い。

好きだという言葉さえ届かない。

「さよなら」も

「あなただけ」も、

選べないでいるの。

すれ違う距離も無い。

二人を引き裂く涙の川と

遠い 遠い あなたの心。



2003年07月06日(日) この恋の終末は。

かれが あの人と同じこと 知ってるから。

抱きしめて キスをして 名前は呼んでくれない けれど

「カタチないから 最後までできない」とかって言って。

ねぇ、 それならカタチ 作ればいいじゃない。

カタチの理由は アナタがあたしを好きってしるし。

カタチの理由は あたしがあなたを好きってしるし。

だけど あたしは あの人と同じこと しってるから。

だから 「好き」は心にためて あなたの首にキスをするの。



2003年07月05日(土) 掃除。

部屋の片隅に見つけた ガラスのカケラ。

あの時あの人と飲んだ お酒の味。

あの時あの人がくれた イチゴのあめ。

部屋の片隅でちいさく 輝いていた。

あの時われてしまった ガラスのカケラ。

片付けられずにいた あの日のキヲク。



2003年07月04日(金)

空を見上げれば星 星のてまえに山

山からはみ出た雲 雲にかくれた月 

月のまわりには星 星の一つがきみだとしたら

君は僕を見つけられるかな?

僕は君を見つけられるかな?

空を見上げれば星 星から見えるくらい僕は

輝くことを誓うよ。

どんなに遠くてもほら 手を伸ばし輝いているから。



2003年07月03日(木) ひぃみぃつ。

何にも、何にもない毎日だから
きみを見ていたいと感じたんだ
何にも、何にもないことなのに
きみを遠くに感じてしまった。

だからね、だから。我慢してたことも
きみをね、ほんと。大好きなことも、

ちょっと、ちょっとだけ隠していようと思う
ちょっと、ちょっとだけなみだ出そうだから

ちょっと、ちょっとだけ諦めちゃおうかな?
ちょっと、ちょっとだけ無理なハナシみたい。



2003年07月02日(水) 無無無。

残るのはかゆみだけ

残るのは傷跡だけ

残るのは涙だけ

かさぶたは気づけばまた血に染まってる

涙のあとは気づけばもう乾いてる

あぁ そこにあるのは かさぶただけか。

あぁ 目に見えるのは かゆみの残骸。



2003年07月01日(火) 涙涙涙。

眠れない理由は こののどの痛み?

のどの痛みの理由は 効きすぎたクーラー

効きすぎたクーラーの理由は 寒がりのみんな

だけれど 眠れない理由は

   誰のせいでもないの。


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