| 2005年08月20日(土) |
南米遠征を振り返って |
今エクアドルでこの日記を書いています。 南米遠征は3週間でした。Belo Horizonte(ブラジル)→ Gramado(ブラジル)→ Manta(エクアドル)のこの3週でした。
ブラジルは初めて訪れる国で、エクアドルは2回目。 日本を経つ前は、ブラジルのビザ申請をギリギリだったり、チケットもギリギリに 取ったので、準備が慌しかったです。 それに、初めて行く国だし、不安を抱えて出発しました。 何しろ、移動時間が30時間近くかかるので、行く前は憂鬱な気持ちでした。 やっとの思いでブラジル着いて、午後に着いたのですがあまりの疲れにその日は 夜飯まで部屋から出ることが出来ないほどでした、、
1週目は予選からの出場でした。1回戦は7−6(4)、4−6,6−1で勝ち、2回戦も 6−3,6−2で勝ったのですが、予選決勝は勝ちたいという気持ちのほうが強く 固くなってしまい、4−6,4−6で負けました。 最近はチャレンジャーの予選はほとんど上がってたのですが、久しぶりに負けてしまい ました。チャレンジャーの予選で負けてしまうと、次の週までだいぶ空いてしまうのと ホテル代も大会側から払ってもらえなくなるので、かなり痛いです。 ブラジルは初めてだったので、何もわからなかったのですが、ご飯がやたらに上手い ことが判明したんです。特に肉料理のシュラスコは美味しかったです! あとこの国では毎日のようにサラダが出てきたの、サラダ三昧でもありました。 2週目のGramadoまでは弥起さんと一緒に移動しました。Gramadoまでも結構遠くて 飛行機だけで乗り継ぎを合わせると約3時間半、空港からタクシーで2時間と今回も かなり長かったです。この週は本戦に入れるか微妙なところだったので、とりあえず 予選のサインの日に行って、そこで誰かが欠場すれば本戦に入れるという立場でした。 結局3人ほど、出ないと分かり本戦に繰り上がることが出来ました。 Gramadoというところは冬ということでかなり寒かったです。5℃を下回る日がほとんど でした。そして毎日のように雨が続いてインドアでの試合でした。
1回戦の相手は先週の大会で優勝した、アメリカのFRUTTEROでした。 結果は7−6(8)、3−6,5−7で負けたのですが、勝つチャンスは十分にあった試合 でした。特にファイナルセット3−1,4−2の自分サーブから逆転は本当に悔やまれる ゲームでした。あとは4−3 相手サーブ0−30や5−4 30−30を取れなかったのが 痛かったです。多分あの場面はフューチャーズだったらそのまま逃げ切って終わっていたと 思うんですが、さすがチャレンジャー。そう簡単には勝たせてくれない場所です。 敗戦のショックはかなり大きかったんですが、前向きに考えれば今後またこういう場面に なったら、この教訓が活きるんじゃないかと考えていました。
3週目はエクアドルのMantaという場所。大会の会場でチケットを購入する。 エクアドルに入るには黄熱病の予防注射を受けないといけないということでした。 意外にも短時間で予防注射が済み、いざMantaへ。 Mantaへは、Gramado→Sao Paulo(1泊)→Lima(ペルー)→Guayaquilという飛行予定。 これでも十分遠いのですが、Guayaquilに着いてから更に3時間のタクシー。 タクシーにはアメリカの黒人の選手、アルゼンチンの選手とシェアして移動。 90ドルを3人で割って1人30ドルでした。この移動もGramadoを出てから約27時間 かかりました。南米遠征は過酷だと本当にこのとき思いました。 Mantaはリゾート地で気候は暖かく過ごしやすい所でした。 試合は1回戦、5シードのRoger Jean Julioという選手。ランキングは220位ぐらい。 結果は6−3,7−5で勝った試合でした。相手はサーブ&ボレーで良く前に来るタイプ。
セカンドセット6−5自分サーブの場面のマッチポイントが2回あったのですが、先週の ことを意識してしまって、ダブルフォルトとボレーミス。 何とか最後は取ったのですが、もしあそこの場面でブレークされていたらと考えると 本当にもつれていたと思います。 2回戦は移動のときタクシーでシェアしたアルゼンチンのFabbriという選手。 1回戦をシードに勝ったので2回戦はかなりチャンスのある試合です。相手もそう思って いたと思いますが。結果は7−6(3)、3−6,7−5で勝ちました。 チャレンジャーでQFに進出したのは、去年の9月の中国以来のことでした。 チャレンジャーでQFに進出するとフューチャーズの1万ドルで優勝するのと同じポイント。 やはりチャレンジャーで勝つと一気にランキングが上がるものです。 試合内容は1セット目は6−3ぐらいで取れたところをタイブレークまでもつれさせてしまった のが反省点です。2セット目は相手も動きが良くなり、先にブレークされてしまい、そのまま 3−6.ファイナルセットは3−2でブレークして4−2リードの場面。ここで脳裏をよぎった のは先週の4−2リードからの逆転負けしたときのことでした。 そういう嫌なことを思い出したときは、本当に悪い方向に流れて行ってしまい、いきなり 0−40、そこからデュースまで戻すものの、イレギュラー(ボールが変に弾む)と ダブルフォルトでブレークバックされてしまう。そこから完全に流れが相手に傾き一気に 4−5.しかも4−5相手サーブの30−15.もう頭の中は半分負けたものだと思いました。 そこから相手の3本連続ダブルフォルト。信じられないと思ったのとこんなこともあるのかと 思いました。この日は風が若干強かったのが、原因なのかもしれませんが、 そこからもうこんなチャンスはないと思い負けられらない気持ちが強くなり、そのまま 7−5でフィニッシュ。改めて勝負の恐さを思い知らされた試合でした。 この試合はエクアドルのテレビで放映されて、試合後インタビューまでされました!
あんま英語話せなかったけど、、、
QFはこれまたタクシーで一緒だったアメリカの黒人の選手。 左利きでストロークでガンガン攻めてくるタイプの選手。左利きの選手とやるのは 本当に久しぶりだったので、正直なとこやりずらかったのは確かです。 1セット目は先にブレークされるも落ち着いて取り返し相手のミスも多く6−3. 2セット目は1−2でブレークされてそのまま流れを引き戻すことが出来ずに2−6. ファイナルセットは0−1自分サーブの40−0からブレークされてしまう。このブレークが 全てだった気がします。その後はブレークポイントが1本あったのですが、取れずそのまま 3−6で終了。これで南米遠征の全ての日程が終了。
今回の遠征はチャレンジャーでも十分やっていけることが分かったけど、勝負の厳しさ・ 恐さも分からせてくれた遠征でした。 この日記は日本に帰る前日に書いてるのですが、日本まで約2日半かかります、、 今回は移動の厳しさも教えてくれた遠征でした、、
前回、行われたVS タイのデ杯を振り返りたいと思います。
今回のデ杯は僕にとって2回目のデ杯ということと日本で開催ということで 前よりも落ち着いて出来たし、何をしなきゃいけないかも分かってた分、気持ち的に 楽だった部分は大きかったです。ただ正直なところ、まだシングルスにしろダブルスにしろ 確実に出場する立場ではないのが、まだまだ完全に緊張しない理由だと思います。 通常、デ杯は試合の1週間前に合宿を行ってから、試合に臨みます。 今回は江坂テニスセンターで行われ、厳しい練習・トレーニングが毎日のように 行われました。今回はジュニアが多く参加していました。 5月に行われた、福岡での強化合宿でも来ていた選手がたくさんいたので、顔馴染みが 多くコミュニケーションの方は問題なかった気がします (自分だけそう思ってるかも!) もちろん全国でトップのジュニアばかりなので、今後プロになる選手がいると思うので 下からの追い上げもあり、今後は刺激が多くなりそうな予感がしました。 今、現在自分と近い歳で海外遠征をしている選手は本当に数少ないので、もう少し 増えればいいなとちょうど思っていた時だったので、少し楽しみでもあります。 約1週間の合宿が終わり、いよいよ会場での練習が始まります。 今回の会場は大阪のなみはやドーム。立ち見を入れたら約3000人収容。 会場での練習が始まると、タイチームも来ていたので、緊張感が増します。 試合が近づくにつれ選手だけでなく、監督やコーチ、スタッフの方たちも慌しくなってくる のが、目に見えて分かるようになってきます。 デ杯メンバーではなかったときに、よく「デ杯独特な雰囲気だよ」と言われました。 そのときは、いまいちピンと来なかったのですが、メンバーになって気付くことがたくさん ありました。これは1つ1つの細かいことなので、なかなか言い表せませんが、、 結果はご存知のとうり4−1で日本が勝ちました。1つ1つが本当にどっちに転んでも おかしくない展開でした。自分も最後の勝敗が決まった、試合に出ることが出来ました。 もちろん、凄い緊張したし、皆が勝利が決まって喜んでいましたが、自分はそれどころでは なかった気がします。 試合に入って、個人戦とは違い熱い応援があり、1ポイント毎に盛り上がるので 自分の気持ちを整理するのにいっぱいいっぱいでした。 やはり、ああいう大舞台では精神的に強くないと勝てないと痛感しました。 結果は6−3,6−3で勝ちましたが、相手がどうこうの問題ではなく、自分のことで 精一杯でした。ただ、今後に必ず活きる経験だし、1勝出来たことが何より大きいと 思いました。次のデ杯は来年です。 またメンバーに入るために努力しないといけないし、今度は大事なところで試合に出て 早く勝つ気持ちよさを実感してみたいと思います!
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