日報ファイル
saki



 


「私」は決して1人ではないが、
限りなく孤独でもある。

「私」という自我の境界を、
なにものも超えることはできない。

その境界を鎧にしていても、「私」は
孤独に怯え続ける。
他者を怖れ続ける。

…限りなく近付くことを羨みながら、
少しでも触れることを拒んでいる。

「私」という自我の領域を、
無遠慮に踏み荒らすものを避けることはできない。

その領域を差し出すことでしか、「私」は
孤独を忘れられないから。
他者を量れないから。

…全てを晒すことを望みながら、
少しでも見せることができずにいる。

孤独になるのが怖いから。
他者に傷付けられるのが怖いから。

「私」という自我の輪郭を、
容れ物の外見だけで計ることはできない。

その輪郭で語ることでしか、「私」は
「私」を表現できないけれど。
それもまた「私」なのだけれど。

それだけが「私」ではない。

「私」に見えているものだけが「アナタ」ではないはず。
「アナタ」に見えているものだけが「私」の全てではない。

見えているものでしか、判断できないのは分かっているけれど。
それだけが全てではないと。
それで良いのだと。

今ここにある「私」だけが「私」の全てではないことと。
だからこそ「私」はいつも1人ではないと思えるのだということを。



2002年02月21日(木)



 前回の変なタイトルの所為で力尽きました。

いやぁ、体調悪いときに文章とか
書くモンじゃないという事はいつも書いてから
後々に思う事です…。
と言ってもまだ体調悪いんですけど(苦笑)
微熱が引かないです…いつもの事ですが。
するといつも文章書くには
不都合な状態だという事ですか…
まぁ書いてしまったものは仕方がないので
あきらめましょう。
後で修正・削除するのは嫌いなので(面倒だし)
誤字・脱字だけはないように気を付けている
つもりなんですけど。
字書きを名乗っている人が思いっきり
誤字脱字出しまくっているとちょっと
ガッカリしてしまいますしね。
たまにそれ以前の問題という人もいますが…
まぁそれは表現とか構成の問題であって
その人が書きたいことを好きなように書いているなら
何でも構わないとは思うんですけど。
普通に本を読んでいても誤字・脱字を発見すると
気になってしまうだけなので…(汗)

私は絵描きを名乗りたかったのですが
どうやら自分以外の人には字書きだと思われている
(もしくは字書きの方が向いていると思われている)
んですよねぇ…。家族にまで…(とほ)。
何とか半々くらいで両方出来たらイイなぁとか
思ってるんですが。
絵は動きも表情もなくて華とか面白みに欠けるし、
文章は一人よがりで漢字多くて分かりにくいし、
…あぁもう、精進あるのみです…。
出来てない気もするけど。

体調悪いくせに髪の毛脱色してみました。
妹にやってもらいました!(笑)
ハイブリーチなのに普通の茶色になりました、
恐るべし自分の黒髪。
今までも軽いの使ってたんですが、殆ど落ちてなくて。
まぁそのせいですかねぇ。
こんなに色が変わったの初めてなので、
結構違和感がありましたがそろそろ慣れてきました。
しかしそれからというもの、1日1回は知らない人に
男か女かで議論されているような…(汗)
ええい、この眉毛が目立つからか!そうなのか!
周囲には概ね好評です今のところ。
バイト先では「イイね!青いカラコンとか似合いそう」
とか言われたのですが…
…あの、まさかバレてるなんて事は…(大汗)
…うっかり抜き過ぎた時は緑に染めてみましょうか(笑)
…あー、カラコン欲しいです!ずっと昔から欲しがっては
いるんですが、今のところ全く度を必要としない目に
突っ込むのが怖くて(と言うよりそれで視力が
落ちたりするのが嫌…)買えず。
でももう、近日中にトライしたいですね!(笑)




2002年02月12日(火)



 微妙・絶妙・奇妙・神妙

…1月の日記少ないですねぇ。
ホント、毎日書いてたんですよ昔は。
ええ、小学校の頃ね…(笑)

存在をを認めてくれる人達と過ごす時間は
楽しいものです。
しかし楽しさに流されてそれに寄りかかるだけでは
やはりダメなのでしょうか。
今私を安らがせてくれるのはあの人達しかいないので
(というのは相当大袈裟ですが)
結構甘えてしまっています。
でも本当はもっともっと甘えたい…(死)
甘えたくても甘えられない長女体質?
甘えたい願望だけは人一倍、ってトコですか。
何でこんな捻じ曲がってるんだか…

私だけの人に巡り逢いたい。
甘えられる、甘えさせてくれる、甘やかすだけでない、
私を受け止め、並び立ち、支え、共に生きられる、
そんな人がいたらいいですねぇ。
そのためには私自身がそれに相応しいだけの存在で
なければならないのですが。
そのために孤独に耐え、孤独を楽しむ幼少時代を
送っていたはずなのですが(笑)。
時々どうしようもなく人恋しくなるのは
止めようもなく。
寂しい時に一緒にいてくれる人がいるだけでも
幸せな事です。
その妥協という名の甘えで。
ズルズルと駄目になっても構わないと?
豪気な事ですね。
無意味で無謀で無駄で無気力で無為な事でさえも
本当に無駄だったとしみじみ後悔するのは嫌なので。
何か意味があるのだと思いたいのですが。
どう、なんでしょうか…。

ところで予防注射を受けに行ったら何と熱が出てきて
受けられませんでした。
体調はどんどん悪くなり。
気分は最悪。
家でおとなしくするしかないと思ったのですが。
そういう時ほど寂しくなるもので。
翌日、誘われた時に熱が一応下がっていたので
出かけてしまいました。
楽しかったけど車に酔いまくってヘロヘロに…。
友人には迷惑を、家族には心配をかけてしまいました。
ごめんなさい!!

…ホント、十分甘えてると思うんですけどね。


2002年02月04日(月)
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