ココロドコ
アタシのコヱはココにヒビク
アタシのココロはココにアル?
アタシのココロはドコにアル?

2008年03月04日(火) 季節の話

2006年3月
ずっと身体に絡まり続けた縄は解け
足枷は外され
鍵を掛け続けた扉は開け放たれ
氷が融けて数年振りに本当の春が来た

季節の移り変わりは誰にも止めることは出来ず
春はやがて夏になり 秋になっていった

少し物悲しさの漂う季節と共に
春を連れて来た人は
いとも簡単にあたしに秋を運び 冬を与えた

2006年冬のことだった

あたしはそれでも生きていた
とても大切な瞬間 瞬間を
ただただ暗闇の中 彷徨って もがいて過ごしていた日々に比べると
訪れた冬の寒さはまだマシで
入れ物だけになった心ででもなんとか生きていけていた

2007年3月
どんなに笑顔で過ごしてみても
どんなに美味しい食事をしていても
真ん中のところで寒さに凍える毎日を過ごしていたあたしに
ある日 新しい芽吹きの音が聞こえた

初めはとても小さな音で
しっかり耳を澄まさなければ
聴き逃してしまうような音だったけれど
そのうち音は大きくなって
丘の上の教会から聞こえる鐘の音のような
やさしくてあたたかい希望に満ち溢れたものとなった

再び暗闇から救い出されたあたしは
今度こそ訪れた春を大切にして
噎せ返るような暑い夏にし
柔らかなオレンジ色の秋にし
その冷たささえ愛しく感じられるような暖かな冬にして
それを死ぬまで繰り返したいと思った

だけど 2008年3月
あたしの希望は また打ち砕かれようとしている

2年前 
あたしにとっては存在価値さえないものになってしまっていた人だけれども
『一人の人』には変わりないその人を谷底へ突き落とした罰なのか

幸福を繰り返し続ける春を手に入れられない運命なのか

あたしの希望は 再び打ち砕かれようとしている

たぶん またあたしが春を運びたい
あたしに春を運んでくれる
そんな人は現れるのだろう

不思議だけれど
人の繋がりって
なんだかんだで繰り返される

でもね でも
そんなに簡単なことじゃないの

そんなに単純なことじゃないの

どこまでも落ちていく
いつまでもいつまでも落ち続けていくその先に
居て欲しいのは あなた
受け止めて欲しいのは あなた

たったひとつの贅沢も神様は許してくれないのかな。。。



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