ココロドコ
アタシのコヱはココにヒビク
アタシのココロはココにアル?
アタシのココロはドコにアル?

2002年03月29日(金) 豪雨

ときどき 意味もなく 
やってみるんだ

『泣く』って行為


哀しいのじゃないけど

淋しいのじゃないけど

全部 流してくれるから

ココにのしかかってきたもの
全部 跡形もなく
流してくれるから


『泣く』ということは 何をするよりも
最高の快感を
本当は与えてくれる
行為なのかもしれない




2002年03月28日(木) ココロ浴

いつもと違う時間が流れた ときは

あたしのココロの洗濯時間

ぶくぶくに膨らんだ泡の中

あたしのココロは泳ぎまわる

七色のシャボンが

無数に飛びまわって

夢みたいな時間が流れる


でも それも
いつまでも続かない



2002年03月26日(火) 転落

片腕が 落ちたので 
キャッチボールは
もう できません

片翼が 折れたので
羽ばたくことは
もう できません


半心が 朽ちたので
愛することは
もう 二度と できません



2002年03月24日(日) 眠り姫

雨降りの寒い朝は
あったまった布団の中から
窓にしたたる水滴を
じっと 見つめる

雨降りの寒い昼は
あったまった部屋の中で
屋根に降り立つ水滴の音を
じっと 聴いている

雨降りの寒い夜は
あったかいあなたの腕の中で
明日晴れることを祈って
ゆっくり 眠りにつく



2002年03月22日(金) 靴・くつ・クツ

知らない街は
あたしをやさしく迎え
あたしをあたたかく包んでくれる

山の緑や 川のせせらぎは
ココロを撫で
あたしを休ませてくれる

時として出会う 雑踏さえも
心地良い この空間

また 来るね



2002年03月21日(木) 細胞単位

誰も あたしを傷付けられるはずもないのに

何かの 影に 脅えるココロ

いつも 抱きしめてる


「何も心配要らないよ」

と あたたかくあたしを包んでくれる

あなたの腕の中さえも

不安でいっぱいなのは


誰にも 触れることのできない部分で

暗雲が 立ち込めてるから



2002年03月20日(水) 終焉

無いものねだりな生き物は
幸福の中に
不幸を捜し
不幸になったなら
また 
幸福を捜す

その繰り返しを
一生 死ぬまで
続けていく


無いものねだりな
バカな生き物は
『本当のしあわせ』を
ずっと 見つけられないまま
朽ち果てていく



2002年03月18日(月)

その飾り気のない
あなたの姿は
ボクを
崇高な気持ちにさせる

このまま
昇っても 堕ちても
ボクに 後悔はない

あなたのその姿を
ずっと 見ていられるなら

あなたのその存在を
ずっと 感じていられるなら・・・



2002年03月17日(日) 黄色と緑

人は 
愛し合って
支え合って
生きていく

そんな 基本さえも
忘れそうな あたしを

一生懸命
愛してくれる
あなた


あなたがいるから
人間でいること
忘れないで いられるよ



2002年03月16日(土) 夕焼け雲

甘くとろける
その舌触りに
頭の中も とろけそう

キミとつないだ手を
ずっと握り続けていた日のことだけ
覚えてる

キミの香りと

キミの声と

キミの全部


ボクの全てがなくなっても
キミと居た日々は
永遠に無くならない・・・



2002年03月12日(火) 砂場遊び

眼を覆いたくなるような 生き物に
そのとき 出遭ったあたしは
一生 その傷を負って
醜いまま生きていくのだと
何気無しに感じていた

情けなさは 涙も奪い
乾いた風は 心を奪った

『暖かい』と感じたことは
もう 前世にもつながるほどの
昔のことだったのかもしれない

泣いてばかりだったあたしが
泣き止んだときには

心に 空洞だけが
存在していた 



2002年03月10日(日) 羽毛

好きで 好きで たまらない?

愛しくて 愛しくて 胸が苦しい?





目と 腕と 耳と 唇と・・・

あたしで 感じることができなければ

あなたは 居ないも同じ



2002年03月09日(土) 石畳

何にもならない
何の足しにもならないものを
知ってる頭は

何にもならない
何の足しにもならないものを
求めるココロを
抑えつけてる

パンドラの箱のように
開けてはならない
その 扉に
そっと 時々 手を掛けて

ずっと ずっと
迷っている



2002年03月07日(木)

物置の隅っこで
忘れ去られた 人形のように

あたしは
瞬きもせず
じっと
『そのとき』を待っている

薄暗い部屋の中

何の音もきこえずに

ずっと 
じっと
『そのとき』を待っている

誰かにもう一度
抱き上げてもらえる事を
夢見ている 人形のように

永遠に来ないかもしれない
『そのとき』を
待っている



2002年03月06日(水) 空き瓶

その長くしなやかな手足も
やさしい眼差しも
奥深い愛情も

ぜんぶ ゼンブ
なにひとつ残らず
あたしのものなのに

あたしは
いつも 
なにかを探してる

ホントに欲しいものは
もっと 別のもの?

何が欲しいのか
口に出して言ってみたら

きっと この世界は
跡形もなく
壊れてしまう

欲望という
醜い生き物に侵食されて

哀しみに 

押し潰されてしまう・・・



2002年03月05日(火) 星光る

その先に広がる世界を
無視して

ピリオドを打つことを
恐れ

いつまでも
不安で寝就けない理由を
無理に探してる

時間の流れを止めたくて
ずっと 瞳を閉じられないでいる

朝日が昇る頃
本能に負けた身体は
心とは裏腹に
日常の淵へと 墜ちていく・・・



2002年03月02日(土) 高熱の日々

久しぶりに
恋したくて

恋したくて


胸をえぐられるほどの
感情を
捜し求めて
歩き続けて


嘗て 経験した
甘く 苦い記憶を
辿って

辿って


もう 二度と手に入らない
気持ち

もう一度 欲してる



2002年03月01日(金) 大木

求めてばっかりの
我侭な あたしは

自分の欲求を満たすことに
とても 熱心


そんな生き方は
きっと 虚しいことだらけなの
ちょっとは気付いてるのに


今は 甘えていたくて
しょうがない・・・


 ←コッチ  ヒビノナマエ  アッチ→


ユキチ [メエル]