ココロドコ
アタシのコヱはココにヒビク
アタシのココロはココにアル?
アタシのココロはドコにアル?

2001年07月30日(月) ときにはマトモ

他人(ひと)にやさしくするのは
そんなに難しいことじゃないと
昔 ママが教えてくれた

私が私以外の人間に冷たくしたとき
ママは「どうしてやさしくできないの?」と
私を叱った

私の持つ『やさしさ』と呼ばれる要素は
ときどき喧嘩する ときどき嫌なことを言う
ママから送ってもらった宝物かもしれない

『やさしさ』という魔法を知っていますか?

それは あなたを幸福へと導く
誰にでも遣える魔法です



2001年07月29日(日) 誘惑

明日 晴れたら 散歩に行こうね

真っ白なワンピースに 
大きなつばの白い帽子を着て
待っているから
迎えに来てね

あなたが来るまで
ずっと待っているから
きっと きっと 迎えに来てね

あの丘の大きな木の下で
たったひとつの
大切なものを
あたしだけに教えてね

明日 晴れたら・・・



2001年07月28日(土) Zan-ge

あなたを許せる ボクがいたことを
今日知ったのは 遅かったでしょうか?

まだ 手遅れでないなら

もっと 笑って下さい

もっと 寄り添って下さい


あなたを 何処かで拒んでいたボクを
あなたは 許してくれますか?


カミサマ
裏切りを知られないように
あの人を傷付けないために

ボクの唇を 取り去って下さい


あの人を二度と悲しませないために

ボクの声を 消して下さい



2001年07月26日(木) 小さなココロ

キミの声を聞かせてください

何が 欲しいのか
何を 必要としてるのか

教えてください


キミのココロが 幸せでいっぱいになるように・・・



2001年07月25日(水) 拾い食い

おかしな鼓動が 体中を騒ぎ立てる

何か悪い物でも 食べたかな・・・


そんなこと 記憶にない

・・・・・・

嗚呼

あの時 拾った物かもしれない

うっかり つまづいて

ふと 見下ろした足元に 落ちてたんだ


ちょっと 珍しくて 拾っちゃった

もう 捨てられない 離れられない

・・・「アレ」



2001年07月23日(月) 一生分のはてな

ときどき ココロ 表明

気持ちいい 風 吹く

綺麗な 水 流れる


ときどき 抱き締めてもいい?

ときどきだけど

いつもと 少し違う 私でいい?





 



2001年07月21日(土)

いつも ここに 穴が空いていて

何をしても どうやっても

埋められないんだ


たくさんのものが目の前に広がっているけど

どれを選んでイイのか 解らないんだ


キミが手を引いてくれると言うけれど

それじゃ ダメなんだ


此処が ずっと 渦巻いてる



2001年07月20日(金) 毒には毒を

そっけないこと言って

あなたを困らせて

あたしはそれで満足


今まであたしを困らせた分

今度はあなたが 困ってよ


今まであなたがワガママ言った分
 
今度はあたしに 言わせてよ


勝手なこと言う あたしを
「可愛い」と 愛すのは

あなた


気侭な子猫みたいな あたしを
「愛しい」と 抱き締めるのは

あなた


要らなくなったら

捨てればいいだけ

何をそんなに 悩んでいるの?



2001年07月19日(木) 超疲労

あれもして これもして

特に何もしないで

今日が過ぎ去って

気がついたら

何もなくて

どうもなくて


躰が 簡単に空を切るんだ・・・



2001年07月18日(水) 輝き

綺麗になりたい 綺麗になりたい

ずっと ずっと 心に願う


あなたが教えてくれた

私の本当にキレイなところ


あなたが引き出してくれた

私の本当にステキなところ


みんな持ってる 本当の綺麗 



2001年07月16日(月) 無所持

「愛してる」なんて そんな言葉
聞いたことない

「愛してる」なんて そんな行為
見たことない

それが 哀しいことなんて
ちっとも 思わない

幼い日々から 
抱き締められてるような気になって
本当に抱き締められたことなんかなかったんだ

「あなたのこと 大好きよ」
なんていう あの人の声を
聞いていたような気がしたけど
本当にそんな声を聞いたことなんかなかったんだ

幻覚と妄想に囚われたボクの世界は
ボクには とても 現実

とても とても 真実


ねぇ 求めないでよ

本当の「愛」がどんなものか知らないボクに
「愛してるって言って」なんて

求めないでよ



2001年07月15日(日) 熱大地

朦朧とする 意識

遠くを見つめる 目

動けない 動かない 躰

 ―『タイヨウイタイ』


ヒトが あたしを ダメにする

ヒトの知識が あたしを 小さくする

文明という名の幸福が あたしを 情けなくする



2001年07月14日(土) 窒息

あの人は 
もっともらしいことをいって
あたしにたくさんのことを
諭したつもりでいるけれど

結局は自分の「眼」でしか モノを見ていない


小さな過ちを きつく責めることしか出来ず
自分の知らない世界がたくさんあることも
わかっているようで わかっていない

自分の知っていることが
あの人の全てで

自分の価値観だけが
あの人の正常

それをあたしに
むりやり持たせて

とても とても 満足げな顔をする

太陽が出ている時だけが
動く時間なのですか?

あなたが今夜 安心して眠れるのは
夜間の安全を眠らずに守ってくれている人が
居るからではないのですか?

このまま あたしに呼吸をさせないつもりですか?



2001年07月13日(金) make from

まっすぐに 何も迷わずに 
進める人生であればいいのか?

それは すばらしく きれいで
心地良いものであるのか?

曲がり角も知らず
昇りも下りもない

水溜りがあることや
石ころが転がっていることも知らず

それは 生きているのだろうか?


それが当たり前の世界なら

万人がそうやって生きてきたのなら

その状況は決して間違ってはいない


でも 私はつまづいたことがある 
道端に落ちている石ころに

私は歩けなくなったことがある 
坂道が急過ぎて 水溜りが大きすぎて・・・


花畑を綺麗と思うのは荒野を見たことがあるから
                                     

生きてるのが辛いと思うのは愛すものを捜そうとしないから 
              
「そんなものナイ」なんて嘘

どんなカタチだって どんなイロしてたって
「アイ」でできてるんだから

あなたの原材料・・・「愛」






2001年07月12日(木) 『こわくない』

要らないものは排除して

要らないものは排斥する


そうやって
全部 全部

いつも
手放してきたら

気付いたら
自分しか居なくて

「これでいい」

なんて呟いてみたけど

そのコトバ 聞いてくれる人さえも 居なかった


『誰にも会わなくて 幸せ
 
 何も聴こえなくて 幸せ』

思ってないこと ひたすら繰り返す



2001年07月11日(水) 示唆

あんな昔のこと 夢でみた

現実みたいに 涙流した


「夢」は無意識の現れで
いろんなことを意味示すという

今頃夢に出てきて
何を言いたかったの?

私に何を言って欲しかったの?


顔を合わせば きっと
私の心に 静かな嵐が起こるだろう

でも そんな事あってはイケナイ

何も言ってはイケナイ

きっと 現実はずっと割れたままだから・・・



2001年07月10日(火) 四六時

出来上がりは 最高

今日のあたしを誉めてあげたい


何をしたわけでもない
ただ 「今日」を生きただけ

理由(ワケ)もなく生きただけ


今日 あなたは生きた?

この雑多な日常を 生きた?

寝床に就くあなたを 
「今日」を生きたあなたを

誉めてあげて・・・



2001年07月09日(月) 季節巡りて

あの存在は 今は何?

私のココロを傷付け 脅かしたモノよ

時間という薬が効いたのか
最近の日々は
とても平凡で

噎せ返る暑ささえ
時として 抱き締めたくなる


もうすぐ
あの頃と同じ

夏の午後が やってくる



2001年07月08日(日) 本当は寂しいの?

残念ながら 良くないことです

しかし 癖づいたことは
躰から 離れることがありません

痛かったことも
苦しんだことも

すべてに 人の躰というモノは
「慣れ」てしまうのです

意識と理性が 
私の何処かでブレーキを掛けるけど

無意識とココロが
勝ってしまうのです

弱く小さな私を
こんなに汚れて曲がってしまった私を
誰が愛してくれるのでしょうか??



2001年07月07日(土) Nagu-雨

何がそんなに哀しいのか
ボクに話してはくれないだろうか?

どうしてそんなに涙を流すのか
ボクに教えてはくれないだろうか?


どうして
そこまで
ボクを愛せるのか

説明してはくれないだろうか?



2001年07月06日(金) 冷たい季節

ココロの無いところに 水溜り

空と雲と太陽を 静かに 映して
別の世界への扉みたい

雨が降ったら 全てが台無し

何も無かったかのように
全ては 洗い流される


ガラスと 水と 鏡


本当のものは 映らない



2001年07月05日(木) 斗−ヰ

壊れてしまう 白い肌

割れてしまう 澄んだ瞳


脆くて 弱い

キミは ちいさい


だから
ずっとそこに居て

ボクなら
大切にしてあげられる・・・



2001年07月04日(水) 不可視

その行動は 不透明

その言葉は 不理解


いつまでたっても
ホントウノコトは
見えない

どうしても
隠してしまうから

どうしても
解られたくないから

知ったような顔して

解ったようなフリして

あたしに 近づかないで


誰にも 解って欲しくない

誰にも 解らない

あたしの存在

あたしの 呼吸



2001年07月03日(火) 透明・閉塞

小鳥だからって 
鳥篭に閉じ込めてて 

いいのですか?

羽ばたけないことをいいことに 
閉じ込めてて 

いいのですか?

囀れないからって
相手しなくて

いいのですか?


誰が そんなこと
決めたのですか?

とんだお笑い種は
バカバカしくて

きこえません



2001年07月02日(月) re-do

いつもやってしまうの

同じこと

「後悔」という感情が
躰じゅうを駆け巡るのに

それは
とても痛いのに

心に
ココロに
痛いのに・・・


ひきちぎってしまってもいい

この 躰

あした 生まれ変われるなら・・・


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ユキチ [メエル]