ココロドコ
アタシのコヱはココにヒビク
アタシのココロはココにアル?
アタシのココロはドコにアル?

2001年03月31日(土) 眼が知るもの

本当に見えているものは
そこで触れられるもの

この手に触れるものは
色や形があって

それらは何故か
現実味を帯びていて
ときどき
『ココロ』を脅かす

だから
日常の半分以上を
見えないものの中で過ごす

逃げているのではありません

『其処』が
私の場所なのです

私は信じているのです

『ホンモノ』は
見えるものではないと・・・



2001年03月30日(金) 持ち物

何処に行くにも
何をするにも
いつも一緒
ずっと一緒

私が居ても居なくても
状況は変わらないところに
私はやっぱり一緒

勘違いしてませんか?

私は
あなたがいつも持ち歩いている
財布ではありません

私は
あなたのキーホルダーに付いてる
マスコット人形じゃありません

私は
涙を流します

私は
血を流します

私は
生きているのです



2001年03月29日(木) 今思ふこと

時々
他人(ひと)にとっては
意味の無いことが
とても
ココロに沁みて
涙を流す

理由など無くて
聞かれても困る

だけど
流れてくるものは
止められなくて
止まらなくて


小さいとき
持ってたもの
壊して
大人になったの?

小さいとき
感じたこと
忘れて
大人になったの?

でも
時々
意味も無く
涙が流れるのは
『思い出す』から?

ココロが
私のココロ
まだ
ちゃんと生きてる



2001年03月28日(水) 真実

隠すことは悪いことじゃない

でも 本当のこと 
広げてる方が楽

『私』  は
『わたし』ではなく
『あたし』であったり
『わたくし』であったり
だけど『わたし』であったり

自分が居る『ここ』が
ただ一つの真実ではあるけれど
そこに横たわる現実は
一つだけではなくて

たくさんのもの
持ってるのが
人間で

『ひとつ』になんて
やってしまえないのが
生きてる人間で

あったかいことは
本当は
ありがたいことかもしれないのに
時々否定したくて

何処に行っても
きっと自分しかいないこと
みんな本当は知ってる




2001年03月27日(火) ちょっと・・・

こまめにいろいろしたいことがあって

でも
なかなか理想は実現しなくて
だから『理想』なのだけれど
とてももどかしくて
哀しみに
してやられそうで

『嫌だ』という一言が
とてもとても言いたくて

でも
言えない自分がそこにいて

何気無く
何もなく

ちょっと
心躍らせて

おかしな
可笑しな
時間を逝く



2001年03月25日(日) 行事

人が来た
いっぱい来た

用事で 
行事で

たくさん来て
人間模様が渦巻いてて
ちょっと滑稽で
苦しいこともあって

もうちょっと笑ってくれないかなぁ・・・

そんな嫌な顔せずに


もうちょっと
快くしてくれないかなぁ・・・

あの人
大事な人なんです



2001年03月24日(土) 目隠し

見えているのが怖くて
手で覆ってみたのだけれど
それじゃ 何もできなくて
とりあえず 黒い布で瞳を覆う

痛いのが辛くて
叫んでしまいそうになるけれど
この現実では
それはカッコ悪くて
そっと扉を閉める

弱虫で 卑怯なボクは
ボクが ボク『だけ』が可愛くて仕方ないボクは
とても残酷で 酷い生き物かもしれない

ボクにとって大切なものは
本当は『ボク』だけで
それはとても
冷たくて 哀しいことかもしれない

だけど 止められない心は
どんどん どんどん
『ボク』だけを虜にして
「周囲」という名の幸せを壊していく

こんなになるなら
やっぱり やっぱり・・・

暖かいことは
辛くて 難しいんだ・・・



2001年03月21日(水) 無負荷

肩の荷が下りて
少しホッと溜息をついたようだね

キミの小さな呼吸が
ボクの耳に届いたなら
今夜はゆっくり眠れそうな気がする

キミの明るい笑顔が
ボクの頭に蘇ったなら
明日はきっと明るくやって来る

『未来』なんて
ちょっと恥ずかしい言葉を
心に描いてみたんだ

今日は
なんだか
柔らかく
暖かく
白い光を想えた



2001年03月20日(火) 穏やかで優しい日

目に飛び込んできたものは
『感動』という名のストーリー

優しい涙は
心を穏やかにして
私を温かく包む

陽気に晒された
グリーンピースの葉っばみたいに
イキイキ 体液が流れる

触れるのが怖くて
遠のけたかった日

触れられるのが苦痛で
離れたかった日

今日だけは
全部を洗い流せた

明日
『やさしい気持ちで過ごせるように』と
光がくれた プレゼント



2001年03月18日(日)

流れて仕方ないんだ

止まらなくて

その汚さに
たまらなくて

止まらなくて

いつも
こんなに
自分を大切に思ってるのに

汚くて 汚くて
ただ ただ 汚くて

醜くて

苦しめてしまえば
満足をいつか得られるのだろうか

あの
欲求の叫びが
快感になったら
もう一度
心から
抱き締めてあげられる気に
なれるのだろうか

自業自得で
自己嫌悪

追いつめて
追いつめて

そうでもしなきゃ
この滴は
流れつづける



2001年03月17日(土) 同情

かわいそうに
こんなになって
醜くなって

どれが綺麗なのか
僕の尺度で悪いんだけど
そんなのはとてもじゃないけど・・・

あんまり可哀想だから
涙が出そうになるよ



『ビョウキするぐらいの方がいい』


『あたしの望みかもしれない』


綺麗という言葉は
怖くて
美しくて
痛い



2001年03月16日(金) 受けること

影響

よいものは
ココロに自然に流れこんでくる

あの人がしていたから
私もしようというのでは
『味』がないけれど
そうして
前向きな力が働いたなら
それは『吉』と評価しよう


怖いのは
汚いものに触れたとき

知らず知らずのうちに
自分がどんどん汚れて
自分で自分を汚して
奇麗にするのがとても怠くなるほどに・・・


私には
自慢できる
たくさんの一つのものがある

死んでいるときもあるけれど
『愛してるんだ』と感じる

そんな日もあるのだ



2001年03月15日(木) 非常ベル

最近 理由もなく 
時計がよく鳴るんだ

不安げな音を出して 
よく鳴るんだ

その音を聞いたボクも 
とても不安になって
その場に立ちすくんで 
小さく小さくなってしまう


今日 声を潰されたんだ

喉を切り裂かれて
声帯が体外に放り出されて
もう 
どうにも 
元に戻らないんだ


最近 
不安げに 
時計が鳴るんだ

『時間だよ 時間だよ』

って・・・


どうすればいいのか 
何もわからないボクに対して
時計が鳴り響くんだ・・・



2001年03月13日(火) 思ひ出

懐かしいほどの紅さは
痛みと共に蘇り
ボクの記憶の奥底に沈んでいる
言い様のない沈殿物を 浮かす

あの輝かしい日々は
何処に行ってしまったんだろう?
なんて郷愁に浸り
夕陽を眺めたりして
その時だけボクのココロはあったかい

波打つ脈を直に感じて
あの日知った罪悪感を
そっと握り潰して
何も知らないような顔で
『どうしたの?』と呟けばいい



2001年03月11日(日) 咀嚼

かんでしまいそう

 何を?
 言ってごらんよ

風邪をひいて・・・
つまりは鼻づまりが酷くて・・・


でも
本当はそんなものじゃなくて

かんでしまいそうなんだ

 隠さなくていいよ
 言ってごらん

いやぁ ちょっと
そんな簡単には・・・


歯切れが悪いのは
いつものことなんだ
それが罪でも
更生(なお)せないんだ


涙流そうか・・・

吐いてしまおうか・・・



ほら
これ
自分



だから
かんでしまいそうなんだって・・・



2001年03月10日(土) 訴訟

おかしいんじゃないのかなぁ

それって・・・


『スキ』じゃないものには
 一生懸命になれません


『逃げてる』というのは
 キミの勝手


そういって
ボクが仮に傷付いても
ボクは冷えあがってしまって
もう
躰の感覚はなくて

この『こゑ』が届かないのなら
何をもって伝えれば良いのですか?

『苦しみ』をあらわす術は
 ボクにありますか?

ここに居たいのに
『飛びたて』というのですか・・・?



2001年03月08日(木) ひとさしゆび

ナイショのはなしなんだ

開かずの小箱なんだ

キミには 言えないんだ

僕のこと 本当のこと

ごめんね


このまま 消してしまうから

誰にも言わずに 消えてしまうから

だから ちょっとずるくならせて


カミサマの罰は受けるから



2001年03月07日(水) 満腹

時々

生まれ変われる瞬間がある

美味しい時間
たのしい時間

今日 
ココロが少しだけいつもより丸くなって
弾けたんだ
転がったんだ

今夜はゆっくり眠れそう・・・



2001年03月06日(火) 不協和音

ボクとキミが奏でるハーモニー
耳を塞ぎたくなるような 醜い音

キミの突起にボクは当てはまらなくて
パズルなんかきっと完成しない

このことを何も哀しむ必要はなくて
それがボクとキミの存在

水と油でさえ本当は混ざり合えるんだ
水が油を包み込んでやれるから

ボクとキミが発する音楽
耳が切り裂かれてしまいそうな 痛い音


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ユキチ [メエル]