MIKI.PRUNEの方丈日記
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2005年03月13日(日) まだ寒し

 今日はとても寒い1日。風も強くて冬のような日です。
 
 義理の兄が、朝はやく栃木の三舛屋さんの草もちを
 買って持ってきてくれる。
 早速食べたが、つきたてのお餅はまだあたたかくて
 ふんわりやわらかで、とてもおいしいかった。

 8時に店が少し開き、10時頃には売りきれてしまう
 そうだ。8時に出来あがった草もち。
 朝早くお店では、もち米を蒸すのだろう。

 食べるのは簡単だが、作る人は大変だなと思う。
 感謝の念でいただく。

 午後、車を走らせ、みかも山の方へ行ってみた。
 まだ、春浅い山の装いです。

 万葉集にも詠われた山、N高校の校歌にも出てくるみかも山は
 わがふるさとの山です。

  万葉集より

 下毛野 みかもの山の小楢のす まぐはし児ろは 誰が笥か持たむ

 たまには、ふるさとをみつめるのもいいなと思う。

  今日の一首

  春浅き みかもの山を 見渡せば まだ芽も小さき 木々よ木立よ





2005年03月12日(土) 土曜日の夜

 今、読んでいる本は、村山由佳著「すべての雲は銀の・・・」です。

 この物語を読むのは2回目。2001年に出版された時にハードカバーの
 本で読んだが、今回は文庫本上・下2冊に分かれている。

 ハードカバーの本は、ちゃっかり娘の本棚に収められている。
 その本を読んでもいいのだが、娘のお気に入りの本となってしまったので
 わたしは文庫本にした訳です。

 恋人由美子の心変わりの相手はなんと兄貴。傷心の裕介は、恋人と大学
 生活から逃れるように、友達のタカハシがバイトしている信州菅平の宿
 「かむなび」で働きはじめる。
 頑固な園主(オーナー)、子連れでワケありの瞳子(とうこ)・・・。
 花屋で、フラワーアレンジも手掛ける美里と花綾(かあや)。
 
 たくましく働く明るさの奥に、誰もが言い知れぬ痛みを抱えている。
 
 そんな上巻が読み終わりました。

 ひとくちにバラといっても、色から形から大きさから、こんなにいろんな
 品種があるものだとは初めて知った。
 
 黄色   アールスメールゴールド
 深い赤  ブラックティー
 白バラが酔ったみたいな マダム・ヴィオレなど

 いままでは、赤いバラとか白い薔薇とか言っていたが・・・。
 今度、フラワーパークや花屋さんでよくみることにしよう。

 また、ジャガイモの皮をむくシーンがある。
 そんなに厚く剥いちゃだめだよ。それじゃあ1番上等なところを捨てて
 いることになっちまう。外側にいくほど澱粉やビタビンCが密に詰まって
 いるからね。

 へえ、そうなんだ、知らなかった。

 物語といろいろなことが楽しめる本で、下巻を読み進めるのがいまから
 ワクワクです。

  今日の一首

  読み進み いろいろな事の 詰まってる 玉手箱のような 本に出会える


2005年03月11日(金)

 今日は叔母の告別式だった。
 笑顔の絶えない叔母だった。

 人は生まれ、やがて、死んで行く。
 夢を持ち、人と出会い、結ばれて
 人としていろいろな出来事を経験し
 やがて死んで行く。

 今、生きているわたしも
 やがて、死んで行く。

 自分の気持ちに正直でありたい。
 自分のやり残しのない人生としたい。
 
 式の途中から、雨が降り出した。
 涙雨・・・。

  今日の一首

   想い出を あなたの残し 子供らと 在りし日のこと 楽しき日々よ

   ぽつりぽつり 語りはじめる 想い出に 涙こみあげ 雨よ降り出す  

  

 
 

 


2005年03月10日(木) 優しい風

 今日は曇りがちながらも優しい風が頬にあたる感じの日でした。

 娘は元気に帰ってきました。
 金目鯛をたくさん食べたようで、当分はいらないと言ってました。

 海が泊まった宿のすぐそばで、海の音を聴きながら寝たそうです。
 潮騒を聴きながら・・・
 いいなと思う。

  今日の一首

   潮騒の ゆりかごの中 揺られてる やすらぎの音 心にやさし


2005年03月09日(水) 今日という日

 今日は3月9日。サンキューの日?
 
 いろいろな事に感謝を込める。

 この世に、生を受けたことへの感謝。
 子供を授かったことへの感謝。
 いろいろな人との出会ったことへの感謝。
 そして、人間としていたらないわたしへ
 試練を下さる神への感謝。
 人・本・音楽・絵画・風景・お酒へ・・・
 感謝。

 すべてのことが、今のわたしを作り上げて
 くれているのです。

 ありがとうございます。


 娘は、おばあちゃん(わたしの母)と
 おばさん(わたしの姉)と女3人で伊豆の方へ
 卒業旅行に出掛けています。

 先程、温泉が気持ち良かっただの、
 食べきれないほどの料理だっただの
 弾んだ声で電話をかけてきました。
 「それは、良かった。」魚好きの娘は海のある所へ
 行きたいと言っていたから・・・。
 きっと満足で帰ってくることでしょう。

 家は、わたしと父。
 男2人です。

  今日の一首

   海岸に 打ち寄せる波 冷たくて 独りたたずみ 彼方をみつめ

   白い波 寄せてはひいて とめどなく まだ掴めない サクラ色の貝

   水平線 飛ぶかもめよ 何処へ行く 果てしない空 とおく遠くへ 

   

    

 
 
 


2005年03月07日(月) 飛びまわる!花粉

 今朝は氷点下−3℃、屋根も庭も田んぼも畑も
 みんな真っ白。
 吐く息も白い。

 朝の寒さも、昼には久しぶりの10℃以上となった
 関東地方は、花粉が飛びまわる。

 ♪ 飛びまわる 花粉 花粉 ♪
 (娘がN中時代、友達がこの季節に歌っていた)

 ちょっと、外へ出ても体中に花粉がついて困る。
 
 今年はかなり前から、予防と対策はとっているものの
 今日の花粉の量は多く、頭の奥に鈍痛が走る。

 いよいよ、花粉との戦いが始まった。 
 関東南部では、ここ2週間が花粉のピークと
 天気予報で言っている。

 「明日も花粉と戦うぞ!」 と気合を込めて・・・
 なんて力んでも仕方ないのに・・・?!
 
 はやく花粉の季節よ、飛んで行け!!

  今日の一首
 
   花匂う 風に誘われ ふりかえる 美しきひと 髪をなびかせ

   花一輪 部屋に飾れば 気持ちまで あかるくなれる 早春の日よ

   

    

   


2005年03月06日(日) つれづれ

 人はいろいろ思い・悩み、また、考えて生きて行く。

 さまざまな思いの中には、深きもの、浅きものがある。

 その時、その人にとっては、とても重大な思いのはず。

 それは、他人には推し量れないものがある。

 しかし、人の思いや悩みを分かち合いたいと思う気持ちもある。

 負担にならないように・・・。加減が難しい?

 人と人。  
   
 信じてる。


五輪真弓さんのすてきな歌があります。 

   ♪ ふれあう時を信じて ♪

      暗く深い闇の中
      誰もがみな孤独の海
      果てしなく続く空
      見上げれば星がある

      もしも今は一人が
      寂しいというなら
      それは愛を知ったから

      生きてゆこう 遠く離れても
      同じ夢を見るだけで
      そばにいるよ
      私はいつでも
      あなたに手をさしのべている

      人と出会い 別れても
      どこかで又 会うときには
      遠ざかる 歳月に
      許し合う 友となれ

      道に迷いながらも
      ゴールに向かってる
      人生は 旅だから
 
      生きてゆこう 微笑み捨てずに
      歩いてゆく それだけで
      明日はめぐる
      心と心が
      ふれあう時を信じて

 この歌のように、生きている限り心と心が
 ふれあう時を信じて、歩いてゆきたい。

  今日の一首

   風が吹き 日がかげって 寒くても いつの日にか 陽はあたるよ

   あたたかな 思いを胸に 生きて行く それがわたしの 生き方だから

    

 

 


2005年03月05日(土) 春遠し

 関東地方は、昨日雪に見舞われて大変な思いで通勤した。
 雪に慣れていない地方で、ちょっとした拍子に転んで
 しまったり、交通事故を起してしまう。

 わたしは、革靴を持ってスニーカーで通勤。
 スーツには合わないけれど、怪我をしないためには仕方ない。
 雪の日は、普段どおりには行かないのだから、ちょっとは
 変な格好でもしょうがない。

 今日も晴れてみたり、雲ってみたり、いまにも降り出し
 そうな天気になって来ました。
 暖かなお天気が恋しい気分になってきました。

 早く春よ、来て下さい。
 せめて、気分だけでも春らしい音楽を・・・。

   ブレッドの If がいい。

 ゆったりとした風の流れを思わせるメロディは
 春を感じさせる曲だと思う。

  今日の一首

   春風に 花びら舞うよ 梅の花 ハラハラと落つる 天神の森

      

 

 
 


2005年03月03日(木) ひなまつり

 今日はひなまつり。まだまだ、春の訪れは足踏み。
 我が家では、ここ何年も玄関に内裏雛だけを飾る。

 娘が小学校の頃は、ひな壇を組み立てて飾って
 いたのだが・・・。
 物置から出してきて、組み立てたりしまったりが
 面倒なもので、横着をしている。

 だんだん、だんだんと風習が形骸化されつつある
 我が家です。いけないなと思う。

 今日の一首 

  桃の節句 優雅さという 春をよび みやびの世界 想いをはせる

    

 


2005年03月01日(火) 卒業

 今日は娘の高校の卒業式だった。
 午前中は、風もなく穏やかな日でした。

 いろいろと友達関係で悩んだけれど、
 よく頑張って学校へ行ったね。

 「卒業おめでとう!これからは
  自分で選んだ道に進む君、
  希望も胸にがんばれ。」 父より


 今日の一首ではなく、
 今日学校長から娘たちが贈られた詩。

 サムエル・ウルマン 作
 (教育者、宗教家)

   「青春」

 青春とは人生のある期間ではなく、
 心の持ち方を言う。
 バラの面ざし紅の唇、
 しなやかな手足ではなく、
 たくましい意志、ゆたかな創造力、
 炎える情熱をさす。
 青春とは人生の深い泉の清新さをいう。
 青春とは臆病さを退ける勇気、
 やすきにつく気持ちを振り捨てる
 冒険心を意味する。
 時には二十歳の青年よりも、
 六十歳の人に青春がある。
 年を重ねただけでは人は老いない。
 理想を失うとき初めて老いる。

 娘に贈られた言葉だが、わたしにも
 胸をつく言葉でもあった。

 娘に負けないよう、わたしも理想や
 夢などを失わないようにして、
 暮らして行きたい。
 そして、いつまでもめぐみから
 信頼できるような親であらねばと思う。
 
 


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