MIKI.PRUNEの方丈日記
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2005年01月31日(月) 定期検査

 今日は、会社は休む。娘の定期検査のために病院に行く。
 昨年8月以来、久しぶりに訪れる。

 問診はスムーズに終わったが、いざ血液検査を受ける時に
 まだ受けてもいない検査結果を気にする娘は、「心臓がドキドキ
 する」と言って、青ざめた表情。
 検査室に入るも気分が悪くなり、隣の処置室のベットに・・・。

 知り合いの看護師さんが「めぐちゃんが気分を悪くして今、
 横になっています。」と、処置室に案内してくれる。
 これまた、何年ぶりかのベットに横たわる娘の姿。

 本人もわたしもあまり思い出したくない情景です。
 ベットに横になっているのは、入院中を思い起こすから・・・。

 40分くらい横になって、ようやく血液検査をする。
 「どうか検査結果がよいものでありますようにと祈る。」
 結果は、2月21日に聴きに行くことになる。

 帰りに、元気をつけるために久喜にあるうなぎ屋さんに寄る。
 ここは、わたしが高校生の時、同級生の家に遊びに来た時に
 連れて行ってもらった店です。
 その時から、やわらかでおいしいうなぎを出してくれるお店
 なので、たまに食べに来る。
 娘とも何度も訪れている店です。

 「おいしい」と満足げな顔をしている娘は、もうけろっと
 している。
 現金なものです。

  今日の一首

   病院の ベットの上で 青白く 横たわる姿 哀れに思う

   うなぎ食べ パワーをもらい 元気よく 
                 帰リ道にて はしゃぐ18  

 
 


2005年01月30日(日) 午後の日差しを浴びて

 日曜日の午後、ゆったりとした気分でCDをかけて日記を
 書いています。
 今、かけているCDは、

  Eddie Higgins の

   ♪ You Don't know What Love Is ♪ です。
         あなたは恋を知らない

 ヒギンスのソロ・ピアノが午後の日差しの差し込む部屋に
 優しく響いています。
 ロマンティックで、センチメンタルなメロディは、
 こころ打たれます。
 
   1、When You Wish Upon A Star
   2、My Funny Valentine
   3、Detour Ahead
   4、Beautiful Love
   5、Dance Only With Me
   6、Danny Boy
   7、All This And Heaven Too
   8、Yellow Days
   9、Skylark
  10、Again
  11、You Don’t know What Love Is
  12、Over The Rainbow

 休日の午後にぴったりのアルバム。
 これは、昨年のクリスマスに自分へのご褒美に
 買い求めたJAZZの1枚です。

  今日の一首

  目を閉じて 奏でられる 美しき ピアノの音色 恋の予感よ

  いとしくて あなたを想う わがこころ
               いまだ届かず 空をさまよう

  煌く 星座たちに 語りかけ 願いを告げる 若い二人よ  

  みつめあう 男と女 ひとみより  
            誘惑のまなざし 燃え上がる恋

  
  
       
 
 


 


2005年01月22日(土) G線上のアリアとマリア

 J.S.バッハ作曲のG線上のアリアを聴きながら
 平本照磨著「G線上のマリア」という4行詩集を
 読んでいる。

 作者のほとばしる魂と溢れ出てくる詩を読んでいると
 若かりし自分を思い出す。

 詩ばかりを書いていた頃。
 次から次へと踊り出す言葉。
 あからさまに胸のうちを書き綴った詩。
 遠き高校生の自分を思い出す。


 青い空にぽっかりと浮かんだ白い雲
 ゆっくり、ゆっくり流れて行く
 やがて、1つの固まりになると
 白い雲は夕陽を浴びて、ほんのりと赤くなる

 寒々とした冬の空に
 白い月がひかりをはなっている
 その凛とした輝きに
 おもわず背筋をピーンとはった

 ゆったりと流れ行くときを
 追い求めたい
 あまりにも速く過ぎて行く
 この時代だから

 心の中の自分を見つめるとき
 真摯な気持ちで見つめたい
 流されそうな自分に気づいたとき
 己の魂に叫びつづけたい
 
 今のままの自分でいいのか?
 思い残すことはないのか?
 自分の気持ちに正直なのか?
 自分を見失うな!

 
 
 
 
 
 
 
 


2005年01月16日(日) 雨強し

 今日はとても雨が強く降っています。
 ほんと雪でなくて、良かったと思います。

 この降りかたで、雪だったら関東地方は
 交通マヒで生活が大混乱となってしまうから。

 冬で乾燥しているので、喉や風邪には良い雨
 だと思う。

 こんな日は、ゆっくりと読書がいいかな?
 音楽を聴くのもいいかな?

 午前中まで、仕事に追われていてようやく
 ほっとしたところです。

 明日から、また、仕事に追われるしばしの間
 のんびりしたい。

 今日の一首

  降り続く 雨の音が 響いてる どんよりとした 空の下に

  強き雨 たたきつけるよに 降り続き 嫌なことは 流れてしまえ

    


2005年01月12日(水) 真っ白な霜に覆われて

 今朝は、この冬1番というくらいの冷え込みにみまわれる。
 北の地方では、たくさんの雪にみまわれて生活に大きな
 影響が出ているようだ。
 
 関東地方も1月に入り、寒さが一段と厳しくなり、
 朝が辛くなる。
 今日は、屋根も車も田畑も一面、真っ白な霜に覆われてしまい、
 キーンとした冷たさが顔を刺すようです。

 挨拶は「寒いですね。早く暖かくなってほしいですね。」という
 言葉ばかりです。

 外は寒くても、心は暖かでいたい。


  今日の一首

  真っ白な 霜をも溶かす わが胸の 真っ赤に燃える この思いよ

  遠い空 駆け巡るよ わが想い あの人の下 届けておくれ

  


2005年01月10日(月) やわらかな午後の日差しに

 今、やわらかな午後の日差しの射し込む部屋で
 日記を書いています。

 なんと、穏やかな休日の午後。
 外は、静かで鳥の鳴く声が時々する。

 ゆっくりと流れる時間に身を委ねながら
 しばし瞑想に耽る。

 カチカチと時を刻む音と風の音しか
 聞こえてこない。

 ただ、時間が過ぎて行く。
 慌しい現実をしばし忘れさせてくれる午後。

 心が軽くなり、ふんわりとしてくる。
 こんな時はのんびりと行こう。

 瞼を閉じると静寂の闇が広がり
 だんだん心が落ち着いてくる。

 やわらかな午後の日差しを浴びて
 
  今日の一首

   窓辺より 軟らかなひかり 射し込めば 
                心の奥の 優しさもゆる

   陽の当る 部屋より見える 風景は
                のんびりとした ときの包まれ

   さりげない やさしいことばの 数々に
                人の優しさ にじみ出てくる
                
                     

 


2005年01月09日(日) 混雑

 今日は連休の中日ということで、どこも混雑している。
 娘が宇都宮方面で買い物がしたいというので、車を
 走らせる。
 宇都宮でなく、上三川IC近くの福田屋に行く。
 ここも駐車場の空スペースを見つけるのに一苦労の
 状態です。
 店の中も家族づれやカップルが大勢詰め掛けて、
 買い物したり、楽しんだりしている。
 娘はお目当てのパンツを2本買い、食料品を買い求めて
 佐野に帰る。
 途中、北関東自動車道を走らせていると日光連山や
 群馬県の山々が冬化粧して連なっているのが、
 くっきりと見える。
 佐野ICの料金所を出た途端に市内に向かう道は大渋滞の
 有様で、一旦小山方面に迂回し、抜け道抜け道をして
 家にたどりつく。
 午後3時過ぎにICの大渋滞では、市内各所も厄除けに向かう
 車で渋滞がしているのだから、いつ頃到着するかわからない
 くらい混雑していた。
 佐野の年始めは、いつもこの厄除けの混雑から始まる。

 遠いところから来て、渋滞に巻き込まれる。人の集まる所は 
 何処でも同じです。ご苦労さまです。イライラして事故など
 起こさないようにと願うばかりです。
 
 今日の一首

  山々が 連なる姿 見える処(とこ) 関東平野 裾野を走る

  人々が 繰出しては 賑わうは 大師通りと 御大師様よ   

 
 


2005年01月08日(土) 野生の風

 今井美樹のコンサートで「野性の風」を聴いて、
 無性に村山由佳の「野生の風」を読みたくなった。

 この物語は、主人公飛鳥と野生動物のいのちを
 撮るカメラマン一馬との悲恋を描いています。
 
 二人が出会ったのは、ベルリンの壁が崩壊する夜に
 運命的な出会いをする。
 次に再会したのは、アフリカに地においてで、
 その再会も運命を感じるものであった。
 
 その二人は、サバンナの大地で愛し合うが
 ふたりに待ちうけていたのが、愛し合うのに
 別れなければならないという運命(さだめ)。

 何故に、愛し合う男と女が別れなければならない。
 飛鳥の涙が、読み手にも移ってくるラストです。

    ♪ 野性の風 ♪ 今井美樹

 ちょうど破り取られた チケットの文字のように
 思い出はもう何も 約束はしないけど
 逢うたび変わってた 記憶のスケッチ消さない

 最後までそばにて守れないの
 めぐり来る悲しみがわかってても

 ほほえんでさよならが言えないから
 いつの日か ひとりきり行くのなら
 野性の風吹く日に 今のすべてを捨てて
 今のすべてを捨てて

 小説と歌が、同じ世界を描いているように感じて
 どちらも大好きな作品です。

  今日の一首

   つよい風 わたしの中を 通りすぎ 悲しい涙 置き去りにする
 
 
 


2005年01月06日(木) 同級生の通夜

 今日、中学時代の同級生の通夜に行って来る。
 突然の訃報にびっくりする。

 あまりにも早過ぎる死。
 ただただ、冥福を祈るのみ。

 残されし我らは、彼を偲んで、そして、
 彼の分まで元気に生きて、彼の思い出を
 語ってあげることが供養だと思う。

 

 
 
 


2005年01月05日(水) 宇宙のなかに

 朝6時、いつものように雨戸を開ける。
 東の地平線(実際は家が見えるのだが)は、赤く染まり、
 その上にひときわ輝く星座が1つある。
 南の空を見上げると、今は三日月が輝いている。
 その下に私はいるのだが、このように太陽・星・月に
 囲まれていると、宇宙のなかに住んでいることを実感する。
 美しく見えるのも、この美しい地球にいるからなのかもしれない。

 生きていることへの感謝の気持ちが湧くと同時に、自分もいつか
 輝くような人間でありたいと思う。
 そして、人との関わりののなかで互いを高めあい、お互いを認めあい、
 そして、尊敬しあえるようになりたい。
 そのためには、先ず、自分を磨かなければならない。

 美しい地球には、たくさんの人が暮らしている。
 そのなかで、知り合える人々は限りあるのだから、
 せっかく出会った人との関係は大切にしたい。

  今日の一首

   太陽と 星と月が 輝く時 己をみがく ひかり輝くために
 

 


2005年01月04日(火) 始動

 今日から仕事始め。いよいよ2005年も動き始める。
 今月は、決算なのでいろいろ経理に数字を提出しなくては
 ならないし、税務署への法定調書の提出、各市町村への
 源泉徴収票の提出などハードな1ヶ月となりそうです。
 でも、仕事を終わらせなくては明日は見えて来ない!
 ファイト!!やるっきゃないよね。

 さて、昨夜は会社の人の通夜だった。57歳という若さで
 亡くなられる。ガンだった。
 現代はいつ亡くなるか判らない。私も健康には注意しなくては
 いけないと思った。
 そして、なるべく話せるうちにいろんなことを話して置いた方が
 いいかなと思うし、この日記に自分の思っていることを書き残して
 おくべきかな思った。

 たった1回の自分の人生、自分なりに生きぬいたと感じられる
 ようにしなくてはいけない。
 
  今日の一首

   今を生き 大事に生きよう わが人生 足跡のこし 花咲かせたい

   生きている 証しを残し 毎日を 悔いなく歩く 終着点まで 
 

 


2005年01月03日(月) 素敵な音楽

 昨夜、今井美樹のシンフォニック・コンサートを
 TVで見る。

 オーケストラとのコラボレーションは、新春に
 相応しくゆったりとした気分で聴くことの出来た
 コンサートだった。

 演奏が交響楽団によるものなので、今井美樹が歌う
 曲の構成もいつもとちょっと違う。
 勿論、今回のようにしっとりと歌い上げる曲は
 毎回あるが、全編がバラード調の曲で占められているのは、
 今回がはじめてだと思う。

 私は、そんな感じの曲が大好きなのでとてもHappyな
 一時だった。
 オーケストラの前で、凛と歌う今井美樹はとてもステキです。

 今回のようなコンサートは、今、40代の彼女だが、
 これから50代・60代と年を重ねてから行うコンサートの
 形態を示しているように感じた。
 いつもなら、ノリノリで立って聴くコンサートだが
 椅子に座ってじっくりと聴く今井美樹のコンサートは
 大人のコンサートに変身した。
 これからもこのようなオーケストラと競演する
 コンサートが開かれることを期待する。

 主な曲

  Good By Yesterday
  Blue Moon Blue
  半袖
  潮騒
  瞳がほほえむから
  Piece of My With
  Pride
  The Days I Spent With You
  野性の風
  etc.

 コンサートの中で、本人も大切な曲として歌っていたが
 私にとっても自分へのメッセージ・ソング(心に
 いいきかせている大事な1曲)は
  「PIECE OF MY WITH」です 

  朝が来るまで泣き続けた夜も
  歩きだせる力にきっと出来る

  太陽は昇り心をつつむでしょう
  やがて闇はかならず明けてゆくから

  どうしてもっと自分に素直に生きられないの
  そんな思い 問いかけたなら
  あきらめないで すべてが崩れそうになったも
  信じていて あなたのことを

  本当は誰もが願いを叶えたいの
  だけどうまくゆかない時もあるわ

  希望のかけらを手のひらにあつめて
  大きな喜びへと変えてゆこう

  愛する人や友達が勇気づけてくれるよ
  そんな言葉 抱きしめながら
  だけど最後の答えは一人で見つけるのね
  めぐり 続く 明日のために

  雨に負けない気持ちを
  炎もくぐりぬける そんな強さ 持ち続けたい
  それでもいつか すべてが崩れそうになっても
  信じていて あなたのことを
  信じていて欲しい あなたのことを

 この曲は挫けそうになったとき、何度も何度も聴き
 勇気づけられていたメロディです。
 だから私にとっても大事な曲で、これからもこの曲と
 一緒に人生を歩いてゆこうと思います。

  今日の一首

  ステージで 情感込めて 歌うひと 凛としたる 生き様見ゆる

  しっとりと 歌い上げる メロディに こころ激しく 揺さぶられる夜


  

  
 


2005年01月02日(日) 初詣

 新春恒例の初詣。いつもは元旦に出掛けるのだが
 今年は雪が残っていたので、今日となる。
 途中、佐野厄除け大師の通りを横断するが、
 相変わらず人が出ている。

 私達が初詣するのは、朝日森天満宮です。
 梅の季節は、きれいな花を見せてくれる参道の
 梅の木もまだまだ蕾が固い。
 「早く春を告げる花をみせて」と語りながら通る。

 本殿でお参りし、おみくじをひく。
 私は大吉。娘は小吉だった。

  その中に詠まれていた歌

  桃桜 花とりどりに 咲き出でて

     風長閑(かぜのどか)なる 庭の面哉(おもかな)


 とても良い歌に出会えてよかったと思う。
 
 娘は破魔矢と学業成就のお守りを買って家路につく。
 こうして毎年恒例の行事を1つ行う。

 また、今日は書初めをする。
 半紙に向かって、筆を下ろす瞬間の緊張感がいい。
 気持ちを込めて、書く文字はうまい下手は別として
 美しいと思う。
 書き終わった後の爽快さは格別です。
 
 夜、7時からは今井美樹のコンサート番組がBSフジで
 行われます。
 これは、80名ほどのオーケストラと競演した昨年の
 コンサートの様子。
 聴きに行けなかったコンサートなどで楽しみ!!

 それにしても、今日も青い空で気持ちがよかった。

  今日の一首

   清々しい 冬晴れのもと 初詣 春を待つ梅 蕾も固し

   初詣 手を合わせて 願い事 こころの内を そっと伝える

   はぼたんが 雪の中より 顔をだす 

               恥ずかしそうな 仕草に見えて

   
       
 

 


2005年01月01日(土) 祈り、そして誓い

 明けましておめでとうございます。

 太陽に照らされ、雪が眩しい朝です。
 青い空、そして、白に彩られた風景はどこか
 新春にふさわしい清楚な感じがします。

 1年が始まり、やはり、緊張の糸がピーンと
 張り詰めている気がします。

 昨年は、大きな災害や争いごとの多い年でしたが
 今年は、平穏な年であってほしいと祈る。
 そして、みんなが幸せに暮らせる1年であることを
 祈ります。

 行く河の流れは絶えずして、しかも
 もとの水にあらず。
 淀みに浮かぶ泡沫は、かつ消えかつ結びて、
 久しく止まりたる例なし。
 世の中にある人とすみかと、又かくの如く。
 
 人と人の住む家も、河の流れのように刻々と
 変わって行くものであるというこの世の中を
 この1年も自分の目と言葉で書き綴って行きたい。
 感じるままを書きとめて行くなかで、煌く
 言葉に出遭えたら良いと思う。
 
 
   天皇、香具山に登りて望国したまふ時の御製歌

  大和には 群山あれど とりよろふ 天の香具山

  登り立ち 国見をすれば 国原は 煙立ち立つ
 
  海原は かまめ立ち立つ うまし国ぞ あきづ島

  大和の国は

   
   万葉集 巻一・雑歌


  今日の一首

   初春の 空に羽ばたけ 青い鳥 みんなのもとに 幸せ運べ

   新春の 真白き朝に あらたに誓う ちりばめられる 燃ゆる言霊


   ここに集う皆様のご多幸をお祈り申し上げます。

                           MIKI.PRUNE

   


 
 


 


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