スナミの日常と語り


Diary indeX


2009年03月26日(木) NY旅行記ラスト

実質ラストディでした。 翌日の朝出発だったので、
フルで遊べるのは今日が最後〜・・って、とても寂しかったな(笑)

朝は、前日遊んだ友達から教えてもらった、パン屋さんで
朝ごはんを食べることにしてたので、メモ片手になんとか見つける。
値段はちょっと高めだけど、とても感じのいい素敵なお店でした。
それをのんびり食べ終えて、外に出て・・・
この日は大体行き当たりばったりで行動した・・かな?
とりあえず、モマには行こうと思ってたけど、それ以外は本当に
特に何も考えてなくて。 まぁ、行こうと思ってたモマには行って、
とても面白かったです、モマ(しつこいけど、近代美術館)。
館員さんが、見学に来た小学生くらいの子達を、絵の前に集めて
いろいろ語ってました。 いいよね、こういうの。

モマ終了した後は、また外行って、本当に何処行くかわからないまま
ぼんやり歩いてたら、おーーっとちょっと待て、なんか
スタインウェイって文字が目に飛び込んできた。 あ、ここが
先生の行ってたスタインウェイホール!? と、
本当に偶然、先生が薦めてくれてたスタインウェイホールが
見つかりました。 ここではピアノを造ってたり売ってたりします
(どんな説明だ)。 お客さんが私ひとりしかいなかった為、
のんびりピアノ見学をしました。 ちょっと触ってみたり
(でも恐れ多くて弾けなかった)

それで、ちょうどセントラルパーク沿いに出たので、バスに乗って
リンカーンセンターまで行きました(途中電車乗ったかな・・忘れた)
今回戻ったのは、ブックストアとNYCライブラリーで、学校の友達に
頼まれていた楽譜を見つける為。 しかし、ジュリアードの図書館にも
ブックストアにもNYCライブラリーでも発見できませんでした。
どんだけレアなの、と思ったら、唯一その楽譜を持ってるのが、
Paris Conservatoireで教えてる教授らしく・・無理っ。
NYCL内では、舞台歴史の展示をしてて、衣装とかが飾られてました。
『美女と野獣』のベルのドレスとか、"WICKED" のグリンダのドレス
とか展示されてて、写真に撮りたかったんですけど撮影禁止でノゥ。

その後は、よし、じゃあちゃんとNYを観光してる人っぽいことを
しよう、と思って、自由の女神像を観に行くぞー! と、意気込んで
電車に乗りました。 1本線なのに、何度も降りる場所間違えました、
どんだけだ私。
フェリー乗り場に到着して、Staten Islandまで乗るも、
自由の女神像が何処にも見当たらない・・・どういうことさ。
と、雨も降ってきたし、もういいかーと言うことで、フェリーに
また乗って戻る途中、窓の外からぼんやりと見えた残念な自由の女神(笑)
天気悪くてねー・・・まぁいっかーと、とりあえず写真に収めて。
それから911の跡地をちょっとだけ観に行って、またマンハッタンに
戻り、この日観ようと思ってたピアノリサイタルのチケットを
買う為にカーネギーホールへ。 カーネギーも見納め、うう。
その後ちょっとだけ時間を潰して、今度はまた新たな友達に会う約束を
してたので、そっちに向かうと。 中華料理食べましたー美味しかった。
学校のことをいろいろ教えてくださったんですけど、この方も
本当にいい人で・・・私は本当にNYで人に恵まれたと思います、
皆さんありがとうです。 ほんと、ラヴ!!

ピアノのリサイタルは、「まぁ、こんなものかな」と言う感じで
終了し、雨が降ってたのでそこまでぶらつく訳にも行かず、
友達の家へ帰宅。 NY楽しかったよー本当に、すごく恋しくなると思う、
と言って寝ましたが、本当に恋しいです、恋ですもう。

って先生に後で言ったら、「まぁ男の子に恋するよりマシだよね!」
と言われました。 え、どういう意味っすかそれはっ。


2009年03月25日(水) NY旅行記6

さて、NY旅行も半分過ぎてしまいました。
1週間なんてあっという間です。 最初感じていたほのかなホームシックも
何処に行ったことやら。 もう毎日充実満喫でしたよ・・・ふっふー

ってと。 この日は、ちゃんと前売りチケットをゲットしてあった
ブロードウェイミュージカル "WICKED" のマティネを観に行く
予定になってました。 もう、これは今回の旅のハイライトですね、
ずーーーっと観に行きたかったショーだったので、NY行きを決めた時
・・・って言うか、決める前から既に決まってた予定は、
『WICKEDを観る』こと! だからもう気合入ってました。


まぁ、この日は前日の反省もあり、ちゃんと朝は早く起きました。
そして、朝は美術館に行こうと思っていて、モマ(近代美術館)か
自然史博物館かどちらか悩んで、モマかなぁ・・・とぼんやり
考えてたのですが、なんとなく、ガーシュウィンシアターからは
自然史のが近いんじゃない・・? と思って、セントラルパークの傍だったら
1回行ったし、迷ってもなんとかなるかな。 と言う結論から、
自然史博物館に決定。 案の定また行くまで迷いましたが、
館内でも迷うとは思ってもみませんでした・・・(遠い目)
すっっごい広いんです。 大体興味のある展示物を観て回った後、
「出口は何処!?」 みたいな(笑) 係員の人に聞いて、やっと
ギフトショップ経由で脱出できました・・・ふぅ。

そして、やっとこさセントラルパークの中にも入りました。
リス何処かなーリス! とウキウキ探してたら、いましたリス!
しかも、木の上で、わざわざカメラ目線にしてくれて(ぇ)
ばっちし正面からの写真を撮ることが出来ました。 かわいかった。
セントラルパーク内で、一番見たかったのは、実は
『不思議の国のアリス像』だったのですが、お目にかかることが
出来ないまま出てしまいました。 むん、次回は必ず!
途中で、ストリートパフォーマーの演奏に耳を傾けたりして・・・
もう、本当に自由ですね私。 ストレス抜ける訳だわ。

それでまたタイムズスクウェアに戻り(4日間連続・・・)、
昨日見つけたMagnoliaを探そう、と思ったら案の定忘れてまた迷う。
その間に、NINE WESTで靴を買って、やっと見つけて入って
カップケーキを2つ買って。 ガーシュウィンシアターに行く途中に
またお腹がすいてピザ買って食べながら歩く。 歩きピザ。
ガーシュウィンシアター内でこっそりカップケーキ食べましたが
本当に美味しかった!! これは次回リピート決定ですねもう。

WICKEDは、もう、もう・・・チケット代をケチったことを
心底、心の底から(Rpt)後悔しました。 いろんなものが
観られなくて。 でもその分ちょっと面白いものが観えたんですけどね、
舞台袖で待機する俳優さんとか。
でも、これはケチってはいけないミュージカルでした。
ボロボロ泣いてしまったよーもう。 よかった・・・本当によかった。

ショー終わったあとは、また別の友達とごはん食べる約束だったので、
指定の駅に行ってみるけど、うーん・・・なんか寂れたとこだけど
本当にここでいいのかしら〜と待つこと30分。 仕事が終わった友達と
電話で話して、やっと私が思い切り勘違いをしてたことが発覚。
すぐ電車に乗りなおして、指定の場所に行くと、友達はちゃんと
いました。 ああ一安心。 インド料理屋さんに連れてってもらって、
テンション高いまま私ときたらワインを1杯頼んで飲んでて、
意外にもごはんが来るのが遅くて、ぐんらぐんらになってしまいました。
でも友達と会うの半年ぶりくらいだし、2人っきりなのにここは
寝たら駄目!! と、持てる総気力を出して会話してました。
反省だわ・・・

で、結構ディナーが早く終わって早く帰れることになったので、
どうしようかなと迷った揚句、またタイムズスクウェアに戻る私、
どんだけ42nd St好きなのみたいな。 で、適当に回って
帰ったら、友達はずっと電話してて。 なんだか、「あらーん」な
感じでした。 って言うのを覚えてる。 5時間くらいぶっ通して
しゃべってたら、これは何かあるでしょうと思うのは普通・・・
・・・ですよねっ? ねっ?


2009年03月24日(火) NY旅行記5

前日、かなり遅くに帰宅したのと、時差ぼけが重なって、
昼までぐっすり寝こけてしまいました。 大失態です、友達の
買い物とか付き合う予定だったのに!
友達は気を使って寝かせたままにしてくれてたのですが、
さすがに、私が午後から学校見学に行くことを知ってたので
それに間に合うように起こしてくださいました。 そしてごはんまで
作ってくれて、うううありがとう。

そんな友達の優しさを私と言う奴は思い切り無駄にしてしまい、
予約を入れていた某学校に着くまで思い切り迷いまして。
見学ツアーもう始まってるんですけど・・・と、受付の方の
冷たい視線を受け、まぁここで待ってなさい、みたいに廊下のベンチに
座らされてたんですけど。 一向に誰も来る気配なし。
まぁ自業自得よね・・・どうしよっかなーと思ってたら、
オフィス勤務の方がわざわざ出てきてくれまして、
「こんなところで待たせてしまってごめんね、僕が案内します」
と、学校を一覧見せてくださって、その後はオフィスに連れてって
くださって、現役の生徒さんともお話出来るようにしてくださって・・
もう、オフィスのボビー(何)、一生忘れん! 本当にありがとう。

しかもその後、わざわざ自宅に手書きの手紙を送って、
「判らないことあったらいつでも連絡してください」とまで・・
この学校はよっぽど躾のいい学校なんですね(躾って・・・)
でもほんと、生徒さんも気さくですごくいい方だったし。
ただ授業料が高いのが難点です。 まぁそこは何処も一緒なんですけど。

さて、学校見学も終えて、街角のワゴンでバーベキュー肉買って
食べながら付近をぶらつく。 Victoria's Secretを見つけたので
ここで初めてちょこっと買い物したり。 NINE WEST入ってみたり、
まぁ本当に、お世辞程度のぶらり。
そこから、またタイムズスクウェアに戻って、ブロードウェイで
ショーを観ようとここでまたブラブラ。 ウェストサイド物語が
リバイバルされてたので、観ようかなっと思ったら、生憎
チケットが既に売り切れてたので、オペラ座の怪人に決める。
ボックスオフィスで、ちょっと奮発していい席買ったら本当に
いい席だった。 これを後でちょっと後悔するんだけど(笑)
開場まで時間があったので、シアター近くのデリでサンドウィッチを
買って食べて、それからシアターへゴー。
席の何がイヤだったかと言えば、私の隣に座ってた二人組のおばさんが
ずーーっと何語だか判らない言語でくっちゃべってたこと。
そしたら後ろに座ってた人が見かねて『シッ!!』ってやったけど、
もう、何処に行ってもおばちゃんパワーはすごい。
ショー自体は、うん、まぁよかったかな、って感じ・・ですか。
なんか、映画のあの豪華絢爛な映像を死ぬ程繰り返し観てたから、
セットちゃんと普通にすごいのに、なんかちょっと物足りなさ感じたり。
でも、さすがファントムの歌はすごかった! 泣けました。

ショーが終わった後は、近くをぶらーっとまたぶらつきながら、
ピアノの先生に報告がてら電話。 留守録にメッセージ吹き込んで、
またぶらーっとして。 そういえば、友達が行ってた
『おいしいチーズケーキ屋さん』って何処かなぁと思い出して、
友達にも電話して、NYトークが弾む弾む。 電話終わった後は、
Lindy'sって言う、チーズケーキが有名なレストランに入りました。
メニューが、セレブの名前だったりするんです、
"Britney Spears" とか(笑)
でっかいチーズケーキをたいらげて、また外うろついて・・・
なんかこう書くと、もう結構遅い時間なのに一人でうろついて、
そんな平気なの? って感じもしますが、・・・平気でした(笑)
タイムズスクウェア周辺はやっぱりとても明るいので、人の多い大通り
を徘徊してれば大丈夫です。 ただちょっと路地裏に入ると
人少なかったり暗かったりで危ないので、やめた方がいいですね。

ここでぶらついてた時に、有名なアレを見つけました、なんだっけ。
あ、そうそう、"Radio City Hall"。 キラキラ光ってたので
パシャパシャいろんな角度から写真に収めて(笑)
次の日に行く予定だったガーシュウィンシアターの場所とか確認してたら、
偶然、ピアノの先生と昨日会った友達両方に薦められた
"Magnolia" っていう、カップケーキで有名なケーキ屋さんが見つかって
ここも明日! と胸に誓って、この日は終了・・・


2009年03月23日(月) NY旅行記4

この日はほぼフルで活動することが事前に予定されてました。

朝起きて身支度を整えてたら、友達が、
「今日は冷え込むから、絶対もっとあったかい格好してった方がいいよ」
と言われたので、トップだけ変更しました。
この日は唯一、NY旅行中でスカートを穿いた日でした。
なーんでかと言えば、今日はあの世界のリンカーンセンター(何)に
初めて行く日だったので、絶対にジーンズは穿いてかない!と
どうでもいいこだわりを持ってたのです
(とか言いつつカーネギーホールはバッチリジーンズで行ったけど)
勿論スカートの下にはレギングス+靴下+ブーツ。
そしてマフラー。 友達が新しい巻き方を教えてくれたので、
とても重宝しました。 外れないし、あったかいし、一石二鳥。

まずは友達が通っている大学を見学しようと思って、クラスのある
友達にくっついて学校へ行きました。 途中、電車が止まる
ハプニングがあったりもしましたが
(どうやら人身事故だったようです・・・ご冥福お祈りしてます)
なんとか無事到着。 天気予報は好調に当たってくださった為、
風がびゅーびゅー吹き付け、建物のすきま風に襲われる襲われる。
写真をゆっくり撮る暇もありませんでした。
見学と、図書館で探し物したら割とアッサリ見学が終わって
次の予定まで時間が余ってしまった為、
友達が、「42nd streetに行っていろいろ見て回ればいいよ」と
提案してくれたので、課題に追われる友達と別れて、またひとり
電車に乗り、42nd Street、のストップで降りて地上に上がったところ。

目の前にいきなりそびえたつ、メリーポピンズ(ミュージカル)の
看板、左を向けば、あらー映画なんかでよく見かけたことのある
タイムズスクェアの建物+ネオンサインの嵐。
しかしここでもほんっとうにすきま風が寒かった為、写真を撮るにも
撮れず(根性で撮りました、でもカメラをじっと構えるのも
耐えられないくらい寒かったので、とてもセンスのない画像に
なってしまった)、途中でスタバを見つけてまた緊急避難。
昨日ブルックリンで買った手袋が大活躍です。 素晴らしい。
(しかもセールで$2とか。 子供用だったけどピッタリでした・・・)

根性でなんとかタイムズスクェアのど真ん中まで来て、オープンに
なってるテーブルをひとつぶんどって、友達が朝作ってくれた
サンドウィッチを食べました。 つくづく優しい友達です。
食べ終えた後は、いろんなミュージカルの劇場とかサインとかを
見つけようと練り歩き、何処まで歩いたかなぁ。 あんまり遠くに行って
迷ってもアレだなと思ってそんなに遠くまでは行かなかったかも。
また防寒避難で、今度はセフォラに入って、化粧品のテスターで
遊んでました。 あったかかったー・・・(迷惑です)

そして、次の約束の時間が近づいて来たので、また地下鉄乗って
リンカーンセンター前へ。 Alice Tully Hallを初めて見た時は
なんか感動してしまいました。 きれいなんですね。
お友達と待ち合わせするまでまだ時間があったので、傍にあった
Barnes & Noble(本屋さん)に入って、またうろうろ。
そしたら友達が到着したということで、下に降りて合流しました。

ちなみに友達友達言ってますが、彼女は実はこの旅で初めて会う
友達で。 私の友達の友達を通じて会いました。
現ジュリアードの生徒さんで、忙しい中(ペーパー書いてたそうです)
わざわざ出て来て、ジュリアード内を案内してくれました、
本当に有り難い。 お肌が真っ白のかわいい子でした☆
ジュリアードはさっきのAlice Tully Hallをすぐ曲がったところ
(同じ建物(繋がってるのかな))に位置していて、しっかりした
セキュリティがついてました。 さすが。 オープンで、部外者も
どっからでも入れるウチの音楽部とは違うわ・・・(当然です)
ジュリアードって、音楽だけの学校だと思ったら、演劇科もあるって
ことをここで初めて知りました。 そうか、Performing artの学校なんだな。
今じゃ入学するのはハーバードより難しいと言われてるそうですが、
さすがに学校内もこじんまりしてた。 でも所々に歴史を感じさせる
立派なものが・・・ポートレートとか(それだけ?)
でもさすがにこう、競争率の激しい学校だけあって、生徒も競争心の
高い人達が揃っているのか、友達の話だと、練習室で練習して
間違えたりすると、隣の練習室から笑い声が聞こえてくることとか
あるとか。 いやん、怖い! 無理無理!

さてジュリアード見学も終わり、またぼんやり時間が空いてしまったので、
友達が、今夜コンサートに行く予定になってるホール
(リンカーンセンター内)を案内してくれて、その後軽くごはんに
連れてってくれました。 二人でインドカレーをつつきながら、
いろいろ話した・・・ような気がする。 何話したっけ?
現代音楽についてとか、あと、ウチの学校事情とか先生の話とか(笑)
ほんと、私の元先生は様々な場所でネタになってくれて
とても助かってます、ありがとう(酷い生徒だな)

そしてまた時間がぽこっと空いてしまった為、セントラルパークにでも
入ろうかなぁと思いつつも、外はだんだん暗くなってたので
身の安全の為断念。 Columbus circleの周辺とモールをグルグル
回ってました。 そしてまた本屋に戻って、お茶買って本を読んで
時間を潰して、コンサートが始まるまでひたすら待つ。

このコンサートでは、私の現ピアノの先生のお友達さんと会うことに
なっていて。 ちなみに何でそうなったのかと言えば、先生とNY行きに
ついて話してた時に、「誰か案内とか必要だったら遠慮なく言ってね」
と言われて、「実はこの日にコンサートに行くんですけど・・・」
と話したら、じゃあ誰か見つけておくから、と言う流れです。
実はこの時点では、結構電車にも慣れたし、わざわざ誰かと一緒に行く
必要もなくなってたのですが、旅行前に計画してる時は、いやー
まだ3日目だし、ひとりで行動しない方がいいかしらねー、
治安がどんなもんかもわかんないしなーと思ってたので。
そしたら先生が見つけてくれたお友達が男性の方で、実は内心
「ヒー!」と思ってた訳です(笑) なんでかって言うと、
実は澄南、男の人ってどちらかと言えば苦手な方で。
女子校育ちのせいもあるのかな。 普通に接することは出来ますが、
どちらかと言えば避けて通りたい存在で。 そんな私が
初めて会う男の人とコンサートに行くのか・・・ごはんとかもか・・?
って言うかちゃんとしゃべれるのかしら・・・と、不安をかーなり
抱えてたのですが、私のピアノの先生は素晴らしい人間なので、
「あの先生のお友達なんだから、絶対に変な人ではないはず!」
と自分に言い聞かせ、待ち合い場所に意を決して向かった訳です。

なんかあるといけないと思って早めに行ったら、早過ぎたようで、
本屋で買ったお茶片手に、ぼーっと人間観察してました。
やっぱりコンサートホールに入る人種が、地元とは違うなー
カシミヤのコートとか着てるよーなんて思ってたら先生のお友達ご到着。
「早いね」と言われました。 彼すら時間より少し早めに到着した
ようなので、私相当早かったんだな。 まぁいいけど。
心配は心配でしたが、さすがあの先生のお友達はとてもいい人で、
私にしてはかなり珍しく、初対面の方(しかも男性)ととっても楽しく
会話が出来ました。 まぁ、素晴らしい共通の知り合い(先生)の
存在があった為、話題はもっぱら先生の話でしたが(笑)

コンサートは、オールプロコフィエフだったのですが、
ピアノコンチェルトがもーーーすばらしかったです!!
London Symphony万歳です。 ちなみに、1曲目を聞き終えた後に、
「このホールの音響はどう?」と聴かれて、
「耳に優しくて好きです」って答えたら、驚かれました。
なんか、このホール(Avery Fisher Hall)は、初めて
コンピューターで設計されたホールらしくて、しかし出来上がって
みたら音響悪いじゃんって言うちょっと残念な結果。
でも私は好きだったんですよね、なんか。 プロコフィエフだったし
ちょうどよかったのかもね、と誰かからその後言われましたが。
しかしちょうどいいところで、私の前に、頭を渦状に巻いた
ドレッドヘアー(って言うのかね、あれも)の男の人が座ってしまって
前半はずっと身体を傾けて観てました、あはは。
後半始まる前に、「席移動しようか?」って言われて、前の方に
座れたんですけど。 うーん、これまたちょっと残念。

さてコンサートが座った後はおなかがすいたので(またか)
先生のお友達にごはんに連れてってもらいました。 既に遅かったので
バー内で美味しいハンバーガーを出すお店があるよーと言われて
ついてったのですが、その時に「君、21歳以上だよね?」と
確認されて私は内心ガッツポーズでした。 よく考えたら、ちゃんと
気を使ってくれてたのかも(笑)

そしてまた先生の話で盛り上がる盛り上がる。
彼が持ってるようなネタ話は私にはなかったので、そうそんな時こそ
元先生の話。 本当に今回も役に立ってくれました、ありがとう・・♪

時間がかなり遅くなってしまったので、うちに泊まってってもいいよ
と言われましたがそれは丁重にお断りして、電車に乗ってなんとか
帰ろうとしたのですが、途中で電車を乗り換えなければならなくて、
・・・これが本当にもう、死にそうになるくらい寒くて寒くて。
何もない中、冷たい風が吹きさすぶだけのこの場所で、ああやっぱ
泊まってきてもよかったわ、とちょっと後悔しながらブルブル
震えてました。 あーあれは本当に寒かった。

でも、この日が滞在日の中で1番寒い日だったから、あとは
まぁ寒いに変わりはないけれども、なんとか過ごせましたよ。


2009年03月22日(日) NY旅行記3

NY2日目。

この日は日曜日で、友達が教会に招待してくれていたので、
その為に早起き。 地元との時差は6時間なので、朝が来た時点で
私は既に寝ている時間なのですが、結構すんなり起きれました。
まぁ、私も教会で働いてる身で日曜はいつも早起きなので辛い訳ではない。

この朝で、やっと友達のルームメイトに会えました。
別の部屋から寝ぼけ頭で出て来たルームメイトさん、私がぼんやり
立ってる姿に驚かしてしまったかしら。 でもとてもナイスな方でした。
朝シャンして、ぱーっとドライヤーで髪を乾かして少し経った後に
私は度肝を抜かれました。 なんでかと言えば、
私の髪の毛は極度のくせ毛で、ストレートパーマ掛けない限りは、
特に髪の毛洗った後なんかボアーと爆発ヘアーになってしまうのですが、
何故かキチンとペッタリ下に流れてるじゃあーりませんかっ(何)
これは嬉しくてたまんなかったですね! 図々しく友達に
ストパアイロンを借りてもっとぺったんこにしました。 そんな私の隣で
友達は、私と同じくらいのくせっ毛に、ボリューマイザーを掛けて
もっとふわふわにして、額よりもうちょっと上をピン止めにするという
とても可愛い髪型にしていました。 細いし、そういうのがとても似合う。

友達の教会はブルックリンにあったので、そっちまで電車で移動。
日曜は、電車の流れが普段と違って、かなり複雑になるそうです。
これで私が「ひとりで帰りなさい」とか言われたら絶対無理な
複雑さです。 ちょっと不安になりました。
友達の教会は、まだ結成されて5年というとても新しい教会で、
建物自体もなくて、市立の小学校の講堂を借りて礼拝をしてるのですね。
少数で集まった人達はとってもいい人達でした。 ほんと、皆さん
気さくに声を掛けてくださって。

しかし!!

そんな中、私という奴は、今更時差の効果が出て来たのか、
牧師さんが熱弁してる時に、彼のほぼ目の前の席でコッテリ
寝てしまったのですよねーーあはははは!(笑うしかない)
隣に座っていた友達も、時差があることをちゃんと判ってたので、
起こさないことにしてくれたらしいです。 うう、ごめん・・・

礼拝が終わる頃ぼんやり起きた私は、これまた図々しく
「ベーグルどうぞ!」と言う言葉に、全く遠慮せずバックバクと
NYベーグルを頂いてしまいました。 「この味も美味しいよ〜」と
言われてずーっと食べてた。 遠慮という文字は(普段はあるけど)
私の辞書になさそうな感じでしたね(他人事かい)

礼拝が終わった後は、友達に連れられてブルックリン内にある
モールに行きました。 私が持って来たのがブーツだけだったので、
歩きやすい靴を買いたかったんですね。 しかし友達は明日提出の
課題に追われていたので、彼女をスタバに置いて、合流してくれた
友達の友達(昨夜も会った)に連れられて靴屋さんに行ってきました。
なんか人見知りしてしまって、上手く話せなかったような気がする。
友達の友達も、私じゃなくて友達とおしゃべりとかしたかっただろーに
なぁ、と思うとなんか申し訳ない気持ちになって、ほんのちょっとだけ
ホームシック。 ブルックリンの町並みが、なんかこう、東京の下町
っぽくて(って、私東京育ちでもなんでもないのですが)

さて、そんな友達と友達の友達を放って、私の次の予定は
カーネギーホールでコンサートを見ることでした。
今回、NYで学校を観に行く〜となった時、NY在住の別の友達に
連絡を取ったところ、
「友達がジュリアードにいるから、連絡取ってみようか?」
と有り難〜い申し出に、2つ返事でオッケィした訳です。
そのジュリアードにいる子がオケで弾くコンサートがあるんだけど、
私行けないから澄南ちゃんよかったら行ってきて〜と言われて、
この予定は割と急遽入れられました。 ここでNYに来てから完璧なる
1人行動になってしまった訳なのですが、

カーネギーホールを初めて目の当たりにした途端、今まで
そこそこだったテンションが一気にガーッと上がりましたね!
ちょうどカーネギーホールの近くから、あのNY特有のデカイ看板とか
ネオンサインとかが見えて、「うおおお!」と感動しました。
コンサート始まるまでご飯たべよっかな! と辺りを練り歩きたい
気分でしたが、時間に追われてさっさとホール内でチケット入手、
行儀良く座ってました。

コンサートは、いろんなアーティストをフィーチャーしてたので
とても楽しく観れたのですが、もうとにかくとにかくお腹がすいて
終盤はキツかったです。 しかも一番見たいピアノコンチェルトが
やっぱりトリとして一番最後の出し物になっていたので、
とにかく耐えました。 美しい音楽を糧にして(何)

コンサートを終えて外に出た後はもう我慢が出来なかったので、
寒さの避難も兼ねて、すぐ近くのデリで、あったかいお茶と
ピザをオーダー。 冷えた身体と空腹によく効きました・・
寒い中で食べるあったかいもの程美味しいものはないです♪♪♪

それから、よせばいいのに、カーネギーホールの前で写真を
撮ろうとして、それがちょっと人気のない場所だったのか
なんか団体さんに絡まれそうになり、慌てて逃げました(ぇ)
地下鉄に降りようとしたら、げっ、シャッターしまってんじゃん!
何処から降りればいいのー!? と一瞬パニックになりかけましたが
ちゃんと空いてる出入り口を見つけて(しかも出て来たとこと一緒だし)
その時間には電車も通常路線を走ってたので、迷うことなく
家にたどり着くことが出来た訳です。 ふぅ!


家に着いたら友達はまだ宿題をやってました(ほんとゴメン)
あの後何してたの? って聞いたら、友達の友達と一緒にごはんを
食べに行って、「ちょいデート」っぽいことをしてたそうです。
ひゅーひゅー(古)


2009年03月21日(土) NY旅行記2

さてテキサスの空港からNY行きの飛行機に乗った自分。
確かフライトは2、3時間だったと思います。
現地に着くのは午後で、それでまた夜が来るんだから、
夜眠れるようにちゃんとここでは起きておかねば!!

・・・って時に限ってなんか寝ちゃうんですよねー。ったくよー(何)

まぁ、ぼんやり時間過ごしてふと窓の外を見ると
(私はずっと窓際の席でした。通路側を予約したりしたのに、
 家族連れで座っている人達のド真ん中に私がいたら、動く他
 ないでしょう・・・ははー)
なんか景色が変わって来たぞっと。 ぼんやりとだけど、
水(海か河かは覚えてない)と土地が見える。 これNY?

私が到着する予定になってた空港は、LaGuardia空港で、
先生が、
「ラガーディア抜けてすぐはゲットー(荒れ地?)が続くから、
 それがNYだとは思わないように」
と言われてたのを思い出して、ああ、そうか・・・こういうとこなのね
と納得。 ちなみにチケットを買う時に到着地に選択があって、
空港をラガーディアにしたのは、JFK空港にしようかどちらか迷った時に
友達に聞いたら、
「ラガーディアはうちからバスと電車で40分くらい。JFKは電車で3時間」
と言われたので、すんなりラガーディアに決めた訳です。

薄着で飛行機から降りると、建物の中とはいえひんやり寒気がしたので
早速コートを着ることに。 ほぼ直前まで寝てたので、ぼんやり頭で
歩いていると、こっちを見てる子がいるなぁ、と。 一瞬他人だと
思って顔を逸らしたら、思いっきり迎えに来てくれた友達でした。
厚着姿なんて初めてでわかんなかったのよー(言い訳)
預けていた荷物をピックアップに行くと、スーツケースはあっさり
見つかったのに、お土産用に詰めた小さいレスポのバッグが
流れて来ない・・・何故! と、ちょっと慌てましたが、ちゃんと
係の人に事情を話したら、「ちっちゃ過ぎてひっかかってたよー」と
持って来てくれました。 ああ一安心。

友達が事前に買っておいてくれた乗り物パス(バス/電車兼用)を
もらって(あ、勿論お金は払いましたよ!)バスに乗る為に外に出る。
わーさすがに寒い! でも、思ってたより寒くない。
LAではあんまり出番のなかった、Betsy Johnsonで奮発して買った
マフラーが、今回とても役に立ってくれました。 買っといてよかった♪

友達が住んでいるアパートに行って荷物を降ろして一息ついたところで、

「今日は教会の友達と皆で美術館に行くことになってるんだけど、
 澄南も行く?」

と聞かれて、勿論ノーとはいいません。しかしなんだかんだ複数の友達
(の友達)が都合が合わなかったらしく、結局残った1人と、友達と私
の3人で行くことに。
「観光に来てるんだから、澄南が行き先決めていいよ」
と言われて、何処にしようかなーと悩んだ挙げ句、
モマ(近代美術館)か、自然史博物館か、メトロポリタン美術館が
いいな! と言ったところ、その時点で空いてるのはメット(↑)しか
ないということで、メトロポリタン美術館にゴーです。

友達の友達は海軍にいる方で、美術館の入館料金を払ってもらって
しまいました。 軍にいるとこういうところでディスカウントが利いて
いいなぁ。 それにしても初対面からほんとすいませんです。
閉館1時間前に入ったので、何処見たいか決めちゃって! と言われて
真っ先に行きたかったのが、エジプト展示。 バシャバシャ写真
撮りました(勿論フラッシュオフで)
その次に楽器の展示に行って、ケバケバしいハプシコードに仰天した後
中世ヨーロッパアートをちょこっと見て、外へ。
じゃあ次に何処に行くかってことになって、フローズンヨーグルトが
美味しい場所があるよ、と言われたので、Korean Townに
連れてってもらいました。 ヨーグルトを食べた後、さすがに
疲れ/寒くなって来たので、アジア系の素敵なカフェに入ってもらって
ミルクティ頼みました。 もう既に私は眠気でうとうとしてたので、
友達とその友達の会話をぼんやり聞いてたら、舵をこぎだした私を
友達の友達が鋭く察知し、「じゃあ帰ろうか」と帰宅しました。

友達が作ってくれたエアマットレスに飛び込んで、1日終了。


2009年03月20日(金) NY旅行記1

さて、ものすごい今更ですが、この時NYに一人旅をして来ました。

行くに至ったきっかけは、まず最初に1月上旬に友達と一緒にLAへ
旅行に行くことになった時、初めて自分で飛行機代を出したんですね。
そしたらその代金が、(勿論一番安いので)なんとか自分でも
出せる金額だったので、これはもしかしたら、これくらいであれば
何処かに行けるかもしれないって事かと考えていた時に、
NYの大学に進学した友達が冬休みで帰省してた時にお茶してて、
「もし遊びに来るんだったら泊めるから、言ってね」
と言われて、これは・・・と言うことで、善は急げと思って
帰って飛行機のチケット代をチェックしたら、一番安いので
LA行きチケット代から毛が生えたような値段だったので、
よし、行こう! と思ってチケットを買うに至ったのです。

何故か私の周囲はNYラバーが結構揃っていて、いつもNYでどうした
こうしたという話を聞かされているので、そりゃ面白そうだ
いつか行ってみたいわー、と言うのと、当然ですけど、
本場ブロードウェイが観てみたかったのと、そういう理由に加えて
どうせ行くんだったら、学校も見て来よう! と、旅行目的は
いろいろあった訳です。 ちょうど私のピアノの先生も何年かNYに
住んでいたので、あれこれと世話を焼いてくださって。


でも、出発する1ヶ月程前から、妙な不安にいっぱい襲われまして。
ちょうど学校の方で大変なことが起こっていた時期で、皆で
なんやかんやウンウン唸っていて、そんな時期に(春休みとは言え)
私だけこんな時に旅行なんか行って来ていいのだろうか・・・
という罪悪感が胸を突くのですよ。 あと、1月のLA旅行にて、
行きは友達と一緒だったので全く平気だったのですが、帰りは1人で、
しかも飛行機に乗り遅れるという今までにない大失態を犯していたので
「同じ事繰り返したらどうしよう・・・」とそれでまた心配し。

出発する直前まで、ずーっとその不安は付きまとってましたね。
一応その朝は学校に行って、友達に会って、先生に挨拶したり
野暮用済ませてきたんですけど、
「大丈夫だよー、いろいろあったし、楽しんで来なよ!」
と皆の明るい見送りを受けて、旅立つに至った訳です。
空港には母に送ってもらいました。 ピアノの先生が、
「空港まで、送ろうか?」と申し出てくれましたが・・・
ほんっと、なんていい先生・・・というか、いい人なんだろう。ラヴ。


最近、飛行機に乗ると緊張してるのか眠れなくなってるので、
一応睡眠薬も一緒に持っての搭乗でした。 効いたかどうかは
正直覚えてません。 暇つぶしの為の本と、SUDOKUと、DSと、iPodは
バッチリ持ってたので、それで時間をよくつぶせたような気がします。

何時間かのフライトの後に、乗り換えであるテキサスに到着。
テキサスは初めてです(空港ですが)。 空港かなり広かったので
これで遅れたらどうしようとまた不安になりながらも、なんとか
余裕を持って搭乗ゲートに到着。 ここで携帯の電源を付けると、
NYで会う予定になっているピアノの先生のお友達さんからメールが
届いていて、ああよかったーー電話じゃなくて。 と、妙に安心する私。
(電話、特に初めて話す人だとすごく緊張して上手く喋れないのです)

時間に結構余裕が出来たので、空港内のスタバでお茶と朝ご飯を
買って、ゆったりのんびりしてました。 値段は地元のより
ちょっと安かったかな・・・?


この時点で既に時間変更してるので、次の日記に続く。


2009年03月10日(火) ちょっと長く語ってみました

あれ、丸々2ヶ月日記書いてない?(滝汗)

お久し振りです。 皆さん、お元気ですか?
一応、スナミは生きてます。
拍手やメールでメッセージくださった方々、ありがとうございます。
お話を楽しみにしてくださっててありがとうございます。
そして期待にあまり沿えられなくてごめんなさい。
(特にラメカプを楽しみにしてくださってる方・・・
 ネタはあるけど仕事に取り掛かってない状態です)


最近、もんもんと悩み続けたことがあって、なんとなくそれを
文章にしてみます。 多分、また支離滅裂になってしまうと思うけど。
音楽のことについて。

音楽教育・・というか、私の場合はピアノ教育の話になりますが、
いつも考えさせられます。 どんな教育が理想なのか。
多分、音楽の楽しさを伝えて、テクニックを発達させるようにして、
とりあえず楽しく上手に弾けるように生徒がなれば、それが一番
いいのでは。 と思うのですが、コンクールなんかを目指すような生徒を
育てようと思ったなら、楽しく弾くとかそんなのより、テクニックさえ
教えてれば、なんとかなってしまうんですよね。

最近、そういう教育を(恐らく)受けた方の演奏を聴く機会が
何度かあって、いやもう、それは凄いんですよ。
テクニック、ああもう、指を交換してください! と言いたいくらい。
音も繊細で綺麗で、よく響いているし、曲の構成もしっかりしてるし、
文句のつけようがない。

・・・でも、それを何回か聴いてるうちに、「ん?」と
首を傾げることがありました。

確かに、テクニックの凄さに、私は圧倒されて、心底感心してます。
でも、なんて言うんでしょう・・・

・・・なんか、何も感じないんです。

その方が、バッハを弾いてて、とても明るくて、楽しい曲です
(バッハは大体の曲は明暗がくっきりしてて、長調は明るく
 短調の曲は只管暗い・・・物によっては落ち込むくらい暗い・・・)
そんな曲を真剣に弾いてらっしゃって。
心弾むようなウキウキした旋律。 それなのに、何かおかしい。
楽しい曲のはずなのに、それが心に伝わってこないんです。
これって、どうなの? あんなに凄い人なのに。

咎める訳ではありませんが、
どんなに曲を完璧に弾けてようがいまいが、
人の心になにか与えるものがなければ、
かなり率直に言いますが、芸術なんてとても無意味だと思います。

だって、芸術なんて、生きていくのに必要ないんですもん。
だからこうやって経済が悪い時に真っ先に被害が出るのは芸術関係の
仕事で・・・・失礼、話題が逸れました。

でも、私はやっぱり、音楽や絵画、文章や舞踊っていうのは、
生きていくのに必要だと思います。 だって、それは、
人間の創作で、人に感動を与えられるものだから。
人間が自然以外の何かに命を吹き込めて、それを誰かに感じとって
もらうのって、やっぱりすごいよ(自然も勿論凄いけど)。

特に音楽なんて、触れられもしないものなのに、あんなに
様々な人の心を潤してくれるなんて、なんて素敵なものなの!
と思いません? 触れられないし見えないし・・・なのに
あの影響力と来たら何! と。


だから、どんなに完璧な演奏を出来たところで、そこから
何も感じ取ることができなければ、それは何の意味もなくなっちゃう。
それよりも、下手でも、一生懸命、真剣に舞台の上で戦いながら、
転びながらも演奏している生徒を聴いてる方が、何倍も聴きがいがある。

今回悶々悩み続けてしまったのは、もしかしたら、単なる
ないものねだりで、ジェラシーを感じて悔し紛れの感想なのか、
もしくはその人を尊敬してたのに、弱点発見にガッカリしてしまって、
なんかなぁ・・・と言いようのないやるせなさを感じてたのか。
多分、両方あると思うんですけど。


私の友達で、テクニックと表現力、両方を兼ね備えた素敵なクラスメイト
がいました。(こないだ卒業して引っ越しました) しかも、
クラシックも弾ければジャズもバンバン弾きこなせる。 即興も最高。
彼はそんな素敵な才能を持ちながらも、他の同学年の生徒に比べると、
遥かに、コンクールなんかに参加することが少なかったんですね。

それをある日彼と話してて、ちょうどまた彼と同い年に、
上記で語った方と同じようなタイプのピアノの生徒がいまして、
「うーん、あの人はテクニックは本当に凄いけど、何も感じないよね」
と言ったところ、彼はこともなげに
「まぁ、コンクールではそういうの関係ないからね」
と言い放ちました。 実際、この二人が競った時に、優勝したのは
その方の方で、私の友達は2位に修まったのですが。
(まぁ、どちらも実は友達なんですけれども、その時は彼の方が
 仲が良かったので)
そういう理由で、彼はコンクールに出るのがあんまり好きじゃなかった
ようです。 テクニックもなければ表現力もない理由で出ない私とは
雲泥の差ですな・・・(遠い目)


まぁ、そんな訳で、人々が私の周りで、
「あの人凄いね! 上手いよね!」 と騒いでる中に、どうしても
うん、と言い切れない自分が、なんか煮え切らなくて、
イライラしてたんだろうなぁ・・・
凄いのも上手なのも本当なんだけれども、ガッカリしてしまったという
自分の中でのショックと、上手く向き合えなかったのかな。

海外で育った友達が、ある時日本に行って、日本で育って勉強した
日本人のピアノの演奏を何度か聴いて、
「なんだ、日本ってこんなもんか・・・」と、失望した、という話を
ちょっと前にしました。(勿論、全部が全部そうという訳では
絶対ないと思いますが) 友達の意見としては、

「テクニックが全部って感じで、皆完璧でミスがないんだけど、
 それがつまんなかった。 曲に熱中して、1つか2つミスるくらいが
 実はちょうどいいのかもね」

とのこと。 これを初めに聞いた時、個人的には、
いや、でも、ミスなく弾くのは難しいし、凄いと思うんだけど。
と思ったのですが、最近この友達の言葉の意味が、
自分の中で結構消化+浸透しつつあります。

漫画『ガラスの仮面』で、スターになったマヤのポジションを、
卑怯な手で奪い取り、マヤがそれまで演じていた役の代役をする
乙部のりえの演技を見学しながら、演技の天才と呼ばれる姫川亜弓が
「うまいものだわ、北島マヤの演技そっくり」と言った後に
こう続けます。

「役を演じるにはマネだけではだめなのよ
 そこに『自分』がはいっていないと
 自分という個性がもうひとり別の人間の個性を演じる
 そこにその役者の魅力がでるのよ
 ただ演技がうまいだけではダメ

 役者の魅力・・・それはその役者の生命といってもいいくらい
 大事なものよ」

この言葉、音楽にもそっくり当てはめられると思うんですよね。
個々違う楽器を演奏する人が、同じ曲を弾く時、そこで演奏者の
魅力が出るんですよね。 ただテクニックが上手いだけじゃダメと。

でもやっぱり、そこは人間千差万別、同じことで感動するとは
限らないから、そのアプローチの仕方はやっぱり好みが分かれます。
だから、私自身が何も感じない、と思った演奏でも、もしかしたら
他の人が聴けば、余計なものがなくてすっきりした演奏を好むかも
しれないし。

さて、そこで出て来るのが、
「音楽は "パーソナル" に扱っていいのか」
という質問ですが。



・・・・そろそろ寝ないといけないので、寝ます。
続きはまた今度ゆっくり書きます(出来れば明日)


Diary indeX
澄南

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