想い出の樹

2003年07月31日(木) 交換日記

公開講座で知り合ったyuki先生が、
ご自身のホームページでこの交換日記のことを書いていました。
お教室に置いて生徒の交流に役立てているとのこと。
これは!と思い、早速私も真似しちゃいました♪

「みなさんへ」・・・その日のレッスン日記。
「○○さんへ」・・・掲示板としての利用。

これがどのような効果を発揮してくれるか、
まだ始めたばかりなのでわかりませんが、
○○ちゃんは、そういうレッスンしてるんだ〜・・・みたいに、
それぞれが刺激を受けてくれたら嬉しいな、と思っています。

ホームコンサートで私が感じたこと。
それは、ピアノ教室にも小学校と同じような団体から得られるものを、
どんどん利用すべきなのではないか・・・ということでした。
ホームコンサートでは、ステージを作り上げるときに、それを利用しました。

そして、お教室の壁には、
「誰のように弾けるようになりたい?」
「弾けるようになりたい曲は?」
「一日何分練習する?何時から何時まで?」
というプリントに、それぞれが書き込んだものを貼り付けています。

レッスンの合間に、それらを興味深げに見る子どもたち。
がんばっているのは自分だけじゃないということ、
あの子ががんばってるから自分も・・・という刺激。
余計なライバル心はいりませんが、
こういった刺激はとても励みになると感じています。

生徒にとってよい環境とはどんな環境なのか?
ピアノ講師として今の私には、どこまでの環境を提供していけるのか?
私自身の自己研鑽と、生徒に与えていける環境。
少しずつ少しずつ、充実させていきたいなぁと思います。



2003年07月21日(月) 楽曲分析

今ベートーヴェンのソナタOp.31-1を譜読みし始めています。
今日は1楽章を分析してみました。
まだ全部分析し終わってはいないのですが、とにかく楽しい!!!
今まで見えてこなかったものが、いろいろと見えてくるからです。

ほうほう、ここはこぉんなに長いドミナント・・・!
さっきと同じドミナント進行のゼクエンツが、
アレンジされてここではこんな風にっ!ははぁ〜〜〜っ
おっ、属7の和音にここで第9音がっ!
なるほど、保続音が右手に・・・。
この再現っ。へぇ〜〜〜っ

みたいな・・・。(笑)
やっぱりベートーヴェンってすごい〜と思いつつ、
じゃ、どう弾こうかなぁ〜などとワクワク考えている自分がいて。
今までは、なんとなく・・・と感覚で弾いていたものが、
こうして分析していくことによって、
こう弾こう、ああ弾こう、と具体的に言葉に表現できるようになっています。

まだ譜読みということで、スラスラは弾けませんが、
ハーモニーの進行を弾いてみたり、遊び弾きしている感じで楽しいです。
ま、今は第1楽章だからこんなにリラックスして楽しめるのかも・・・。
恐ろしいのは第2楽章。。。
果たして気持ちよく弾けるようになるのであらうか・・・。ふあんだ( ̄▽ ̄;A



2003年07月19日(土) 1年の蓄積

岩田先生の公開講座を開いてから1年。
積み重ね積み重ね、刷り込み刷り込み・・・
そういう思いで毎回毎回受講してきました。
そして、数ヶ月前から個人レッスンとともに、
和声とプラスアルファの作曲も習い始めています。
あっちこっちに手をつけているようで、一貫したものがあります。
一人の先生にすべてを習っているからかもしれません。

今日ミューズ図書館に連弾曲をアップしました。
プリモは白鍵で自由に即興演奏できる、というものです。
この伴奏の発想は、この公開講座から得たものでした。
ドビュッシーの講座を何度か受講なさった人はわかるはず・・・。
TSDTの進行を、ドビュッシーは属9を使用することによって薄めました。

私に属9は、使いこなせない・・・(^-^;A 
ということで、私はその代わりに付加6の和音を使いました。
曲を仕上げたものの、やはり不安があったため、
順子先生にみていただきました。

いやぁ〜〜
自分で作曲したものを、分析してもらう・・・
という普通と逆のことを体験しました。(笑)
機能を薄める、という以外は感覚で作曲した私。σ(^_^;)
ということで、自分でこんな複雑な和声を分析できるはずもなく。。。
電話でいろいろうかがうことができました。幸せ♪

今回こうして作曲する機会を得ることによって、
この1年間、知らず知らずのうちに自分の中に蓄積されてきたものを、
自分の目で確かめることができたような気分です。
これからも、刷り込み刷り込みでがんばろう!
そんな新鮮な気持ちになれたのでした。



2003年07月13日(日) レッスン(テンペスト)

今日は自分のためのレッスン日。
ベートーヴェンのテンペストを見ていただきました。
3楽章通しての演奏、「3楽章でひとつの曲」という観点からのレッスン。

この曲は、第3楽章がソナタ形式。
第1楽章は、「え?これで終わり?」という、
若干不満感の残るような構成。
というわけで、第3楽章でガッチリすっきりんこしたいところなのですが・・・。
私の演奏はというと、第1楽章がんばりすぎ。。。(^_^;)(^_^;)(^_^;)
第1楽章にガンガン弾いて、
第3楽章がいまいち盛り上がりに欠けるという演奏になっていたのでした。

うんうん。
特に第3楽章については、それ感じていたのです。
でもでも、どうしたらそれを解消できるものか・・・悩んでおりました。
原因は、大きなまとまりとして捉えていなかったから。
小手先の変化にばかり注意が向いていたことを実感しました。

レッスンを受けたことにより、
今の私にとって、非常に納得のいく形になったな、と思います。
とにかく楽しいレッスンだった!!

次回は、別の曲をみていただく予定。
そしてありがたいことに、連弾のお相手をしていただけることになりました♪
リズミカルな曲を選択。
先生の懐を借りて、ノリノリを体感させていただこうかな・・・と。
今からリズム体感レッスン、とても楽しみなのでした♪
(あぁ、でも順子先生は音量があるから・・・、
きっと消化不良を起こしてしまうわ・・・・。ごめんなさいっ。)


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中嶋 [HOMEPAGE]

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