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2004年07月25日(日) こんなにひどく蒸し暑い風の帰り道

暇人は、また京都を訪ねる。傷ついたとき、行き詰まったときには、故郷へ。涙で枯れた心を潤すため、飛べない羽を癒すため。理由はなんであれ、休日は、故郷を訪れたい気持ちにさせる。といっても京都は実際の故郷ではないし、いま特別行き詰まっているわけでも新しく傷ついたわけでもないんですけどね。それでもこういう「帰る」場所が誰にでもあっていいと思う。それだけなんですよ。


2004年07月22日(木) 作品がすべて

前から何度も言ってるんですが。芸術家は作品がすべて、だと思っています。深い意味などありません。生み出された作品を、良いと思うか何も思わないか、それだけが問題なのであって、その作者の思想や人物像、嗜好、性癖などとは完全に遮断してしまうべきだと思うのです。個々人の世界観から作品が作られ、作品に現れるとしても、それは鑑賞する側の想像に留めておくべきだと思います。まして私生活を覗き見するようなことはしてはいけない。

作品を受け、自分の中で作り上げられた世界に浸っていればよい。


2004年07月19日(月) never,never,never!

暇人は今日は大阪堀江へ参ります。
初志貫徹。今はそれだけ。
さようなら。さようなら。さようなら。

それから、ありがとう。私を取り囲む愛すべき人たち。


2004年07月18日(日) 地下鉄

京都にモートン氏を訪ねる。たいした事は無いロシアのみやげ話をして、昨夏訪れたバーモントの現在について聞く。短期間の間に、予想以上に英語を、英単語から感覚までも忘れていることに気付く。まあこういうのは、また思い出せば定着する。思い出す機会があれば。

地下鉄で居眠りをする。アホですね。気がつくと国際会館。折角なので運賃を精算し表に出る。空と山が出現した瞬間は、いつも通りの感動と衝撃を覚える。今回は飲み込む。やはり折角なので、その景観を見上げながら北山通を歩く。途中、突然に逃げ出したいような、背後から悲しみに打たれるような気持ちになり、見つけた地下鉄の階段へ駆け込む。闇の中の地下鉄に乗り込む。ドアが閉まった。涙が流れた。

疲れました。


2004年07月17日(土) あきらめる

トチ狂って、過去の日記を削除しまくる。そして、いっそ今気持ちをかき乱す記憶が、目を閉じたその瞬間に、手を叩いた瞬間に、消えてなくなればいいのにと思う。

これが人生、これが人生って、悟るよりはむしろ必死でそう言い聞かせ諦める。そう、あきらめる。


2004年07月16日(金) 側にある

勤務先でOと話した。黒髪と、須磨で焼いたという肌色が、爽やかな性格をいっそう爽やかに見せる。いつ会っても、なんというか等身大を感じるというか素な印象が話していても心地良く。実は彼女もCAファンだったことを今日知る。SAYYESで興味をもちそれ以来CA一筋で、最近はASKAの方がよく聞くという点をとっても、同じ奇跡を?歩んできた気がして、思いがけずこんな小さい会社だけど会えたのはちょっと嬉しかったですね。互いに驚く。IDTourにも行ったそうなので、大阪城ホールで会ってたのかもしれないね、と。また話しましょう。過去にCAファンの友達は覚えている限りで3人くらいしか居なかったからね。そしてその誰もが、私のせいだったり、自然にだったりという理由で離れて行ってしまったからね。それでもCAはやはり側にある。


2004年07月14日(水) スパイス

苦いですね。時に辛いこともあります。でも、塩味や顔面から汗がでるくらいの激辛風味も、結構好きな方なので、今は味わっていようと思います。




2004年07月13日(火) 通勤

スケジュール自体はそんなに忙しいものではないのですが、とにかく頭と体が鈍ってついていけません。パソコンも暑さのせいなのか、半死の状態です。1行分くらいキーボードを打ってから、その後徐々に文字が表れ出るというスピードです。


帰りの電車で海を眺めながら聞いていたラララが何とも…!!!


2004年07月10日(土) Sign,sign,sign!

さすがに、昨日までの酷暑と比べれば涼しい一日でしたね。久々に昼まで寝て、濃いコーヒーを2杯続けて飲んで、それからピアノに向かう。

ワルツ6番については、中盤でどうしてもF氏の言葉を思い出さずにはいられず、それ以上指を進めることができなかった時があった。「自分のやりたいことだけをやる」と彼は言った。ピアノをやるのかな、と思わせた言葉をずっとずっと以前に聞いた。やりたいことの一つにピアノもあったのでしょう。多分。もうピアノは始めたでしょうか。その感性から一体どんな旋律を奏でているのでしょうか。私には聞えない。どうしたって私の入れない世界に住んでいる「らしい」けれど。そこにあるのは私の不在。ピアノを弾く時は、誰だって一人。だからってもう、彼を想うことはないでしょう。悲しくなるけれど私はピアノを止めません。私のピアノ、私の生き方全てを込めて。最終小節まで。



2004年07月07日(水) 貴方なしでは

貴方なしでは生きられません。なんて誓っておきながら、どうして一人で今生きているのだろう。笑いもせず、泣きもせず。

味もそっけもない、陳腐な愛情などというのを思い探りながら。


2004年07月05日(月) 元町(臨時社会人)

通勤ラッシュの時間帯に、神戸に行かなければならない。
勤務先に向かい、正面に見える高速道路の向こうには、実際には見えないけれど海の気配、すぐ西の道路を挟んだ向こう側にスタバ。ロケーションに関しては問題ない。


川村 |MAIL