30歳までの Count Down
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2009年04月22日(水) サプライズ

先週末、友達の結婚式のため帰省した。
結婚した友達はD。

Dは、小、中と同級生で、数年前まで東京で働いていた。
東京では、同じ杉並区内のかなり近くに住んでいることが
判明してからは、同じく近所だったMと一緒によく遊んだ。
地元の友達では一番仲が良い。

そんな彼が結婚する話を聞かされたのは、
今年に入ってからで親父が死んだ少し後だと思うけれど、
2月の父親の四十九日で帰省した際に、
DとDの彼女(奥さん)とご飯を食べに行き、
そこで嫁さんと一緒に式に来てくれと招待された。

せっかく高速道路も1000円になることだしと、
これを機会と車にETCをつけた。
(正確には乗る場所によって1000円以上かかるけど)


で、結婚式当日。

式と披露宴には当然地元の友達が何人も出席していて
おれにとっては久しぶりに見る顔なので、
ちょっとした同窓会気分。

披露宴が進み、新郎新婦によるウェディングケーキ入刀。

遠くから、高砂のあるステージ上でケーキをお互いに
食べさせ合わされているD夫妻を眺めていたら、
突然司会者がマイクを通しておれと嫁さんの名前を呼んだ。

『○○夫妻、前へお願いします。』と促され、
何がなんだか分かっていない嫁さんを連れてステージに上がった。

そこにはウェディングケーキに比べたら小さいけれど、
そこそこ大きい1ホールのケーキが。
そのケーキには「結婚おめでとう」の文字。

そのケーキにおれと嫁さんでケーキ入刀しろってことだと
ようやく理解した。(二人ともかなり動揺していた)

スポットライトを浴びた中で、二人で大きなナイフを持ち、
促されるまま、ケーキ入刀。
自分たちに当たる光が強すぎて周りは全然見えず。
で、D夫妻が行ったように、おれらもお互いにケーキを
食べさせ合うという儀式をやらされた。

『愛情の大きさだけケーキを食べさせてください!』と
司会者が訳の分からないことを言っていたけれど、
おれは嫁さんが食べやすいようにそれなりの大きさ。
(決して愛が少ない訳ではない)

すぐ横では、Dが「してやったり」といった表情で
おれと嫁さんを見ていた。


後で話しを聞いたら、地元の友達もこのサプライズは
知っていたらしい。
事前に知らされていたら、持って行ったカメラを誰かに渡して
写真を撮ってもらったのに、あまりに動揺していたので、
カメラのことはすっかり忘れてしまっていた。
まあ、誰かが後で写真なりビデオなりを送ってくれると思うけど。


かなり恥ずかしかったけれど、これは素直に嬉しかった。
式も披露宴も行っていないおれと嫁さんのために、
D夫妻が気を利かせてくれたんだろう。

二人に感謝。



ちなみに、日曜に東京に戻ってきたけれど、
11時に実家を出たにも関わらず、途中大渋滞にはまり
家に着いたのは22時過ぎ。
GWは一体どうなるんだ。


1881日後に40歳。


azza |MAIL

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