2004年04月30日(金)

生きたい

生きたいと願う気持ちは どこから生まれるのでしょう 死にたいと願う人が大勢いる世界で 生きたいと思っている人は 何人いることでしょう すべてはきっと ほんとに些細なことで 大事件なんてそう簡単に 起こるもんじゃないと知ってるから ぼんやりと生きてるなら 心燃やす場所を探してみましょう 人でも物でも 何かよく得体の知れないものでいいんです すべてはきっと 些細なことなんですから

2004年04月29日(木)

悪あがき

これを優しさと呼ぶ 理由なんてどこにもない けれど 何も求めない境地で 見守ってゆける 気持ちが心に舞い降りる 僕が君に 幸せを与えられるかどうかなんて わからないけれど わからないことに一歩踏み込まないと 何も見えてこないこと 君は知ってるはず 自信って言われたら ないよと答える 虚言って言われたら いいえと答える 好きになれなんて笑ったのは 精一杯の僕の悪あがきだったんだ 幸せにするからって言えなかったのが ちょっとだけ心に残る土曜日の午後に

2004年04月28日(水)

傷つけ

なにやってるんだろう と一人嘆いてみても 止まることはできないから 突き進もうと決めたのに いつのまにか 逃げ道を作ることばかり うまくなってた 傷ついても前に進めた あのころの強さはもう 僕にはないというのか 呆れ顔の君が まぶたの裏にいる 君にどう思われているかを 気にしてる僕と共に ときに心深く突き刺さる言葉があって それでも好きと呼ぶ気持ちがあって 期待してないなんてウソ 本当はいつも振り向いて欲しい と思っていたりする

2004年04月27日(火)

恋と呼ぶ

何気ない会話が 心を温かくすることを 僕は知ってる 欲しかったのは内容ではない ただ声が聞きたかったんだから 目を閉じていたよ 心地良さに身を任せながら 心が洗われていく様を 自分自身で確認しながら 何度も不思議だと感じて 何度も気持ちを見直して それでもベクトルの先が 振れずに一方を指す そんな恋をした 恋と呼んでもいいと思った

2004年04月26日(月)

ダメダメ

自分の生きる道を 正しいと思い続けることは 思った以上に困難で ときどき挫折する ときどき泣きたくなる このカラダに染み付いた 20数年分の垢は 無意識に僕を不躾にして ねぇ　こんなとき君ならば どんなふうに笑ってる？ 笑い方を教えてよ 鏡の中の自分を好きになれない悪循環の中で

2004年04月25日(日)

誰でもない貴方を

小さな町を歩いていたころの お手ごろ感覚が抜けない僕は 彷徨う　ビルに囲まれた街で すれ違う　一人一人違う顔と もう何年も 満足に夢を見ていないんだ 流れるように過ぎる夜が 僕を寂しくさせることはなくなったけど 会いたいと思うことを 隠していてもしかたないから 伝えたいと思う 大勢でいても一人だけ 貴方だけという特別を

2004年04月24日(土)

わかってるって言ってろ

恋に落ちたなら 目の前には見たこともないカーテン ありえないくらいの誇張と ありえないくらいの思い込み 冷静になれよ　と 自分自身に話しかける わかってるだろ　と 自分自身に話しかける 答えはいつもＹＥＳ だけど 受け入れられない体 カーテンに包まれたまま 自分を責める 言葉に酔って

2004年04月23日(金)

キッカケ

ひとつの想いに向かって 動き出したみんなの声は 最後の瞬間に 波動となって大地を揺るがす 激しく燃えることと 短く燃えることとは 常に共存するものではなくて 時に期待を裏切って 激しく長く燃えることもある 心にいつも種火を 燃え上がるキッカケすらつかめない君たちへ 燃料なら少しずつ 蓄えてきたじゃないか

2004年04月22日(木)

誰かのために

誰かのために ひた走ることが どれだけ爽快なことなのか 誰かのために 自分を捨てることが どれだけ大切なことなのか 全速力で走りながら 頭の中は真っ白だった それがいい それでいい 何一つ　わからないままに

2004年04月21日(水)

ヘマしても

社会は生き物だから 同じ場所で暮らしていても 刻一刻と変化していく そんなもんだ 響き渡る胎動に 乗り遅れないようについていくため しがみついている 右手に力を込めて 負けないよ 負けない ヘマしても這い上がるために この両手があるんだから

2004年04月20日(火)

主体的行動

数え切れないほどの 人と人と人が心を一つにして 何かを作るエネルギーを生み出す 僕はゲストじゃないんだ　と 心をつなぎとめておく鎖は いともたやすく切れてしまう性質だから すこし　笑った 僕が生かされているこの場所を 特別な場所だなんて思うのは止めよう ありのままに主体的に 動き出せる日がくるって 思うところから始めていこうと思う

2004年04月19日(月)

嫌いな本性

ハジメマシテと笑う顔が 本当の自分ではないような錯覚 何故だ　僕はいつからこうなった ヨロシクオネガイシマスと笑う顔が 本当の自分ではないような不安 違う　僕は僕のままで自然に笑えるはずなのに 距離を置きたくないのなら 一歩踏み出す勇気が必要 世の中が自分の思うように動いたら 世界はもう破滅している 前向きになんて 口でだけならいくらでも言えるというのに

2004年04月18日(日)

求めるでも与えるでも

日々の疲れを癒すものが 何であるかをわかっていれば たまの休日 何をすべきなのか 迷うこともなくなるんだろう でも 疲れを癒すことだけがすべてではないと いつか誰かが教えてくれたから 共に過ごしたいと思える 人を探し続けているんだ 求めるでも与えるでもない そんな人に巡り逢えたなら 尽きない想いを今日も持ち 一日がゆるりと終わる

2004年04月17日(土)

プラス要素

不思議な気分だ 駆け引きなのかどうかすら わからないような駆け引き イニシアティブは君だから 僕はふらふら右往左往 楽しさと虚しさと ちょっとだけの寂しさ 振り向かせられるように その気持ちがまた 僕を上へと引っ張っていく

2004年04月16日(金)

今は

時代は ありえないくらいの速度で 変化していく生き物だから 僕は振り落とされないように 必死で必死で必死で しがみついているんだ　今は 時代が僕についてくる日がくる そう思っていなくちゃ がんばろって気持ちすら 削り落とされてしまいそうだ

2004年04月15日(木)

香車

歯止めが効かなくなることを 恐れているんだ 言い出したら聞かない性格だってこと 君はまだ知らないだろうけど ね 進むことができなくなった 香車の運命はどうなるか知ってる？ 後退することもできないから その場でじっと 戦況を見つめてゆくんだ

2004年04月14日(水)

伝わってる？

小さなことで 一喜一憂する自分は 嫌いじゃない 現状が厳しいことも 十分承知している 余裕があるわけでもない けれど 楽しんでいる自分がいる それでいい わけではない 伝わってる？ 伝わってる。

2004年04月13日(火)

ネクスト

生まれ変わったら またきっと 君に恋をする そう思えるほど好きだった はずなのに 終わりゆく愛は冷たく 燃えようとする気持ちすら 激しく牽制して 新しい恋をしたよ 誰も知らない恋の花のままで 枯れてしまうとしても

2004年04月12日(月)

変わりましょう

本当の自分と 強がっている自分と その境目がわからずに 彷徨ってた街角で 出会った人 笑顔　泣顔　幸顔 すべての感情を見せてくれたから 僕は君を前にして無力になったのです 変わりましょう と言ったように思えた日 変わりましょう と背中を押された気がした日

2004年04月11日(日)

これはもう末期症状だ

消えてゆくまで 考えていたのは 君ではないキミのこと これはもう末期症状だ と医者に言われたわけじゃないけど 自己管理はできてるほうだ 声が聞きたくなる 笑顔が見たくなる 何処へも逃げられない状況に 少しだけ胸を痛める 会いたい と伝えたい衝動が 心地よく僕を包んでいる

2004年04月10日(土)

行方不明な僕

久しぶりに会う人だから 何か期待するべきところも大きくて 探したよ 好きと描かれたピース 売り物じゃない 落ちてるものじゃない 心で製造されるナマモノ 見つからないなんて 言えなかった 何処へ消えたのかすら わからない 行方不明な僕の 心の居場所を教えてください

2004年04月09日(金)

ここでない場所

こんなふうになれ　と 最初に示してくれる人たち 世間離れした世界で 落ち着かない時間を過ごす 踏み込んでいく先に 見えることもないゴール 何もないよ 本当に望むのは もっともっともっと些細なこと

2004年04月08日(木)

変化までの時間

開いた扉の前で うろうろしたって始まらないから 一歩踏み込むことにした 少しずつ分かっていくんだ 少しずつ広がっていくんだ そうしてわかったことのすべてが 僕を大人に変えるんだ ありがとうと言えたなら 笑顔になって進めるはずさ

2004年04月07日(水)

きっと好きなんだ

気持ちにラインを引くことなんて 今の僕にはきっとできないから 好きとか好きじゃないとか 深く考えないようにしたんだ 答えはわかっているけれど 書けないときもあるってこと 分かってもらえればいいと思う 好きなのかなって思ったら それはもうきっと好きなんだ そう思ったときにはきっと 君の手のひらの上で 転がる覚悟はできているんだ

2004年04月06日(火)

話すことと伝えること

話すことと 伝えることは 同じでないことを学ぶ 考えたんだ 考え続けたんだ でもその三分の一も 伝えることができなかったんだ 心がどれだけ自由なのか 悔しさとともに思い知らされる 心がどれだけ自由なのか わかってたつもりでいた　だけだった

2004年04月05日(月)

柔らかさの上限

頭を雑巾 のように しぼるひねるねじる それでもでてこない 中身のない殻 正直失望したよお前には なんて言ってられないから 僕はただ神に祈るだけ 僕にはない世界だ 君だけの世界だ 接点のところで笑いあって 認め合うことができればいいさ

2004年04月04日(日)

ヤキモキ

鈍感な君は 本当に何も気づいていないのだろうか あるいは 気づいた上で知らんぷり してるんだろうか 遠くなる気持ちがあれば そのぶん近くなる気持ちがあるんだ ドキドキしたりヤキモキしたり 自覚させる一つ一つの要素が 絡まりながら膨らんでゆく いいんだ　いまはこれで ゆっくりと近づいていくために はぐらかしながら笑っていればいい 笑えるだけで 幸せと思えるんだから

2004年04月03日(土)

はじまり

壁にかけられた衣服が 少しさびしそうに揺れている あなたがいなくなって パズルのピースがひとつ無くなったみたいで 開いた穴 埋めるための代替物は お店じゃ買えないものばかりだ あなたへ繋がるものを数えながら 恋の底で空を見上げてることに気づく 落ちてしまったんだ 僕から伸びるたくさんの糸は まだ地上へと繋がったままだというのに

2004年04月02日(金)

確固たる自己を

世界中の誰もが それぞれの時間を それぞれの信念に従い 生きている バイタリティーに溢れる 人たちの笑顔が 僕を強く勇気付ける 進まなきゃって思うんだ 目指すものがある限り 動かなきゃって思うんだ 僕は僕なんだと胸を張れるように 周りを認めたうえで 周りに流されない力 自分にしかないものを たったひとつでいい 見つけてみよう

2004年04月01日(木)

魚はサカナ

押し寄せてくる大きな波に 飲まれないように必死で 泳ぐ僕は小さな魚 いつか波に乗れたなら 押し寄せる波に 押し出されるようにして 進んでゆくこともできる？ 大きくなっても魚はサカナ だったら僕は人になる努力をする 大きくなっても魚はサカナ 波に乗り風を切る　強い人になる

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