Why Can't I Be You?...なあぼ

 

 

銀色の雨 - 2009年12月18日(金)


8時半起床。

今日は、映画「銀色の雨」を観に行ってきました!
場所は関内にある横浜シネマリン。ここでの上映の最終日でした。

シネマリンって、新しい映画館なのかなぁと思っていたら……着いてみたら、かなりの老舗って感じでしたよ。小ぢんまりして、落ち着いた雰囲気の映画館でした。

「銀色の雨」は、監督が鈴井貴之。水曜どうでしょうのミスターとしておなじみ。大泉洋や安田顕が所属する事務所の社長でもあります。
鈴井さんの監督作品は、これで4作目。
これまでの作品は、2作目の「river」はサスペンスタッチで異色作ですが、「man-hole」「銀のエンゼル」は、ハートウォーミングなものでした。

今回の「銀色の雨」は、原作が浅田次郎さん。
私は原作は全然知りませんが、浅田さんの小説はいくつか読んでるので、感動的ないい話なんだろうな、と予想してました。
ちょっと、ウルッとくるのかな、なんて。
そしたら……ウルッどころじゃなく、号泣(笑)
いい話で、いい演技されたら、そりゃ泣きますよね。
とてもシンプルに、役者のいい演技を撮ってるっていう感じだった。
中村獅童さんが素晴らしい! ハマリ役だし、とても入り込んで演じてましたよ。ここまでいいとは思ってなかった。
主役は賀来賢人君、かわいいです。草食系って感じですね。今っぽい。
前田亜季ちゃんの役柄は、意外だった。彼女の部屋がスゴイです(笑)

そして、他のキャスティングも豪華なんですよ。いや、豪華って言うと誤解されるかなぁ。渋い人がいっぱい揃ってるんですよね(笑)
ボクシングジムが出てくるので、竹原慎二や輪島功一がいたり。
サンドウィッチマンの二人も、いい味を出してます。
あとは柳憂怜とか。個人的に前から気になってる眞島秀和が、やっぱり良かった。
さりげなくルー大柴がいたりね。懐かしい、と思ったのはでんでん!(笑)
でんでん、知ってますか? まだやってるんだなぁ。
ナックスのみなさんも特別出演。一瞬、ここは北海道だっけ、と思っちゃいました(笑)

雨のシーンがたくさん出てきますけどね。
雨も悪くないな、と思えました。いろんな意味が込められてると思うんだけどね……悲しみでもあるけど、それも含めていろんなものを洗い流す、水に流すっていう意味もあるだろうし。
観終わったあとに、雨上がりのような、さっぱりとした気持ちになれる映画でしたよ。
物語を味わう、映画らしい映画だったと思いました。

映画が終わって、まっすぐ帰ったんですが、4時にもなるともう夕暮れ。
空にすごいでっかい異様な雲があって……なんかの兆候?ってまたすぐ考えちゃう私(笑) でもそのぐらい、見たことないような雲だった。

そうそう、関東で地震が頻発してますねぇ。昨夜から。
だからなんだか、寝た気がしないんだよね(笑) いちいち目が覚めちゃって。
これ以上大きな地震が来ませんように……今夜は眠れますように……(笑)




-




My追加

 

 

 

 

INDEX
past  will