EPO アルバム発売記念コンサート - 2009年07月08日(水) 今日は、久々のEPOのライブに行ってきた。 南青山マンダラでのライブを2001年の春に初めて観て、それから3回ぐらい行ってそれ以来。 EPOとの出会いは、やっぱり「DOWN TOWN」です。 あの「オレたちひょうきん族」のエンディングテーマでした。思いっきりひょうきん族世代ですから。 その後、初期のベストアルバムを聴いたり、中期の洋楽志向っぽいものもレンタルして聴いたりして。 そこからEPOは、洋楽的なものから脱却して、日本とか自然にもっと目を向けた音楽を作るようになった。 92年のアルバム『Wica』、94年の『VOICE OF OOPARTS』は素晴らしい作品で、今でも大好きです。 そして、EPOが南青山マンダラでやるというのを知り、ここはよく知ってるライブハウスなので、行ってみようと思ったんですね。 そしたら。EPOはさらに世界を広げ、無国籍な、そしてスピリチュアルな音楽を展開していたのでした。 その頃のライブにも感動しましたが、それからさらに8年ぐらいたって、新譜も発売されて、もちろん新譜もライブもいいものであるのは決まってると思ってましたが(笑) 場所が青山円形劇場だし、多分知らない新曲もあるだろうし、あとはそうそう、ライブ前にEPOの公式サイトをチェックしてみたら、EPOはセラピストとしての仕事にも力を入れていて。そういう経験もきっと、音楽に活かされてるんだろうなあと、いろんな期待感と、多少の緊張感をもってライブに挑みました。 そうそう、ライブがあることを知ったのが読売新聞の記事で。感謝感謝。慌ててチケットとった。 ぽつぽつと小雨が降る渋谷の街、やっぱり人が多いわ。疲れますね。 10分ほどで青山円形劇場に到着。ここも久々だなー。お芝居を観て以来かな。 ステージ上には、中央に向いていろんな楽器が置かれ、一段高い真ん中のステージでEPOさんが歌うようになってました。 私はちょうどパーカッションの後ろ。これは面白そうだな、と思った(笑) 動きがよく見えて。 時間になり、後方の扉からEPOとミュージシャンたちが登場! アルバムにも参加しているミュージシャンたちです。 ギター笹子重治、バイオリン江藤有希、馬頭琴嵯峨治彦、ギター秋元カヲル、パーカッション渡辺亮、ベース・チューバ岩原智、という順に並んでました。 まずは、ライブでの定番曲、「DANCE」から。97年のアルバム『DANCE』より。 EPOはマイクを持って踊りながら歌う。間奏ではほんとに飛び跳ねる感じ。イキイキとした躍動感のある曲です。EPOは変わらず元気! 声の張りも素晴らしい。全く年齢を感じさせません。 髪はクリクリのパーマ、服は黒のストンとしたワンピース。足元は多分裸足でした。 続けて新譜『AQUA NOME』から何曲か。 タイトル曲「AQUA NOME」には、日本語の歌詞はついていません。 おそらく何語でもない、語感だけの音だろうと思います。それをEPOが歌います。 マンダラのライブの頃から、こういった曲が結構あって。 でもこういう言葉のない歌ほど、EPOの声の良さや表現の豊かさが活き、雄弁に聞こえるんです。 ミュージシャンたちの奏でる音も、ダイレクトに伝わってくるし。 私はパーカッションに近かったせいかも知れないですけど、タイコが力強く鳴らされるだけで涙が出そうになって(笑) 大げさに言うと、地球の生命力っていうのかな。生きている歓びというか。とても、原始的な何かが感じられる。まるでどこかの広々とした草原にでも立っているかのような。感動的でした。 もちろん歌詞のある曲もよいですよ(笑) 「100gの金と綿」は、南青山マンダラでも披露してました。 ライブですでにやっていた曲が、いくつか新譜に入ってますね。 「100gの金と綿」、今聴くとさらに重みがある。曲はどこかユーモラスですけどね。 ほんとに……同じ100gなのにねぇ。というかついつい、自分には何もないって思いがち。 自分や自分が持っているものの価値を、見失うのって本当に簡単なのよね。 MCでは、スタッフと話をしていて、EPOファンにはEPO原理主義の人たちがいて(笑) そういう人たちは、オリジナルに忠実にやると喜ぶものだ、なんて言われたとか。 そこで、このメンバーで出来るだけ頑張ってみます、と言って「私について」を演奏。 この曲は私にはあまり馴染みがなく……でも原理主義さんたちは喜んだことでしょう。 私は初期のEPOに思い入れがないんですよね。中期以降が好きだし、今のEPOが一番好きだな。 そして新譜の「でも生きている」。こちらもユーモラスな曲ですが、歌詞は意外とシリアスですよ。 こういう歌には、セラピストとしての体験や知識が反映されてるように思います。 もっと肩の力を抜いて、楽観的になろう、と思わされるような曲です。そうそう、生きてればそれでいいの。 再びMC挟んで、古い曲を3連発! まずは「DOWN TOWN」!! いや〜やっぱり盛り上がるよね(笑) ハジケてますよね。聴けて嬉しい。 続いて「音楽のような風」! あ〜これも素敵ですね。懐かしいです。 そして「土曜の夜はパラダイス」! とっても楽しい曲。これは最近でもよくやってる気がしますが。 古いものだと、「ハーモニー」や「眠くなるお茶」なんかが好きなんだけどね。いつかやって欲しいな。 ライブも後半。ここではEPOの新しい挑戦を、披露してくれました。 いろんなジャンルに挑戦していきたいということで、まずは音楽とお芝居を合わせた、ミュージカル的な歌を。 「それでも私は生まれてみたい」と「どうしてかしら」を連続で。 それぞれに、ストーリー性が強いんですね。お話に、メロディをつけてる感じかな。 「どうしてかしら」は、なんでこういう男ばっかり好きになっちゃうのかしら、っていう結構リアルな歌詞(笑) EPOがとっても表情豊かに歌っていて楽しい。こういうのをつなぎ合せて、ひとつの物語にするっていうのも面白そうですね。そんなライブがあってもいいかも。 そしてもうひとつ、ミュージック&ドラマということにも挑戦してるそうで。 ここで俳優さんが登場。宮川雅彦さん。 今、彼のプロフィールを調べていて初めて知った……なんと、EPOと宮川さんは結婚してた〜! いやーそうだったんだ。言ってよー(笑) なるほどねぇ。でも、全然そんな感じに見えなかった。普通にいい仕事仲間なのかと。 宮川さんが朗読に入る前に少し話された。上からライブの様子を観ていて、EPOはなんと幸せな歌手だ、と思ったそうです。EPOさんが泣いちゃいそうと言ってたけど。私もグッときちゃったな。 で、何をやるかというと、まず、宮川さんがEPO作のお話を朗読。ここでは音楽はなし。 童話のような、絵本の話のようなシンプルな話なんですが、泣けるんですこれが。 その後に、新譜にもある「たったひとつの」が演奏された。この曲がまた泣けるんですよ。 もう、相乗効果みたいになってしまい、涙腺崩壊、顔面崩壊(笑) もう、やめて〜っていう。 あちこちで鼻すすってたから私だけじゃないとは思うけど。ハンカチ持ってて良かったわ。 いったん涙腺崩壊すると、何を聴いても涙が止まらなくなっちゃうので、こらえてましたけどね。 歌を聴いてこんなに泣いたことないなぁ。思い出すだけで泣きそう(笑) この歌は、たとえどんな自分でも、自分を愛していいんだよっていう歌です。 自分自身に傷があるEPOだから歌える歌。 続いて宮川さんの朗読、というかほとんどそらんじていたけど。 この地球が奇跡であり、そこに生まれた私たちは奇跡の中の奇跡だ、とそんな詩でした。 円形劇場の壁が青く照らされ、まるでたくさんの星を見上げてるような気持ちになった。 こういう表現にはこの円形劇場はピッタリですね。 そして歌は「キミとボク」。歌詞が先ほどのお話と重なっています。 朗読と歌、とてもいいと思いました。ぜひ録音してもらいたいな。ライブ盤がいいかも知れない。 ここで本編が終了。 もちろんアンコールあります! みなさんが再登場して、まずは「う、ふ、ふ、ふ」! DOWN TOWNと同じぐらい有名な曲ですねぇ。ノリノリです! そして最後、新譜より「Glory」。これもこれまでのライブでやってたと思います。 しんみりと静かな歌。アルバムでも最後の曲ですね。 これですべて終了、この後CD・DVD購入者にはサイン会がありました。 私は早めに帰りたかったので、すでにサインが入ったCDをライブ前に買いました。 アンケートに答え、短冊に来年の30周年ライブのリクエストを書いて欲しいということだったので、書きました。 曲名は、ナイショ☆ すごく地味だから他の人が書かないであろう曲(笑) いやー、すごかったな。南青山マンダラでも、今と大体同じメンバーでやっていて、すごい境地に行ったなと思ってたけど、さらに前に進んでいて、どこまで行っちゃうんだろう、と思います(笑) あまり女性の年齢のことを言うのはなんですけど、EPOは来年で50才……信じられない! 声も動きも、変わっていませんよ。多少、腰を気にしてたりしたようだったけど。 元々体育会系だし、鍛えてるんだろうなと思います。 今の時代に、たくさんの人に聴いてもらいたい歌だなと思いました。 帰宅してすぐに新譜を聴いてみた、ざっとだけどね。 ジャケットも、北見隆さんという方のイラストを使っていてとーっても素敵!! AQUA NOMEの世界にピッタリですね。EPOさんもジャケ買いして欲しいなんて言ってた(笑) これまでのライブ活動が結実した、8年ぶりのアルバムです。もちろん名盤!! 特設サイトで、試聴ができますのでぜひどうぞ。 私にとっては、もうすでに大切なアルバムです。 EPOさん、素晴らしいライブとアルバム、どうもありがとう!! -
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