生れ落ちた者たちへの生誕祭(長文) - 2009年05月10日(日) 6時起床。 夜もすんなり寝付けず、朝4時半頃に目が覚めたら眠れなくなった。 仕方なく6時過ぎに起きて、やることないのでおい森やってた(笑) 今日ライブだしね。なんとなく緊張してたのかも。 半年ぶりぐらいの泉谷のライブだもの。 しかし、緊張だけでなく、なんとなく落ち込んでいた。 自分でも理由がよく分からないけど、気分がふさぐ感じ。 疲れか寝不足のせいかも、と思って仕度するまでの間少し寝た。 1時間ぐらいで起きて仕度して外出。 16時半の開場前に、恵比寿ガーデンホールに到着。 入り口は混んでたのでちょっと離れたとこで座ってたら、裏口に後藤香織嬢を発見。あら、今日出るんだ。じゃあ「頭上の脅威」やるんだな、と思ったけど、中西さんいるんだろうし部分的に登場するんかな?なんて考えてた。 16時40分頃かな、開場。 しかし入り口1ヵ所で、なかなか列が進まない。 並ぶのがイヤで列を眺めてましたが、トイレにも行きたいし、と思って開演5分前近くに並んで入場、無事にトイレには行けましたが。 ま、そんなにすぐには始まらないとわかってはいたけどね。 どうにかならないのかな、とちょっと思いました。 やっと席に着く。床は木です、クラシック向きですね。 椅子は可動式のものですが、お尻が痛くならないいい椅子(笑) そしてステージ上には蓋の開いたグランドピアノ……んん? 序盤がアコースティックなのかしら、と事態が飲み込めない。 そのうち暗転し開演。キーボードでHappy Birthday to Youのメロディが。 そして泉谷登場〜! 最初はひとりで弾き語りの「紅の翼」。 衣装は全身黒。最初の曲でいきなり間違える(笑) ファンはそういうのも含めて楽しんでます。ヤジも飛ぶけど基本的にはおおらかで動じません(笑) で、この後からが驚きの企画。 パイプオルガン奏者の後藤香織さん、そして長岡聡季さん、宮田東子さんなど4人のバイオリン奏者が登場。4人ともバイオリンだったと思うんですけど……多分。 今日の第一部は、クラシック泉谷。いやクラシックvs泉谷か?(笑) これは意欲的ですね。まあ人を驚かせるのが好きな泉谷さんですからねー。 このメンバーは、後藤さんの誕生日コンサートで泉谷さんと共演したんです……全員かどうかわからないけど。 その時の様子はコチラ。 今日はオルガンはないので、後藤さんがピアノを弾きました。 今回の共演の1曲目は「春夏秋冬」、これは前にもやりました。 間奏で泉谷さんと伴奏がちょっとズレたけど。泉谷さんは後ろの音を聴いちゃいないので(笑) でもクラシックの人はソリストに合わせるのは上手なんですよね。それは普段からやってることだろうから、意外と対応力あると思う。 泉谷さんが譜面と全然違うことやったらお手上げかも知れませんが(笑) この後「今を生きる」、「遥かなる人」となかなか珍しい曲をやり、次も珍しい「愛しの臨死体験」! これがねー、面白かった! 元の曲は、譜面におさまらないような、歌詞を重視した字余りみたいな歌なんですよ。 この歌に、ほぼアドリブであやしいメロディを添えた長岡聡季さんは、まじブラボー!!! 後藤さんのコンサートでも見事だったけどね。クラシックの人ではありえないぐらいのアドリブ力、そしてロックバイオリンを体得してるっていうか……第二の斎藤ネコ!!(爆) かも知れない……きっとロックもお好きなんでしょう、長岡さん。 しかしこれを一緒にやろうとしたとこがまずスゴイよ……発想が。泉谷さんが考えたのかなー。いやあ、参りました。 この後、「愛夢」、「つなひき」と続いた。 泉谷さんの次のアルバムのテーマは、"愛と憎しみ"だと、公式サイトのメッセージ101番で語ってました。 第一部のテーマというか、底辺にはコレがあったんですね。それは選曲から伝わってきました。 そして初披露の新曲「愛と憎しみのバラッド」は、後藤さんにアレンジを完全にまかせたそうです。 ドキドキしながら聴いた。うわー。なんか生々しい。思わずこう、目を背けたくなるような、心の奥底のドロドロしたものを表現したというか…… 最後の方に激しく悲痛な叫びが。この愛よ止まれ、憎しみよ止まれ、だったかな、正確な言葉は忘れたけど。なんとも切なかった。 これはオペラかも。フォークオペラ!(笑) 不思議な世界。 曲に関しては1回聴いただけじゃ受け止め切れなかった。ただ、とにかく濃い(笑) この曲だけで疲れた。 一部の最後は、忌野清志郎さんに捧げると言って「頭上の脅威」を熱唱。 今回のアレンジ、とても良かったと思いました。本物のパイプオルガンもいいけどね。 最初はオルガンに合わせるため、声を張り上げることになってしまったけど、結果的にはそれで良かったんじゃないかと……崇高な感じが出ている気がする。ただあんまり歌うと血管が切れそうでそれが心配……(笑) ここで第一部が終了、しばらく休憩。 このスタイルもクラシックみたいですねー。休憩とセットチェンジのためもあるだろうけど。 物販で、ピック型のストラップを買いました。コラコラでおなじみのゆるキャラ兎猫豚(ウビョートン)のイラスト入り☆ 裏はシンプルに「泉谷」。 ![]() ![]() さっそくグッズ作っちゃうとはこの商売上手!(笑) 池袋のイベントではTシャツも売り出すようなこと言ってたな…… ていうかウビョートンって……あ、なぜか蹴りを入れてるぞ、こいつ。 物販の横ではシネマジャック&ベティの梶原さんが自ら、6月2日のチャリティコンサートのチケットを売ろうと声を出してたなー。がんばってた。 ステージのセットが変わり、暗転。 第二部開始! と思ったらスクリーンにPVが映し出された。 「生れ落ちた者へ」ですね。大谷石の採掘場で撮影されたようです。 かなり気合が入っていました。普通にしててもちょっと怖い顔がさらに怖くなってて、しかもどアップで。子供が観たら泣いちゃうかも…… 場所は歌の内容に合ってた。すごく寒そうでね。知らない人が観たら外国かと思いそうだな。 そしていよいよ第二部の始まり! 泉谷さんは衣装をかえて白いシャツで登場。 バンドはおなじみの藤沼伸一、中西康晴に加えて今回は、ドラムに板谷達也、ベースに渡邉裕美の傭兵コンビ?(笑) もう傭兵って言えなくなって来た、レギュラーかも。で、60×60でも参加したサックス小林香織、というバンド。 一発目は「業火」! 「すべて時代のせいにして」、「ナンバー2」、「黒い箱男」と新譜『すべて時代のせいにして』からのナンバーが続く。 渡邉・板谷はフルライブでは初参加ですが、その実力はCSで放送中の「泉谷しげると翼なき野郎ども」や、各地イベントなどで実証済み。やっぱりうまい、カッコイイ。安定感ある。 このメンバーは、ロックも出来るけどそれ以外のブルースやジャズの色も出せる万能バンドと言っていいんじゃないか。LOSER以来の強力バンド!と私は言いたいけどね……小声で……(笑) で、ニューシングルに入る「BIG BOY!!」と「生まれ落ちた者へ」。 どちらも初めて生で聴いた。どちらもイイですよ。全然タイプの違う曲だけど。 「BIG BOY!!」はフジテレビの番組のために作った歌だったそうだけどボツにされたとか……しかしバンドのメンバーはやりたいと言ってレコーディングが実現したようなことを言ってたな。ほんとかな。メンバーの反応が微妙だったけど(笑) ここでいつものように、こっからが大変なんだよ、帰りたい人はここで帰った方がいいよ、というお約束のMC(笑) そして、他のイベントなんかではよくやっている、写真撮り放題タイムが、今回も設けられました。そんな気がしたんで、こっそりデジカメ持ってた(笑) ポーズとったりして、撮らせながら、トークもして。 しかし撮ることに気をとられまして、ここでしゃべってたことをほとんど覚えてません(笑) 同年代がみんな元気なくて、とか、自分もよくおなかを壊すとか言ってた。 あとは、絶望っていうのは目的を失った時に感じるのかも知れない、って……言ってた? おぼろげなんですけど。うーん、もっとよく聴いておくべきだったな。いい話してたと思うんだけど。 そしてここから怒涛の展開。 「デトロイト・ポーカー」のイントロが始まると、人が立ち始めた。 と思ったら通路をドドーッと人が走って行き、前の方に押し寄せた。 それを止める人もなく(笑) でも最前列の前にカメラ用のレールがあったからな……どうなってたかは私にもわかりません。 続いて「地下室のヒーロー」、これはいつだかリクエストされたなんて話してたな。久々にやったんじゃないか。かなりの盛り上がり。 で、「褐色のセールスマン」のイントロが始まったと思ったらなぜか「火の鳥」になってしまった。後でわかったけど、泉谷さんが間違えて「火の鳥」を始めちゃったらしい。 続いて「眠れない夜」に行くのは定番の流れ。この後に、「褐色のセールスマン」が抜けちまったからやらせてくれ、と言ってこの曲が入った。 そうね、この曲は飛ばしちゃいかん。で、「国旗はためく下に」。大きな日の丸が今日も振られた。ベースの渡邉さんは余裕でこなす、さすが。 そして「翼なき野郎ども」。野郎どもが大合唱! いつもだとここで一度下がるはずですが、なぜか下がらずにアンコールに突入。 時間が押してたのか……正直、ちょっと休ませて欲しいと思いました(笑) 歌う方だって、しんどいよ。泉谷さんだから出来るけどねー。 ボルテージ上がったまま、「長い友との始まりに」。 そしてなんと、清志郎さんの「雨上がりの夜空に」!! これは急遽入れたってことだよな〜それにしては高い完成度。 サビのコーラス、誰かの声が清志郎さんにちょっと似ててドキッとしちゃった……藤沼さんか渡邉さんか。泉谷さんがMCで、清志郎をここに連れてくるから、と言ってたんだよね。ほんとに来たように感じましたよ。 今日はこの曲が、最高に盛り上がったな〜。 そしてラストは「野性のバラッド」。 みんな歌ってジャンプして。今日はあまり長くは引っ張らなかった。 泉谷さんはギターもマイクスタンドも手袋も、客席に放り投げた。 ギターなんかはあわくってローディーが奪い返してたけど(笑) 荒っぽかったね。で、最後に、叫びました。お前らにはオレがついてるぞー! オレも負けない。お前らも負けるなよ! 泣くんじゃねーぞ。オレがいるからなー! と。 こうして生誕祭は終了。 いやあ……疲れた。自分の体調とか気分がイマイチだったせいもあり。 そして内容が濃すぎて(笑) 前半のクラシックが効いたなー。不意打ちをくらったというか。前半と後半のギャップも……いろいろと、今の自分にはヘヴィーだったみたい。ちょっと消化不良っぽかったな。 だけどすごく記憶には残るライブになった。前回の還暦ライブは、結構きっちりしてたんですよ。定番曲が多くて。それが今回は、実験的な要素も大きかった。それに関しては個人的には大歓迎です。革新的、挑戦的なことは素晴らしいと思う。 ただ今回は、自分の状態がね……ベストじゃなかっただけです。 私には清志郎さんに思い入れがなかったっていうのもあるけどね。 清志郎ファンは感動しただろうな。泉谷はまだまだ死なないぜ。 もし死んでも、私もやっぱり認めないだろうな。 泉谷ここに在り! と高らかに叫んだ、今回のライブでした。 終了後、恵比寿駅近くのファーストフードで食事して、帰宅。 -
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