fantasia diary* 

ほどよくダラダラをモットーに。 
アコギをゴロゴロ弾くように。 

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2004年06月04日(金) 無題

裾がグシャグシャになっているカーテンを持ち上げるようにして、窓の半ばまで引き摺った。網戸の向こうの堀川を抜けてくる風は湿っていて冷たい。猫がぎゃあぎゃあ鳴いている。昼間は相当ジリジリ蒸していたが、日が沈んだ途端に気温が低下し、空気は息を潜めたようにしている。道路清掃車がごうごう盛大な騒音を立てて通り過ぎる時以外は、発情猫の声と静寂が交互に訪れる。夜が明けるまでには相当間があるはずだが、東の空の切れ端がそこだけ色落ちしたように明るい。周囲を取り囲むように書かれたビル型の直線に、橋梁の曲線が混じって、それらは段々と細かくなりながらきっと地平線に向かう。紙のように薄っぺらな世界を演出しかけた東京の街を、また叫ぶ猫の声が現実に引き戻す。江東区の北端に東京湾の潮風は届かないが、越してきたときはそれでも風が強いと感じたものだった。
急に一切の音が途切れて、また始まった。私は満足し、カーテンを閉めてパソコンの前に座り直した。右下の小さな時刻表示が0:02を示している。

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7000Questionを思い出すわけ。
本当に背の順番ですかー満足かゴルァーえへへ
あたしかわいこぶっていたいですよ。にこにこ。

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