Onry Me
DiaryINDEXpastwill


2002年04月16日(火) 頑張って欲しい人。

冬木弘道(41)
職業:プロレスラー。

今月の14日。
彼の引退試合が行なわれ、その様子を
昨日テレビで放送されていました。

41歳。
プロレスラーとしてはまだまだ、これから十分
活躍していける年齢にも関わらず、彼は引退を
決意しました。

彼が引退を決意しなければならなかった
理由は彼の煩った病気にありました。

彼の病名は大腸がんだそうです。

冬木選手は既に腸閉塞をおこしているそうで
今月の18日に手術をするそうです。

現役時代。
彼は悪役レスラーとして活躍していました。
相手がレスラーであろうと、ファンであろうと、
いつも誰彼構わず憎らしい暴言を吐きまくっていました。
・・・それが彼のレスラーとしての売りでした。

引退試合の日。
彼の最後の試合。
彼は体が、がんにおかされているとは思えない
程の生き生きとした試合をしていました。

でも、そこにはもう昔のような憎らしかった
頃の彼の姿はありませんでした。

そこにあったのは最後の試合を精一杯、
イキイキと戦う1人のプロレスラーの
姿でした。

悪役を売りにしているレスラーは
常に悪役を演じ続けなければならない為、
本当の自分を人前でさらけ出せない分、
普通のレスラーよりも大変だと思う。

彼も最後まで悪役を演じようとしていましたが
最後の最後でファンや他のレスラーに心から
ありがとうと言いながら頭をさげていました。

試合が終わり、顔中汗まみれになりながら
最後の挨拶をする彼の目にはうっすらと涙が
浮かんでいたように私には見えました。

最後に冬木選手の夫人と幼い2人の娘さんが
リングにあがり
、お父さんに花束を贈呈
したのがとても印象的でした。

・・・先週、私が新聞で冬木選手が大腸がんで
あることを知ったのと時を同じくして、歌手の
平松愛理さん(38歳)も乳がんを煩って去年の
12月に手術を受けていたことを知りました。

平松さんの『部屋とYシャツと私』は私自身
とっても大好きな歌で当時は本当に良く聞い
ていました。

2人ともまだ若いのに、どうしてこんな病気に
かからなければいけないんだろう・・・。
そう思えずにはいられません。

がんが憎い。

私が心底そう思うようになったのは、やはり
父をがんで亡くしたからかもしれません。

冬木弘道さん。
平松愛理さん。

2人には是非とも頑張ってもらいたいと思います。

冬木さんには早く元気になってもらって
今度は試合をプロデュースする側として面白い
試合をファンのために組んで欲しいです。

平松愛理さんには、ゆっくりと休養をとって
体をしっかりと直してもらって、また以前の
ように素敵な歌を聞かせて欲しいです。


2人とも、まだ41歳、38歳の若さです。
人生まだまだ、これからだと思います。

ファンの為にも子供の為にもしっかりと
病気を直して、また元気な姿をテレビの
前に見せて欲しいと思います。


パンチョ |MAIL

My追加