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2002年04月01日(月) 笑えるエイプリルフールの記事。

4月1日と言えばエイプリルフール。

この日ばかりは老いも若きも男も女も
みんながみんな、嘘をついても許される
っていう素晴らしい日?(なんか違う気が・・・)
なわけですが、私は毎年この日を迎えるにあたって
楽しみにしている事があるんです。

我が家では昔から安い事で有名な東京新聞
(1ヶ月3250円)を愛読してるんですけど、
この新聞のエイプリルフールの日に掲載される
お茶目な嘘記事が毎年笑えて楽しいのです。

例えば去年の嘘を紹介すると、

『ブラジルに、「どうさん」108歳』

故、きんさん、ぎんさんに生き別れとなった
妹・どうさんがいることが判明!!
どうさんは移民としてブラジルに渡り、ぎんさんが
亡くなった3日後の3月3日に108歳で死亡していた
事が判明。

『クローン毛沢東来春にも誕生!!』

北京に保存されている故・毛沢東主席の遺体から
取り出したDNAを取り出してクローン人間を
作りだす計画が日中間で極秘裏に進められている
との報道。
強力な指導者が欲しい中国と、中国からの密航者で
手を焼いている日本との間で「強い指導者を」との
思惑が一致。
来春にもコピー毛沢東が誕生しそうと報じた。


これが去年のエイプリルフールの記事だったんだけど、
毛沢東は別にして、どうさんの記事に関しては一瞬
本気で信じてしまいました(笑)

・・・そんでもって、今年の記事は
どうだったかと言いますと、これが
また、とても面白い力作ぞろいでした。
中でも一番面白かったのが下の記事でした。

■牛の知能が実はチンパンジー並だった■

クジラや犬より賢い!!
食文化論争に発展。

狂牛病を研究している英国獣医学研究所
が、牛の知能がチンパンジー並に高い事
を突き止めていた事が31日。分かった。

同研究所は1986年に狂牛病が報告された際、
狂牛病の原因が飼料に混ぜられた肉骨粉である
ことをいち早く解明。
その後、10年以上に渡って狂牛病の研究をしていた
同研究所はその過程で牛の知能が高いことが判明した。


牛は人間の言葉を一部理解し感情も豊かだという。
実験の結果、「ハンバーガー」や「ステーキ」
「ミンチ」「ドナドナ」など、相当数の単語に
反応する事が判明。
トラックで運ばれていく子牛を見たときには
人間の「切ない」という感情とよく似た血流
の動きも見られた。

「感情の繊細さや知能の一部はチンパンジーや
 ゴリラにも匹敵する」
と同研究所は結論づけている。

「さんざん食べてきた牛が賢いとなると、
 社会的な影響が大きすぎる」
として、今まで調査結果は極秘にされてきたという。


・・・なんて記事が今年は載ってました(笑)
この記事。
本当はもっと長いんだけど、かなり要約してるから、
面白さが半減してると思うんだけど、実際の記事は
本当に真実っぽく書かれてて面白いんです。

今回の記事は、反捕鯨国の欧米の事を皮肉ってる
感じがして読んでて笑えました。

本当に牛の知能がチンパンジー並に高かった
としたら彼らは可哀相だからって牛を食べる
のを止めるんでしょうかね?

欧米人に聞いてみたいです(笑)


なんだか、長くなってしまったけど
エイプリルフールの東京新聞の記事は
本当に楽しくて良いです。

こういう遊び心のある会社って
私は大好き。

・・・タダ、唯一残念なのは記事の下の方に
「今日はエイプリルフールです。
 本日の特報面の記事はすべて作り話です。」
って断り書きが書いてあるんです。

う〜ん。残念。

これじゃぁ、嘘つくのに、
「これから嘘をつきますよ!!」
って宣言してから嘘をついてるような
ものです。

せっかく嘘ついてるのに意味無いじゃん!!


でもこうやって、ちゃんと断り書きを
書いとかないと、この記事を本気にして
大騒ぎする人とかが出てくるんでしょうね。

そんでもって、ちょっとした遊び心も理解
出来ない頭の硬い人なんかが本気で怒って
抗議をしたりするんでしょうね(笑)


パンチョ |MAIL

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