映画、「カルテット」のビデオがレンタル
ビデオ屋に並んでいたので借りました。
この映画は前々から見たかった作品でした。
私は昔から、久石譲さんの音楽が
大好きなんですよ。

そんな久石譲さんが手がけた映画です。
観ないわけにはいきません！！（笑）



久石譲さんの初監督作品である
この「カルテット」って一体
どんな映画なんだろう？

期待に胸を膨らまし映画を観たわけですが・・・、
期待に違わぬ素敵な作品でした。

私は映画の仕事に携わってるわけでもないし
プロじゃないから、カメラアングルがどうか？
とかカットわりがどうだとか等、詳しい事は
わからないけど、作品自体の完成度は初めて
手がけた映画とは思えない程高いものでした。

勿論、映画を観ていてストーリー上、不自然な
部分や気になる点は多少なりともありましたけど・・・。

ちょとネタバレになっちゃうんだけど、ストーリーには
関係ないから書いちゃうけど、深夜？の海の波打ち際で
楽器の練習をしたりだとか・・・

これって、映像的には凄く幻想的で美しいんだけど
楽器ってそんな潮風吹きまくる湿度ムンムン
の中で弾いても痛まないの？
なんて素人ながら思ってしまいました（笑）




でも今回の映画を観て私は「音楽」が何で「音学」
ではなくて「音楽」って書くのかがわかるような
気がしました。

音楽って本来、学ぶものではなくて楽しむもの
なんだなぁなんて事を改めて思いました。

私は昔から音楽の授業が大っ嫌いだったんですけど、
この映画の登場人物達が最終的に音楽は楽しむ物
なんだって気付いたように私自身、音楽を楽しむ事が
少年時代に出来ていれば通信簿で「２」を取らなか
ったかもしれません（笑）


ストーリーの中盤、「トトロ」や「キッズリターン」
「ＨＡＮＡＢＩ」のテーマソングが流れるシーンが
あるんだけどその場面が凄い感動しました。

劇中でこんな音楽が流れるのも久石さんの
映画ならではだな〜なんて思います。

なにはともあれ、この映画。
ストーリーはありきたりで斬新さは正直な話、
ないけれど観終わった後に、とても爽やかで
すがすがしい気分になれました。

パンチョ ｜MAIL

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