Onry Me
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| 2002年03月07日(木) |
素敵な漫画との出会い。 |
少年時代。 私はかなりの漫画好き少年でした。
ジャンプ、サンデー、マガジン・・・ 毎週発売日には欠かさず購入して、 勉強もせずに読みふけっていました(笑)
そんな私も年齢と共に今ではめっきり、 漫画を読むことも少なくなり、いつしか 昔のように漫画雑誌を買うようなことも 無くなってしまいました。
でも実は今でも、漫画はちょくちょく 読んでいたりします。 行きつけの定食屋やラーメン屋などで 暇つぶしによく読むんです。
それで読んで気に入った漫画なんかは 休日に近所にある貸し本屋さんで借りて 読んだりしています。
アメリカ人が日本に来て驚く事の1つに 大人が電車の中で平気で漫画を読んでいる 光景があるんだそうです。
・・・でも、これっていうのは 間違えなく文化の違いですよね。
アメリカでは漫画=子供の物。 って意識が根強いのに対して日本では 漫画に対してそういった意識は アメリカほどないと思うんです。
・・・まぁ、日本人でもよく、 大の大人が漫画なんか読んで恥ずかしくないのかね? なんて言う人もいるけど、私はそうは思わない。
漫画って言っても、少年向けの 漫画から青年向けの漫画や少女漫画等々・・・、 実に様々なジャンルがあるんですよね。
だから、一概に漫画が好きだから オタクっぽいとか漫画が好きだから 精神的に大人になりきれてないとか って決め付けるのはおかしいと思う。
漫画に対するイメージって、目が悪くなるだとか、 勉強をしなくなるだとか、教育上良くないだとか・・・、 マイナスの部分ばかりが強調されがちで、 そのイメージは今も昔もあまり変わらない みたいだけど、実は漫画を読む行為って 映画を見たり本を読んだりするのと全然、 変わらないんですよね。
確かに数多くある漫画の中には低俗なものや 子供に悪影響を及ぼす物もあるけど、それは 映画や本でも同じ事なんですよね。
逆に言えば、映画や本と同じように 漫画でも人を感動させたり出来るんです。
私自身、少年時代に読んだ漫画の影響って 物凄く大きくて、私が戦争の怖さを学んだ のは社会科の授業ではなくて少年時代に 読んだ「はだしのゲン」だったし、 私が命の尊さを学んだのは道徳の授業では なくて手塚治先生の数多くの作品からでした。
少年時代の私にとって漫画は常にいろんな 事を教えてくれました。
よく、子供が漫画を読んでいると、頭ごなしに 叱る親がいるけどなんでなんでしょうね? 私が親だったら勉強ばっかしてないで少しは 漫画を読みなさい!!って言ってあげるのに(笑)
・・・ところで、 なんで私が急に漫画の話題なんぞを書いてる かっていうと、つい最近読んだ漫画で素晴ら しい内容の漫画に出会ったんです。
ちなみに、なんの漫画に感動したのかっていうと、 小学館から出てる「昴」って漫画なんですけど これがもう、最高に面白いんです。
幼い頃に弟を病気で亡くした主人公の昴って 女の子が、弟を励ます為に始めた踊りがきっかけで 次第にダンスに目覚めくって内容なんだけど、 すんごく素敵な話なんです。
この漫画って青年漫画なんだけど、女性でも 抵抗無く読める絵柄とストーリーなんで是非 一度、騙されたと思って?読んでみて下さい。 ホント、面白いですよ。
・・・最後に、私がこないだ読んだ 「時の添乗員」 って漫画の中で書かれていた言葉で、 私が物凄く感動し、心を揺さぶられた 言葉があったので紹介させて頂きます。
誰にでも、 長く後悔することになる 過去の体験があります。
辛く苦しいその体験も しかしながら、あなた自身を成長させる 肥やしになったのかもしれません。
成長したあなたは、 その体験を笑って語れるようになるでしょう。
この文章。 物凄く素敵じゃないですか?
私自身。過去にいろんな出来事があったし、 辛い経験も沢山してきたけど、将来それらの 体験を笑って語れるようになれたらいいなぁ〜 なんて思いながら深く感銘してしまいました。
未だに漫画のことを悪者扱いする頭の固い 大人がいるけど、漫画だっていい部分は沢山 ある訳だし、頭ごなしに否定するのは止めて 欲しいなぁなんて思います。
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