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その晴れた青空
リョウコ
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2003年06月27日(金)
「世界の中心で、愛をさけぶ」/片山恭一

↑を、衝動買いして一気に読みました。

不思議と心に残った台詞を書き出してみようかと。

「実現しなかったことを、いつまでも大切に胸の中に育んでいく。
夢とか憧れとかいわれているものは、みんなそうしたものだ。」

「死んだ人に対して、悪い感情を抱くことができない。
死んだ人に対しては、利己的になることも、打算的になることもない。
・・・ためしに、朔太郎が亡くなった彼女にたいして抱く感情を調べてみてごらん。
悲しみ、後悔、同情・・・いまのおまえにとってはつらいものだろうが、決して悪い感情ではない。
(中略)
なぜ、大切な人の死はそんなふうに、わしらを善良な人間にしてくれるのだろう。」


これは、主人公の祖父の台詞なのだけど。
この祖父という人は、想っていた人と一緒になることができなくて、
亡くなった想い人の墓を発いて、骨壷から灰を取り出して、「いつか自分が死んだら、自分の骨と一緒にどこかに撒いてくれるように」って
主人公にお願いしてるのね。
そういう祖父と、同じように想い人を亡くしてしまった主人公の会話。
「大切な人が亡くなってしまっても、その人のことを考えているときの自分は
決して悪い感情を持っていない。
実現しなかった(成就しなかった)想いがあるから、人生は美しいんだ」って。
自分の人生を振り返ってそんなことをいえるおじいさんが素敵だ。

主人公が言ってる台詞も、なんだか心に残る。


「(なぜ人間はあの世とか、天国とかいったものを考え出したかっていうと)
好きな人が死んだからだよ。
大切な人がたくさん死んだから、人間はあの世や天国を発明したんだ。」


たしかに、好きな人が死んでしまっても、「あの世」ってものがあれば
自分が死んだらあの世でもう一度一緒になれるとか、また会えるっていう風に思うことで
大切な人の死を受け入れることができるかもしれない。
でも、この主人公は、そうして彼女の死を受け入れることができなくて。
「死んだらそれで終わりだ」っていう風にいってるのね。
なんか、それって切ないなーと思った。
たとえ作り事でも、思いの行き場を作っておかないと、大切な人の死を乗り越えることは難しいような気がするから。

最後のシーンで、主人公は、亡くなった大切な人の灰(骨)を撒くのだけど、
そのシーンがまた切ないんだ。
なんていうか、切ないことだらけなのですよ。このお話は。
涙が出てくるような切なさじゃないんだけど、なんか胸をつかまれるようなかんじ。

わたしは、そこまで深い恋愛をしたことがないっていうか、
今現在もしていないから、好きな人を亡くすとどうなるかなんて想像もつかないんだけど
今後恋愛をするようなことがあったら(なんか、ありえないような言い方だな/笑)
主人公とか、おじいさんのような、そういう想いで相手を想えるような恋愛をしたいかも。

「きみのいない世界に生きるなんて想像ができない」とかさ。
「この世界には、はじまりと終わりがある。その両端にアキ(←彼女の名前)がいる。それだけで充分な気がした。」とかさ。

そんなこと言えるような恋愛ができたら、いいんだけどな。

ちーとも関係ないんだけど、今朝電車の中で、すっげーかわいい顔した男の子が香水の話をしてた。
その子いわく、「オレのにおい」がほしいんだって。
その香水のにおいがすると「あ、アイツのにおい」って思われるようなにおいを探す!
と意気込んでおったですよ。
香水のブランドにもやたら詳しい高校生だった。びっくりだ。
甘いにおいはいやなんだそうですが、あの甘いマスクならマシュマロ臭でもOKだと私は思うぞ。

・・・要するに、「朝っぱらからかわいい男の子を見れて目の保養になった」、という話です。

しかも、そんな本日またほりうちくんとレジを組むことになりまして。
新発見。ほりうちくんはどこぞの地方出身者だ。だって、なまってんだもん。
そんななまりもかわいらしかった本日のほりうちくんでした。
(結局最後はこんなネタ・・・)