鍋をたたく...鍋男

 

 

CD The Esso Trinidad Steel Band - 2001年06月19日(火)

CD REVIEW
WPCR-2325 The Esso Trinidad Steel Band - The Esso Trinidad Steel Band
1971 WARNER BROS.

5月4日の「Universal Walk にて」という所で少しご紹介をしましたThe Esso Trinidad Steel Bandについて今日は少し。

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ちなみに、このあいだ書いたテキストをそのままペーストさせていただいて---
The Esso Trinidad Steel Bandを見つけた。音源は、ずいぶん前に知り合いからまわしてもらったのだけど、なかなか探しに行けなくて、買い損ねていたCDだった。僕の中では結構お気に入りの方である。71年の物なのでチューニングとかまだあんまり整いきってない感じだったりするんだけど、「そんなのもうどうでもいいっ」てぐらい、みんな楽しそう。そのへんはプロデューサーのVan Dyke Parks 大先生の手腕なのでしょうか。スティールパンの音を初めて聞いたときのうきうき感を、久しぶりに思い起こした一枚です。結構手に入りやすいので、「なにかパンのCDが欲しい」という人にはおすすめかも。

こんな感じ。今日はこれに少し書き足しを。

 Van Dyke Parks氏プロデュースによるオリジナルの録音は1971年。 なべおはちなみに二歳でした。うちの生徒さんなんかはぜんぜん生まれてませんね。ただでさえ歴史の短いパンのこと。こんな頃にこんな事してたのは、バン・ダイクのおじさんだけでしょう。そういう意味で、世界にパンをお知らせしたようなアルバムだったのではないでしょうか。ジャクソン・ファイブの大ヒット曲「I want you back」なんかのPOPSの曲から、「剣の舞」の様なクラシック、そして、トリニダードのヒット曲と、スティールバンドの魅力がたっぷりの銘盤です。
 加えて、このアルバムのおもしろいのは、メンバー達の歌う声が(メインとして)随所に入っているところ。彼等の明るく力強いのびのびとした音楽に対する姿勢が伝わってきます。聞いてるこちらまで元気づけられるみたい。
 このバンドの名前は残っていないけど、Trinidad All Stars というのが世界ツアーをした最初のバンドだと聞いたことがあるので、それじゃないかと思うんですけど、いまだ確認せず。何回もAll Stars の人たちとは話してるんですが、会うと忘れちゃうんですよね。


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