天使に恋をしたら・・・ ...angel

 

 

意地悪 - 2001年12月12日(水)

明日はパーティ。クリスマスパーティ。


朝の4時頃に、あの人が電話くれた。
「ごめんね、遅くなって。今日きみの夜にまたかける。今は時間ないから。明日は仕事が昼からだから、ゆっくり話せるよ。」
うん、うん、わかった、気をつけてね、仕事頑張ってね、って殆ど寝ながら返事してた。

明日パーティだから、帰りにドラッグストアに寄ってあみあみの靴下と真っ赤な口紅買って帰った。

やっと電話がかかって来て、ずーっとかけてたけど、かかんなかった。もう出る時間だって言う。

このごろずっとそんなのばっか。今度いつ電話するか決めるためだけに電話してるみたい。なんだか相変わらずおうちからだと国際電話がかかりにくくて、この間は公衆電話からもなかなか通じなかったって言う。

「もー。ほんとにかかりにくいの? 携帯繋がるようにするって言ってたのにさ、ずーっとそのままだし。ほんとは都合の悪い時にあたしから電話かかってきたらマズイから、携帯止められてるなんてウソついてんじゃないの? それとも電話代払えないなんて言って、彼女にお誕生日のプレゼント買って、クリスマスプレゼントも買うから、それでお金がないんでしょ? 大事だからあたしが淋しくないようにしてあげるとかって、ほんとはその後で舌出してるんだ。ウソいっぱいついてたって、どうせ離れてるからわかんないもんね。約束なんか、守ってくれたことないもんね。」

それでもちゃんと毎日電話くれるから、ほんとはそんなこと全然思ってなかったし、冗談のつもりで言ったのに。

なんにも返事がないから、切れちゃったのかなって思ったら、あの人が言った。
「・・・信じてよ。そんなふうに・・・思われるのいやだ。」
涙声だった。

びっくりして、なのに気づいてないふりして、
「だって、離れてるからわかんないもん」って、わたしまだ言ってる。

そしたら今度はずるって鼻水啜る声が聞こえて、
「信じて。声聞きたいから、国際電話のカード買ってたら、携帯の電話代ますます足らなくなって・・・。ごめん。でもきみが大事なのはほんとなのに」って、あの人は涙声で必死で言ってる。

泣いたりしたら、どうしていいかわかんないよ。わたしが泣いたらあの人はいつもあんなに一生懸命取りなしてくれるのに、わたしったら自分はそんなこと全然出来ないでいる。

「早く行かなきゃ、遅刻するじゃん。もう遅刻だよ。」
「信じるって言って。言ってくれなかったら、こんな変な気持ちのまま仕事に行けない。」
「遅刻しちゃいけないよ。ホラ、もう行かなきゃ。」
「・・・わかった。行く。明日電話するから、ちゃんと取ってよ?」
「明日はパーティだから、夜いないよ。」
「・・・。じゃあ、きみが仕事に行く前にかける。かけられなかったら、土曜日にかけるから、絶対電話に出て。」

ごめんね。意地悪止まらない。ひどいね、わたし。

「泣いちゃダメ。泣かないで。信じてるよ。信じてるに決まってるじゃん。ごめんなさい。」

やっと言えた「ごめんなさい」。
明日の朝、電話してね。でもさ、かかってこなくったって大丈夫だから。怒ったりしないから。

彼女にクリスマスプレゼント、買ってあげてね。電話、少しくらいがまんするから。

なんであんな意地悪したのかなあ。
クリスマス、ひとりだから?
いいかげん諦めなきゃ、会えるクリスマスなんか。
あの人が彼女と過ごすクリスマスも、我慢しなきゃ。


だからね、明日は楽しんでくるよ。
素敵なドクターに出逢えるかもしれないし。

違うじゃん。ちっとも反省してない。


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