21世紀猫の手日記
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| 2021年07月16日(金) |
午後休みという謎勤務が存在する。 |
午後1時に解放されるのだが、心の余裕がなくてどうしていいかわからなかった。 うーん、行ってみたかったジュンク堂書店へ行って、仕事の本を見てきた。 介護も看護も両方見てきた。1時間以上いた。
なんだろな、気が利かない、気が付かない…。この弱点は、観察力か。 記録関係か?と思ったけど、本は見てきたけど、買ってはこなかった。 まず、記録とか観察ポイントとか、学研の講義シリーズとか(会社で見れるようにパスワードくれた)Eーラーニングシステム見てからにしよう。 ってことにした。
記録ということがほぼゼロな職場だが、カレンダー作ったり、評価したり、日々の連絡帳に、バイタルや食事量、一日の様子を書いた紙を入れたりするので意外とパソコンは使う。
いかんせん、日々の様子はなんとかギリギリ作業するみたいなんだが、それ以外のことは、残業か早出で行うんだな。私も早く出て、ふろの準備してからPC作業しています。まーなー、これ、主婦だったらきつくねぇかなーって感じがするぅ。独身ですることない奴が早くきてやっとくよ、妊婦なんかは来るなーW!無理しちゃダメーーーー!
やっぱり対応する人数が少ないんだろうと思います。PCに一人どうしても必要なんだけど、その人にそれ以外の作業をさせないようにするのが大変。
そしてだ、長期休んでいた人が、全部でてきましたよ。3人。
で、もう一人採用して人数ふえるそうです。
えーと、…………マイナス4人だったんでしょうか?
そ、それじゃねぇ…………。(すごく遠い目)
で、3時半に帰ってきて、悩んだ末に海を見に行って帰ってきた。
3時間ほどかけた。落日を見たかったけど、落日の30分前くらいに帰った。 港で船を見た。平日なので釣りをしている人も少なかった。 新港のあちこちを見てきた。家族連れが多いと遠慮して、釣りエリアのほうよく見れなかったんだけど、今回は行けた。
海はなんだか悲しい気持ちになった。
街の中の本屋から地下鉄まで歩いたとき、自分が生きていることに不思議な感じがした。この年まで生きるとは思っていなかった。
ガラスに映った自分から、若さが失われていることがわかる。 もうお年寄りなのだ。 なんというか、30歳の自分が20年うっかり寝むりこけて、急に20年後の世界に放り出されたような感じがする。
あと20年もたてば、あからさまに老人なのだ。仕事だって、なかなかやとってもらえない。体力だって、毎日8時間なんかは動けなくなるのだろう。 想像できないが、それでも生きているのだろう。街の中でそんなことを思った。
誰もいない海岸を歩いた。海水浴場と新港の間の浜辺だ。
頭上に白い月が出ている。
浜辺2kmくらい独り占め状態でだった。完全にリラックスできた。 普段は行ってもあんまりリラックスできてなかった。人がいて。
しかし、自分がリラックスするためには、ここまで人のいない環境が必要なのかと愕然とした。 誰もいない地平線と空と海は美しすぎるCGみたいだった。
浜辺には流木がたくさん漂着していた。それでも奇妙に現実感がない。
空を見ると、また不思議な感じがした。街の中の建物に切り取られた空じゃないせいか、「蓋がない」感じがした。空に吸い込まれて、空の奥へどこまでも落ちていきそうな気持になった。
うーん、昼間なのに宇宙とか星空にに一人で対峙してるみたいな気持ちになった。
もうちょっと、きちんと生きられなかったのか? 定職に長くつくことはできなかったのだろうか? 自分は本当にやりたいことをやって今の状態なのだろうか?
今まで出会った人々に次々と謝罪したい気持ちになった。 ものすごく沢山の後悔やがっかりが心の中を流れていく。 落ち込むというよりは「しまったなぁ=」という感じだ。
今から、きちんとベストを尽くしたらいいじゃないの。
そんな感じに持ち直して帰路についた。
…………海セラピーというか、海治療なんだけど、 これはカウンセリング行ったほうがいいのか(苦笑)
zaza9013
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