☆パワーの源☆
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※映画のネタバレ注意。
見に行ってきました、「有頂天ホテル」。
一度開演ギリギリに映画館にいったらチケット窓口が長蛇の列で間に合わなくて、
結局「博士の愛した数式」になっちゃって、（まぁそれはそれでよかったんだけど）
その次の週は大風邪でそれどころではなくて、やっとこ見ることができた「有頂天ホテル」。
うふふ
三谷さんって人は、ほんっとにキュートな人を描くね。
映画の感想は、スマステの月一ゴローと似てるかな。
長まわしというか、ワンカットのシーンが多くて
普通だったらここでアップに寄るよな、ってとこがずっとロングショット。
吾郎の言葉が頭に残ってたからかもしれないけど
それがずっと気になってしまった。それはちょっと残念。
そしてこれもやっぱり吾郎が言ってたのと同感なんだけど、
舞台で見たいと思った。 舞台だったらカビラもクドくないかもしれん。
でもやっぱりおもしろいなー。
そして「おもしろい」って思うところって人それぞれで、それもまた面白かった。
私が一番笑ったのが一番常識人であった原田さんが鹿をかぶってスピーチしてるとこ。
（しかもボヤケた背景としてのシーンだった）
たぶん、笑いどころとしてセッティングされた
伊東さんやアリキリや唐沢さんや西田さんの件ではそれほどグッとこなかったんだよね。
ついでに書くなら、
松さんと篠原さんの役、逆でもよかったかも。
伊東さんと西田さんの役、一人分でよかったかも。
そしてオダジョーは、どんな髪型でもかっこいい。うふv
三谷さんの作品で 面白いのって、キテレツな人がキテレツな行動をするとこじゃなくて
なんでもない人が突拍子もないことをするとこだと思う。
冒頭の「みんなのいえ」の夫婦が灰皿を使っちゃうとことかね。
慎吾もすごく普通の青年の役で、しかもちょっとせつなくて、
キャラクター重視の作品続きだったから新鮮でよかったね。
ちょっと「合言葉は勇気」の頃を思い出したよ。
ラストの
「いってらっしゃいませ。」
「帰りは遅くなる。」
このやりとり。ニヤリとしてしまった。
三谷さん、このセリフが描きたかったんだろうなー
んで、このセリフは 二人っきりのシーンで言わせたかったんだろうなー
（私的には雑踏の中でのやりとりでも可。）
そしてなによりもテンションがあがった瞬間、
・・・映画の予告で流れた「日本沈没」・・・・（コラ）
なんかね、すんごいうれしくなってしまった。
変な言い方かもしれないけれど、
剛・剛・してなくていい感じなんだよ。[謎]
思いっきり主人公な役もいいけれど、まるっきり部品のひとつとして在るのもいい、よね。
いかがでしたか？ お気に召したら・・・
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