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2004年11月01日(月) 笑うこと。

スマスマ特別編。〜ホントにあった笑の話〜

吾郎マニアの友人Aは「詰めが甘い。吾郎は頷いてるだけだ」なんて辛口だったんだけど
私はなかなか興味深く見てしまった。しかもちょっと泣いた。(どこで?!)
たしかに『笑の大学』に向けての企画だとは思う。
インタビューというほど濃いものでも 新しい目線のものでもないかもしれない。

それでも「笑う、笑わせる」ということに真摯に取り組んできた人たちの情熱を知るのはとても興味深かった。
そして“笑い”は常に変化し続けていて、時代にあった笑いがあるのだということもわかった。
笑いも変わる。 客も変わる。 ・・・あたりまえのことだけどさ(^^;

印象に残ったのは関根さんが話した100万円の話と
内海好江さんが話した25分の漫才の話。
そして前田武彦さんのテレビの向こう側を意識した笑いの話。

もちろん時代が違うのだから、競争だとか視聴率だとか背景や背負ってるものが違う。
どの時代が幸せで どの時代が不幸せなのかなんて彼ら自身が感じればいいこと。
ただ今巷にあふれている、型通りでツギハギだらけのバラエティ番組を見ていると
消費することだけに急いているテレビの中のひずみが、とても危険な気がしてきた。

「ほんとはね、スタッフの人が笑ったりしてはいけないんです。」

前田さんの言葉が残る。

楽しい番組はたくさんあるけれど、笑える番組って少ないのかもしれないね。


ラストに映った笑の大学の様子。
三谷さんは笑いといってもある意味特殊な立場の人で
一発モノの最大瞬間風速みたいな笑いじゃないくて 普通の生活に隠れていた笑いがメインじゃないかと思う。
「笑ってください」というポイントは確実にあるのだけれど
それが押し付けがましくなくて、しかも少し情けなくて、それがまたおかしかったりする。

私はよく日記で「(笑)」といった言葉をよく使う。
逃げというか、照れ隠しというか、記号的な意味で多用してしまうのだれど
本当にこみあげてくるものって こんな記号はいらないんだよね、きっと。

素人の日記とテレビ番組を並べてしまうのはおかしいけれど
「笑ってください」というポイントは見えないほうがいい。というか 見せるものではない。

なんつって。 語ってしまいました。 さるまた失敬☆


追記。

今回思わず笑ってしまったポイント。

林家ペーが話している時、遠くに聞こえるパー子の声。 素敵やん



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