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2004年02月07日(土) ストラップ/広告批評/僕の生きる道をたどって

ピピピピピ。朝6時のアラーム。
うわー、チョーさみー。どーしよっかなー、寝てたいなぁ〜
・・・やっぱ欲しいや。幸福のビーナスブルーのストラップ。

20分くらいお布団の中でグダグダしながらも起床。
テレビつけたらイライジャ・ウッドがジャカジャカジャンケンしてて、しかもなんかカクカクした動きでおもしろかった(笑)
はっ、モタモタと仕度をしてたら電車の時間に間に合わん!やばっ!
えーいファンデだけ塗ってあとは電車の中でやっちゃおう!(ヲイ)
・・・と思ったら、7時台の電車は高校生まみれぢゃんよぉ。
おいお前ら土曜は休みじゃないのかい?補講とかあんのかなー。大変だぁねぇ。

中途半端な顔のまま電車に揺られて1時間半。なんとか映画館に到着。すぐ前売り券の販売フロアへ。
エレベーターのドアが開くと「ホテルビーナス前売り券はこちらでぇ〜す」とえらく腰の低い男性がお出迎え。
んー、10人いなかった、かな。(^^; 9時過ぎ@名古屋
8時に販売開始だったんだけど、そのときは少し並んでいたらしいけどね。
小さなダンボール箱に入ってたんだけど、目測各50本? どんな振り分けなんざんしょ。@一万本

余裕のよっちゃん(死語)で両方ゲェツ!うふふ。
隣に立ててあったポップ看板を激写して映画館を後にしました。
そうそう、『僕と彼女と〜』のポスターが貼ってあったんだけど、
あれってポスターの上にトレーシングペーパーが重ねてあったんだねー。
テレビで見ただけじゃわかんなかったよ。なんか丁寧な作りに嬉しくなってしまった。

ドトールで朝食をとりながら早速ストラップをケータイにつけちった♪
うーん、クリーナーの方もかわいいんちゃう?どっちつけようかな。
悩みながらもやっぱりタップシューズの方を装着!(シューズ部分だけね)
思ったより重量感があるなぁ。持ったときチャリチャリする感じがええ感じvvv
シューズの裏に“THE HOTEL VENUS”と刻印してあってこれがまたかわいい。
いやー、寒かったけど行ってよかったわぁ☆

ぷっすまでおなじみキルフェボンで雷峰のタルトとモンブランのタルトを購入。
・・・たっかいのね、キルフェボン・・・・一個600円だよ。ラーメン食えるぢゃん。うまい棒なら60本。(小学生か俺は。)
私はテイクアウトだったけど、喫茶のほうは結構な混み様だったのよ。列もできてるくらい。
でも店内の席の間隔がすっごいギュウギュウでねぇ。あれではくつろげないよなぁ・・・。
私はあんなとこでお茶するのいやだわぁ。(´〜`)

*****

電車で広告批評を読みながら帰宅。おもしろい。やっぱ好きだこの本。
前の5スマ表紙のときからちょくちょく立ち読みしております。
基本的に広告の裏がなんなのかってのは視聴者(購買者)には関係のないことなんだけど、
クリエーターの人の話って読んでいて単純におもしろい。
広告って時代を切り取ったものでもあると思うしね。(←ちょっとムズカユイ?(笑))
専門誌ってひとりよがりなものが多いけどコレは割りと客観的だし
田舎では見られない広告やそのバックグラウンドがわかるのもいい。
巻頭の橋本治さんのコラムも興味深かった。ちょっと目からウロコだわ。(単純な私。)

そして肝心の「ホテルビーナス」草なぎ剛×麻生哲朗(おしい!一字違い)対談っすよ。
内容はまぁ他の媒体とかぶったりかぶらなかったりなんだけど、剛の演技に対する姿勢が改めてわかったような気がする。
ほんとに彼は演技に対しては真摯で、でもそこに作為的なものはなくて
“演じる”というより“溢れてくる”とか“滲み出してくる”って感じなのだね。
だからボディブローみたいにジワジワ“くる”んだ。

「映画のキャッチコピー、僕が考えたんです。」  えぇ゛っ!
(ページめくる)
「いや、ウソです(笑)」  嘘かよっ!(笑)

麻生さん、若いのね。。。ちょっとびっくりした。
あぁ、ホテルビーナスが楽しみだわ。

*****

家に帰ると母上が開口一番「ちょっと、剛のドキュメント凄かったよ!」。
お母様、剛のドキュメントじゃなくってよ。@お蝶婦人

早速ビデオで鑑賞しました。
んもう、泣いた泣いた。(そういう番組じゃねーっつーの)
この涙の意味はいろいろあるからなー。とりあえず“かわいそう”ってのではないことは確かだけど。

支えてくれる家族って、大切なんだよな。
はぁぁぁぁぁ、って息をついてしまった。

中島さんはちゃんと癌を手術でとることができて、転移もなく、血液検査も問題がない。
でも、こうやって笑顔で話すことができるまでどれだけ大変だっただろう。
家族のこと。仕事のこと。親のこと。そして自分のこと。
これからの人生にどれだけ不安があるだろう。中島さんも、その家族も。
それでも、ひとつハードルを越えた中島さんの家族は強くなったと思う。
そして病気と向き合うことで生きることとも向き合えたんだよね。
秀雄と同じように。

石井さんの場合は・・・やっぱりツライなぁ。
春江さんが笑顔で話すとなりの旦那さんの目を見ていると・・・ね。
ただ隣にいることしかできないのって、ツライ。
「どうして」という疑問符はもう擦り切れてしまってるでしょう。

春江さんが自分が死んだときに渡すハガキを作っている場面。
秀雄がみどりと“その日のための準備”をしているシーンを思い出した。
死を受け入れることなんて誰もできやしない。
でも自分の人生を完成させることはできるのかもしれない。そう思った。
春江さんが救急車で運ばれていくシーン、まるで映画のようだった。
でもそれが現実で、毎日のことで、石井さんの人生はそれでも続いていくのだと思うと
喉の奥がジンとした。

残された私達は逝ってしまう人をつなぎとめることはできない。
何度も頭の中でその人を思い浮かべても、その人は帰ってこない。
でも、何度も何度も思い浮かべるから、絶対忘れないんだよ。
人の想いは生き続ける。石井さん夫婦が過ごした季節は永遠のものになる。


『僕の生きる道』が放送されている時、
「病気で大変な人もいるんだからがんばろう」という意見をチラホラみたりもしたけれど、
それはちょっと違うと私は思う。自分の痛みと他人の痛みを秤にかけることはできないから。

秀雄の台詞。

後悔したはずの28年間が、今ではとても愛おしく感じます。
だめな人生だったんですけど、とても愛おしいです。


「自分で選ぶことができるんだよ。それが運命であっても。」

・・・そういうことなんじゃないかな。

*****

長くなってしまいました。m(_ _)m



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