☆パワーの源☆
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(注)今日は剛とは関係無いことを書きます。
管野ちゃんのフジコドラマの話をしていた時。 友達と「ピアノ弾けるのっていいよね」って話になりました。 そのとき何気なく言ったこと。 「ピアノ習ってたんだけど、練習が嫌いで下手くそでさぁ〜」
あとになってふと考えた。なんでこんなこと言っちゃったんだろう。 私は幼稚園から中学生まで習っていたのだけど、ホント下手で、 練習もサボってばかりで、グレードも全然とれなかった。 でも、ピアノが好きだった。とても好きだった。 なんでそんな単純なことまで笑いごとの様に嘘にしてしまったんだろう。
ふと思い出したことがある。それは中学の時に友達に言われたこと。 ピアノのレッスンを待っていてくれた友達が言った何気ない一言。 「・・・ねぇ、あれって練習曲でしょ?まだあんな簡単なのやってるの?」 確かに私が弾いていたのは練習曲で、彼女はピアノがとても上手な人だったけど、 お前はピアノを弾くに値しないのだと言われた気がした。
その日から、「好きじゃないんだけど」なんて言い訳をし続けてきたような気がする。 誰に言い訳してるんだろう。 努力しないことは恥じることかもしれないけれど、 ピアノが好きなことまで隠す必要はないのにね。
ふと思い出したことがある。それは小学三年生の時のこと。 転校生がやってきて、その子をクラスのどの班にいれるかで話し合いになったときのこと。 結局じゃんけんで決めて一番班員が少ない班になったのだけれど、 転校生をゲットできなくてくやしかった私はポロッと言ってしまったのです。 「先生よかったやん、思った通りになったんちゃう?」 図星だったのかどうかはおいておいて、 私の生意気な口ぶりに、普段温厚な先生が激しく怒って最後に言った一言が 「お前は口で身を滅ぼすからな。気ぃつけとけよ!」
グサリ、だった。ポロポロ泣きながら言葉にはトゲがあるのだと強く思った。 先生の言葉のトゲ。先生にそんなことを言わせてしまった自分の言葉のトゲ。
トゲってなかなか抜けないものですね。 いつまでもこんなたわいも無い言葉に縛られているのも弱さかもしれないけど。 あぁ、言葉って難しい。 思っていることの半分も伝わらないような気がする。 それでも伝えなければなにも始まらないのだけれど。 だからこそ、大切に使わなきゃね。
いかがでしたか? お気に召したら・・・
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