☆パワーの源☆
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昨日、近所のツタヤが95円セールでして、久しぶりにビデオを借りてきました。 『古畑任三郎vsSMAP』 ……ふっるぅ〜〜〜〜〜〜!!!!!(苦笑)
1999年というと4年前ですか。さすがにみんな若いね〜。 で、見てみると…おもしろいっ☆ 細かい所がおもしろいっ! みんな、“やりすぎ”ってくらい“自分”の役をやってて。 ツッコミ所(スマ的にもトリック的にも)も満載だし、 んなアホなってシチュエーションも三谷的でおもろすぎる。
この時期のドラマやバラエティのイメージもダブらせつつやってるんだろうな。 実際、こんなやんちゃな木村や冷静な中居は皆無だろうし。 (ん?中居については違うかな。それはまた別のお話で。)
さて本題です。一番私の目についたはこの人でした。稲垣吾郎。 三谷さん、吾郎を書くのに悩んだんじゃないかなぁ。キャラ的に。 ストイックとかマイペースとかって、三谷さんの作品ではギャグにしかつながらないもの。 それでもちゃんと三谷世界における“かっこつけてんのにおいてけぼり”なポイントを押さえられてていい感じ。
若い頃の勢いのドラマはおいておいて、 ソムリエは好きだったけどヨイショは苦手だったのね。 コントでもそうなんだけど、「おもしろいでしょ?」ってのが見える吾郎は好きじゃない。焦ってる吾郎は好きだけど。 …ややこしい? 素で焦ったり困ったりしてる吾郎は大好物なのよ。 でも“はしゃごう!”と気負ってる吾郎はカッコよくない、と思うのです。 この場合はインかアウトかって意味でね。 (だからDr.コローは大好きさぁ〜! 訳わかんない迫力がステキさ☆)
彼は「不自然が自然」にできる役者だと思う。剛もこっちかな。 んー、剛の場合はもういっこあるか。「自然な不自然が自然」。(謎) 反対に木村と慎吾は「自然すぎる自然」。 あれ?中居はどっちだ?(それはまた別のお話・2)
あと彼は魅力的な脇役がちゃんとできる人、ですね。これって地味だけどすごいことだぞ。 主役しかできない役者がゴロゴロいる世界で。
やっぱり古畑を見てるからかもしれないけど、彼にはこの線を貫いてほしいな。 吾郎のルックスで、あくまでもクールに、おもろいことをやる。 めちゃくちゃカッコいいぞ。 普通の人にはない道理を押し通すキャラも彼ならできるはず。 トップ・オブ・不自然。それが吾郎の進む道だと思う。
いかがでしたか? お気に召したら・・・
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