☆パワーの源☆
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2003年09月13日(土) 昔のドラマ。

昨日、近所のツタヤが95円セールでして、久しぶりにビデオを借りてきました。
『古畑任三郎vsSMAP』
……ふっるぅ〜〜〜〜〜〜!!!!!(苦笑)

1999年というと4年前ですか。さすがにみんな若いね〜。
で、見てみると…おもしろいっ☆ 細かい所がおもしろいっ!
みんな、“やりすぎ”ってくらい“自分”の役をやってて。
ツッコミ所(スマ的にもトリック的にも)も満載だし、
んなアホなってシチュエーションも三谷的でおもろすぎる。

この時期のドラマやバラエティのイメージもダブらせつつやってるんだろうな。
実際、こんなやんちゃな木村や冷静な中居は皆無だろうし。
(ん?中居については違うかな。それはまた別のお話で。)

さて本題です。一番私の目についたはこの人でした。稲垣吾郎。
三谷さん、吾郎を書くのに悩んだんじゃないかなぁ。キャラ的に。
ストイックとかマイペースとかって、三谷さんの作品ではギャグにしかつながらないもの。
それでもちゃんと三谷世界における“かっこつけてんのにおいてけぼり”なポイントを押さえられてていい感じ。

若い頃の勢いのドラマはおいておいて、
ソムリエは好きだったけどヨイショは苦手だったのね。
コントでもそうなんだけど、「おもしろいでしょ?」ってのが見える吾郎は好きじゃない。焦ってる吾郎は好きだけど。
…ややこしい? 素で焦ったり困ったりしてる吾郎は大好物なのよ。
でも“はしゃごう!”と気負ってる吾郎はカッコよくない、と思うのです。
この場合はインかアウトかって意味でね。
(だからDr.コローは大好きさぁ〜! 訳わかんない迫力がステキさ☆)

彼は「不自然が自然」にできる役者だと思う。剛もこっちかな。
んー、剛の場合はもういっこあるか。「自然な不自然が自然」。(謎)
反対に木村と慎吾は「自然すぎる自然」。
あれ?中居はどっちだ?(それはまた別のお話・2)

あと彼は魅力的な脇役がちゃんとできる人、ですね。これって地味だけどすごいことだぞ。
主役しかできない役者がゴロゴロいる世界で。

やっぱり古畑を見てるからかもしれないけど、彼にはこの線を貫いてほしいな。
吾郎のルックスで、あくまでもクールに、おもろいことをやる。
めちゃくちゃカッコいいぞ。
普通の人にはない道理を押し通すキャラも彼ならできるはず。
トップ・オブ・不自然。それが吾郎の進む道だと思う。



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