Silent Song
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2006年02月21日(火) ナニが本当?

何ヶ月もなかった、
「動悸と胸と息の苦しさ」の神経症状が、

強く緊張と不安を強く感じる状況化で
再び再発した。


苦しい・・・。

しんどい・・・。

胸が、息が苦しいよ・・・。


いくら

「気を落ち着かせよう」
「リラックスして…ね…?」

…って、

カラダに言い聞かせようとしても、
無駄。

一度この症状が出たら、
半日から1日は治まらない。

頓服の抗不安剤を飲まないと
決して治まらない・・・。

・・そして、

一度でもこの発作(症状)が発生すると、

その日から、

ちょっとした緊張や興奮でも

この症状が出るようになってしまう。。。


「ネットゲームをしようか。」

…それで緊張するだけで、
もう、胸が苦しくなる・・・。
動悸が激しくなり、息が辛くなる。

・・カラダがしんどい・・・。


趣味さえ思うように楽しめない。

自分ではどうしようもない、

何故、こんな症状が出るの?!

自分で自分が悔しくて、

涙が滲んでくる。


「いつまでこの病気に苦しみ続ければいいの?!」

「一度壊れた自律神経は、もう治らないの?!」



やりきれなくて地団駄踏みたく、
そして、切なくて悲しくて

涙があふれてきた。

「苦しい、こんな風にいつまでたっても
病から逃れられないなら、
苦しみ続けるなら、吊る(;_;)」

「こんなんじゃ、
いつまで経っても自立なんてできない。

自分の足で、自分ひとりで生きて行きたいのに!」


洋服ダンスの取っ手に
ビニール紐をかけ、首を吊った。

でもまだ「死」への勢いの気持ちが
全然足りないので、
私はしばらくして首を紐からはずした。



・・・。


・・連れとさえめぐり合わなければ、

私はこの神経症の病にはかからなかったのに。

どうにもやりきれない気持ちが、

過去が、

憎しみが

うらみが

抑えきれなくなり、

連れに酷い言葉を吐き散らした。


「あんたと出会わなければ、鬱な時はあっても、
日常生活に障害が出る動悸や神経症にはならずに
すんだ。今頃きっと、働けてた。
出会わなければ良かった。

私の健康だった身体、返してよ!!」

「あなたとの出会いは私を不幸の底に、
絶望へと突き落とした。
一度壊れた自立神経はもとには戻らない」

「もうあなたとは関わりたくないの」


心配してかけつけてきた連れと会うのを拒み、
2時間車で待ち続ける連れに、
こんな酷い言葉を吐きつけて、
私を押さえようとする連れを
自分の杖を使用して突き放し、引き離し、
再び家へと逃げ込んだ。

別れようとした。

連れが

「俺は静花にとっては害にしかならないの?」

私は「ウソ」をついた。
連れを私から離すために。

「うん。」

連れの声はか細くなって、
つらそうに、その場を去った。

そして私の携帯にメールが届いた。

「俺が静花に最後にしてあげられる事が、
消えて居なくなる事なら・・・。
・・今までゴメンね。。」


私は返事を書いた。

「やっと、全てが終わった。
さようなら。」




私の目から涙が滝のように流れた。

でも苦しいのか辛いのか…
自分でも良くわからない。

ただ「ああ、悲しいんだな」ってのは
理解できる。

昔からずっと抱えてた「孤独」。

慣れていた「一人」の寂しさ、悲しみ。

でも、その感覚には慣れていた。

だから耐性ができている。

その感情が「寂しさ」とか「悲しさ」とか
心があまり感じないくらいに・・・。



…これで「邪魔者」は消えた。

私が【昔の私】に戻るために。


空虚で、悲しみの瞳をたたえた、
いつも悲しくて寂しくて、

でも、
未来など見ないでいられた。

誰も、何も足かせのない自由の身。

ただその先にある、

「死」だけをみつめて…。


これから私は昔の自分に戻るのだ。

「私は真っ白になります。
もう●●さんが知ってる静花はいなくなるかも…。
でも私は選んだ道を進んでいきます。」


…こんな意味不明なメールを
友達に送り、心配もかけさせてしまった。。。


・・・生まれ変わったら、草になりたいと思った。


痛みも感情ももたず、
ただ生きる…。

太陽の光をあびて、栄養にして、
何も考えず、
ありのまま生えていたい…。


・・・・・・・。

不思議なもので、
鬱の気持ちがある時は、
不安や動悸の症状は出ないと
知っているから。

ずっと悲しければ、
もう発作は出ないから・・・。


そのかわり、
「死」を前提に生きるけれど。。


もう、私は生きすぎてしまったから。

連れと出合ったことで、
予想外に生き延びてしまったから。。。


前向きな気持ちになんてなれない。

幸せな気持ちなんて感じられない。

あの暖かさと希望を綴った本は
土に埋めよう。

私の魂と同じように。

服も明るい色はもう着たいとは思わない。

ずっと黒系の服を着ていたい。

…昔の私みたいに。


・・・・・。


結局、なんだかんだいって、
私は・・・。


負けてしまった。


迷いがせっかく別れる決心をして
くれた連れを呼び戻してしまった。。。


連れと出会って悩んだせいで
神経が病んで、苦しんだし、
今も治ってないことも事実だけれど、


連れがいたからこそ、
生まれて初めて、「幸せ」を感じられたのも
またひとつの事実だった。

はじめて
「未来」や「将来」を見つめた。

悲しみと闇に包まれた瞳が、
光や太陽の暖かさを求めるようになった。

着る服も
淡いピンクやライトブルーなど、
柔らかい癒し系の色を好むようになり、

黒い色の服は着なくなっていた。


私は連れに「幸せ」をもらっていた。

私が暖かな心を他人や自然に
もてるようになったのも、

自分が「幸せ」だったからなんだ、と

思い知った。

本当の私は、

とっても冷たい。

「私」が変わったわけでも
成長したわけでもない。


連れが愛で私の心を満たしてたからこそ、
前向きでいられただけだったのだ…。

人に自然に優しくなれて、
愛を与えられてたのだ…。



改めてきづかされてしまった。。。


・・・・。

今書きたいのはこれだけ。。。

今書き残しておきたいのは
これだけ・・・。


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