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2002年04月03日(水)    +++母の日帰り手術+++




   以前から母は「下肢静脈瘤」で 足のふくらはぎあたりの
   血管が浮き出ていた。

   それは 母にとって コンプレックスとなり
   青く浮き出た静脈瘤を隠すため ロングスカートをはいたり
   足が見えないようにしていた。

   年をとっても コンプレックスは 消えるはずも無く
   長年の母の悩みでもあったようだ。

   ここ2ヶ月ほどで 理事長の母(私の姑)妹のお姑さん。
   2人が相次ぎ 骨折をし 入院したり自宅療養と
   不健康な事が 続いている。

   ある日 母が言った。
   「いややわぁ。今度は私かも・・・。」
   そう思う気持ちもわからないでもないけど
   「あほちゃう?縁起でもない〜」と私は笑い飛ばしていた。

   それから 何日かたって 唐突に母が言う。
   「ちょっと〜 私 足切ってくるわ。」と・・・。
   私「はぁ?」
   母「これこれ!」とスカートをめくり 静脈瘤を見せる。
   私「あー。決心したん?」
   母「暑くなってから 包帯巻いたり また出てこないための
     強力ストッキングはくのいややから。」
   私「なるほど。で いつ?」
   母「来週か 再来週・・・」
   
   母は いつも突然で 大胆なのだ。
   今日の手術日まで 1週間あるかないかだったと思う。

   母「いっぺんに両足って無理かな?」    
   今まで 何年も尻ゴミしていたくせに 決まるとこうだ。
   ついていけない。

   そして 今日 お昼過ぎから 手術してもらった。
   入院するのかと思ったら 日帰りで 3ヵ所切除し
   脂肪の塊も取ってもらったらしい。

   簡単だと言っても 麻酔もすれば 体を切るわけだから
   安心とも 言いきれない。
   
   送っていき 病院内へ入ろうとする私を振り切り
   「終わったら 連絡するから。家で 待ってて」と言い残し
   行ってしまった。

   ありゃりゃ。
   仕方が無いので うちに帰り 母の夕飯の用意をしつつ
   待った。

   2時間半ほどで 電話があり「歩いて帰れそうやし 良いよ。」と言う。
   「あほなこと言わんと 待っといて。」と
   病院へ向かった。
   
   膝の上から 足首まで 包帯を巻いた母は 痛々しかったが
   待っている間に シュークリームまで買っている始末。

   そして ひなに言う「ばぁば こんなに包帯してんねんよ。ほら〜」と
   見せる。

   見る見るうちに ひなは 泣き顔になり「ばぁば 泣いた?
   痛かった?注射恐かった?」と 泣き声で言う。

   全く!大人気ないったら。

   帰ってからも 痛くないと言っていたが 仕事から帰る時には
   さすがに 麻酔も切れて 痛さが出てきたよう。

   泊まるつもりでいたのに 再び お断りされたので
   帰ってきたが やはり 気になる。

   しばらく 消毒と経過の診察に 病院通いが始まる。
   早く 治りますように・・・。







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