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2001年09月19日(水) +++なべなべそこぬけ+++![]() 発表会が終わってからと言うもの ひなは 鍵盤にやたら触りたがる。 8月の末に 暇な時間少しだけ 楽譜を教えようかと試みた。 かわいいプーさんの一段の5線紙に どとれを書いて これが ど。これが れ。と音符の場所を教えようとしたのだが ただ鍵盤に触りたいだけの3歳児 覚えようとするわけはない。 とりあえず「なべなべそこぬけ」→「れどれどれれれ」と書いて 指の使い方だけ まさに言い放って ほったらかしのまま 昨日まで 過ぎてた。 発表会の前日は 我が家は異常に人の出入りが 多い。 リハーサルをかね 子供達は同じ時間に集合して 順番に お辞儀をしながら 練習して行く。 ひなは 今年その場所に居合わせたせいもあって 鍵盤に向かう前に ちょこんとお辞儀をし 弾き終わるといちいち椅子を降り また お辞儀し その場を立ち去り 又戻り お辞儀をし 鍵盤に向かう。ご苦労なことだ。 さて今日は 母の友人のピアノレッスン日。 「おばちゃん ドレミ上手やねぇ。」と言うひな。 母の友人は 60歳手前で ピアノを始めた 努力家だ。 5年かかって 両手で 簡単なポピュラー曲が弾けるようになって来た。 それを知ってか知らずか ひなは 俄然やる気を出したらしく 「ひなねぇ。ドレミのお部屋で練習してくるから おばちゃん後で来てねぇ。」とすたすた 一人で2階から降りて レッスン室に入っていった。 レッスン室には 大切な演奏データ−のFDもある。 触られて おじゃんにされてはたまらない。 慌てて 追い駆けた。 エレクトーンに座り プーさんの楽譜を置き 振り返り言った。 「ママ〜先生になって ひなにドレミ教えてくれるの?」 いかにも嬉しそうな笑顔に 負けた。 「弾いてみ」と言うと 案の定 好き勝手やりだした。 どの位置を 正して 音符の復習・・・。 その後 なべなべそこぬけを2本の指で 弾くように 音符を指で指しながら 促した。 れどれど れれれ〜〜 なんとなく弾けてる。 本人も嬉しくなったらしく 何度も弾く。 ふと 思い出したように 椅子から降りた。 そして お辞儀をして言った。 「ママ〜〜 ぱちぱちってしてよぉ。」 拍手を強要されたよ・・・。 初めて 自分で 弾けた曲。「なべなべそこぬけ」 覚えておいてあげるからね。 |