くもりときどき、はれ。
そら



 硝子と壁

ただただ、眠り続けた。
身体の疲れは取らなければならないから。

誰の言う言葉を、信じてはしればいいのか
本当は、自分の言葉を信じればいいのに…
自信も何も私にはない。

小さな欠片を取られたら、潰れてしまう
硝子の心。

その硝子が割れたら生きていけない事を誰もが知っている。

だから、その硝子が割れないように
その前に壁を作るのだ。
私は、その壁を作ってこなかった。
その壁はまがい物であるかもしれないから。
その壁を硝子だと思って生きていくかもしれない
それが怖いから。

出来ない。

私は、出来ないことは、出来ない。



2002年02月02日(土)
初日 最新 目次 MAIL


My追加