| 2007年10月19日(金) |
オールドヴィンテージ |
Ch.PALMERのオーナでもあるマーラ・ベッセ社の 蔵出しワイン(?)のテイスティング会だった。 エチケットに蔵出しした年を記入するのが特徴。
先に感想を述べると、いい経験ができたなぁ〜って感じ。 ボルドーの各地区のオールドヴィンテージを味わえたからだ。
『Cheval Noir 2003』と『Cheval Noir 1989』を最初に飲んだ。 黒い馬という名前だが、エチケットにはその名の通り黒い馬の絵。 そう言えば、焼酎に黒馬ってのがあったなぁww ヴィンテージ違いだが、どちらも桃のようなアロマで メルローが主体らしい飲み安さはあった。 2003はまだまだ若かった。(購入したので数年寝かしてみよう♪) 1989は飲み頃をむかえて、味わいに丸みが出ていた。
『Ch.PALMER 1991』 以前、1987を飲んだが、1991の方が力強いタンニンと深い味わいを感じた。 レンガ色で花と土のアロマ。スワリングをひたすらしていたら、 あっと言う間にスカスカになった。 まるで祭りの後の寂しさ。ついさっきまで舞踏会があったのに。。。 でも、厳しい年ならではの作り手の努力が感じられた。
『Ch.PICHON LONGUEVILLE BARON 1970』 今回の中で一番気に入ったワイン! さすがにこのくらいの年代になると色は茶色に近い。 アロマはスミレで、重厚な味わいにの上、驚くほど力強さが持続した。
『Ch.BEYCHEVELLE 1967』 まさに行き着くところまでいったという感じ。 茶色とオレンジ色が混ざった色合いに、グミのアロマ。 「Ch.PICHON」よりも重厚だが、躍動感がないという感じ。 ヴィンテージを感じながら味わうと言うのはこういったことなのだろうか。
『Ch.Bouscaut 1959』 グラーヴの中でもそんなに有名ではないシャトー。 茶色、土のアロマ、そしてもっとも驚いたことは 酸味の強いジュースのような味わい。 ビネガーまでとは言わないが、悪く言えば駄菓子屋のジュースw
今回学んだこと 「オールドヴィンテージはスワリングをしないことwww」
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