あっきーの日記

2007年04月29日(日)  闘牛は弱いものイジメ?!

昨日のショックをいつまでも引きずっていては、
もったいない。

朝早くにホテルをでて、ちかくの屋台で朝食を。
トルティージャのようなパンにはさんだ食べ物はまずまずだったが、
甘いミルクみたいな飲み物はどうも口にあわないw

テプロ・マヨールは見学路用の通路に沿って見易く、
併設の博物館はなかなか良かった。

国立宮殿に入るにはパスポートの提示が必要。
宮殿の壁画にはメキシコの歴史が描かれていた。
識字率が低かった頃に、壁画でモノを伝えようとしたリベラの絵。
宮殿の中は軍人(?)がいっぱいいた。

さて、今更ながら盗難届けを出しておこうと思って
ホテルの人に警察署の場所を教えてもらって、
メトロで移動したらそんな建物がないw
もう一度ホテルに戻って、文句を言うと、
今度はホテルの使用人みたいな人が連れ添ってくれた。
で、ホテルから歩いていける所に!
でも、日曜なので開いていなくて、
結局、街角の警察官に場所を聞いて、タクシーで移動。

ここで事情聴取。
スペイン語か英語か選べってな感じで、日本語は選択肢になしw
もちろん英語を選択っ。
盗まれた場所、状況など一通り話して、調書を書いて終了。
ここで
I had my wallet stolen.
って書いたが、Stolenじゃなくてlostに書き直せって言われた。
しょうがないから書き直したが、後で考えると紛失な訳で盗難じゃない。
これじゃあ、犯罪発生にはならない。
国際都市には重要な訳だが、なんかむかつく。

警察署を後にし、近くにディエゴ・リベラ壁画館があったので訪れる。
一番有名な壁画「アラメダ公園の日曜の午後の夢」があって、
まあまあの迫力。
写真を撮るには5ペソ必要って言われたので支払って、
鬼のように撮りまくるw

ところで、メキシコではディエゴ・リベラと
その妻のフリーダ・カーロが芸術家として有名。
今回の旅行での一番の発見は、フリーダ・カーロを
知ることが出来たこと!!
あまりフリーダ・カーロの絵を見ることが出来なかったが
フリーダ・カーロの絵は素晴らしい!リベラはまあ普通。

本日のメインの闘牛場へ移動する。
ところが雲行きが怪しくなり、雨が降り出した。
チケットを購入しようとしたら、一番安いチケットを買わされた。
できれば近くで見たいなぁって思っていたけど、結果的に正解。
なぜなら、闘牛は面白くなかったから。
牛が出てきて、トドメをさす!
を繰り返すだけ。3人の主役が次々出場してくる牛を殺すだけ。
6頭殺したところで、雨の寒さ、風の冷たさが身に堪え、
いい加減飽きたので、最後まで見ずに闘牛場をあとにした。
闘牛士の勇気を見せると言うよりも、なんだか弱いものイジメに見えた。

雨は上がったが、Tシャツでは寒すぎる。
昼間は暑いが、急に冷え込む。
そう言えば、国立宮殿で幼稚園ぐらいの絵が飾ってあったが、
どれも、曇りの絵ばかりで、太陽の絵が少なかった。
メキシコシティーの気候を表していた。

スリにあっても、一度ぐらいは少しマシなメシを食べようと、
国立美術館の傍の”Los Girasoles”でディナーを。
味はまあままだったけど、問題はお会計。
貰ったお釣りを数えるフリをして、なんとなく相手の顔を見ると
申し訳なさそうに、伝票の下から足りない20ペソが現れた。
オイオイ、、、チップは払うけど、
払う前から取るのはどういう了見だ!

メキシコ不信は深まるばかり・・・。

教訓:調書をきちんと書けるように英語をもっと勉強しよう!


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