小倉2歳Sは、武豊騎手騎乗のアルーリングボイスの勝利。 なんて、競馬日記のような感じだけど、 このアルーリングボイスの母親はアルーリングアクト。 母親も同じレースを勝っている。(当時の名称は小倉3歳S)
忘れもしない1999年の夏の終わり。 初めて訪れた小倉競馬場。 メインレースになんとか間に合ったが、 レース直前に突然の豪雨。 良馬場発表もクソくらえの展開から、 当時から牝馬と相性がよく、一か八かの騎乗に定評があった(俺に) 秋山騎手が勝ち名乗りを上げた。 馬券は外れたが、印象的なレースだった。
しかしアルーリングアクトはその後勝つことはなかった。 時は流れ、同じレースをその娘が勝ち名乗りを上げた。 母馬を知り、その娘の走りを見る。 時の結びつきを感じざるを得ない。 その瞬間、当時の自分を思い出し、 そして現在までの生き方を思い返す。
ただ馬券が当たった、ハズれたじゃなくて、 競馬の楽しみはこんなところにも感じる。
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