あっきーの日記

2004年12月13日(月)  自己責任と付和雷同

すごく有名だけど、いまさらながら見ました。
オグリッシュ
そう、香田証生さんの殺害シーンが公開されているサイト。
心臓の悪い方は見ないでください。
Searchに『koda』って入れたら、簡単に探せ出せます。

さて、本題はここから。
なんかイマイチこの話題について盛り上がりに欠けている。
新潟大震災と被ったのも原因だが、
自己責任という所在無いところに責任を全ておしつけて、
本質を隠してしまっている。

「テロに屈しないので、自衛隊を撤退しません。
今、日本人がイラクに行ったらこうなりますよ!」
詭弁です。
日本人にテロを理解している人がいるのでしょうか?
少なくとも、アメリカがイラクに行ったことはテロです。
もちろん9.11もテロです。
この報復行為のアフガニスタン侵攻もテロです。
しかし、アメリカの立場から見たものは全て「正義の戦争」です。

テロリズムを辞書で調べると
『一定の政治目的を実現するために暗殺・暴行などの手段を行使することを認める主義、
およびそれに基づく暴力の行使。テロ。』

自衛隊撤退の話はどうでもいいけど、
少なくとも自衛隊侵略のおかげで、日本はアラブ世界の敵になりました。
自衛隊を復興支援と本気で思っている人は、幸せな人です。
侵攻され、多くの人が殺され、国旗も変えられ、一方的に荒廃させておいて、
その侵攻を支援した国からの武装した集団を快く思えるでしょうか。
イラクの子供たちの目にどのように映るか本気で考えてるのだろうか。

現代世界史をもう少し気合入れて教える必要があります。
日本史なんて中学生レベルで十分。
結果的に、香田さんみたいな人は減るでしょう。


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